虚言癖のある妹に婚約者を取られたけど一向に構いません。

公爵令嬢のルナ・プライスには一歳下の妹のエミリーがいた。

エミリーは六歳のころからの虚言癖で周囲に嘘を言いふらし、ルナを貶めていた。

エミリーには人に信じてもらうことに才能があり、ルナの言葉は信じてもらえなかった。

そして十年後、エミリーはついに婚約者のレオ・ロバート皇太子まで取ろうとした。

「ルナ・プライス! お前との婚約を破棄する! エミリーのことを虐めていただろう!」

冤罪をかけられ、ルナは婚約者を取られてしまった。

「あはは! 残念だったわねお姉さま! これで王妃の座は私のものよ!」

「いや、一向に構いませんけど?」

後悔するのはそちらですよ?

★★★

レオはルナを裁判にかけようと、エミリーを虐めていたという証拠を集め始める。
しかしその証拠は一向に見つからなかった。

そしてレオは、エミリーが嘘をついていたことに気づく。
しかし遅かった。
レオはルナを冤罪にかけたことを糾弾される。

「だから言ったでしょう? 後悔するのはあなただと」
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