【完結】祭典とは名ばかりの生贄の儀式で、闇に堕ちた赤ずきんが嘲笑う

『童話好きによる世界平和のための祭典』
 都内某所にある現在改装中の宿泊施設を完備した世界最大級の図書館。
 その図書館で、各所に童話の特設スペースが設置され、その祭典が行われようとしている。

 その祭典の内容は、選ばれた30人の人間が改装中のその施設に1ヶ月寝泊まりをし、その評価をレポートに記すこと。
 30人の中で一番優秀なレポートが書けた人には豪華賞金もある。
 
 大学生4年生の神楽紫音は自他共に認める本の虫で、無類の童話好き。
 彼女はあくまでも純粋な気持ちでその祭典に応募をして当選をする。

⸺⸺祭典とは名ばかりの生贄の儀式だとは夢にも思わずに。

 そして話は彼女がその図書館を訪れ、東雲陽翔という男と出会うところから始まる。

⸺⸺

 これは図書館に閉じ込められた30人の男女が、館内を徘徊する闇堕ちした童話のキャラクターに翻弄され、死の恐怖に追いやられながらゲームクリアを目指すサバイバルデスゲームの話です。
 紫音と陽翔は本当のゲームの趣旨を見極め、仲間と共に生きてゲームクリアを目指します。

※怨霊・幽霊・怨念・思念体・神器等、現実では到底あり得ないようなSF設定を盛り込んでいます。
※一部残虐な表現が出てきますので、その意味でR15指定をしています。
※タイトル変更しました。
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