第7回キャラ文芸大賞エントリー小説一覧
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母親を亡くし叔父夫婦に預けられた小春は、高校入学を機に寮生活を送っている。だが相部屋の同級生がなかなかの曲者で、土日は彼女の友人たちとどんちゃん騒ぎを繰り広げているため物理的にも精神的にも居場所がない。
とある土曜日、夜の散歩に出かけていた小春は祖父・東雲明良の知人と名乗るあやかし、夜取と出会う。故人である祖父はとても心優しい性格で、それを帳消しにするくらい運が悪い人物だった。
明良は人間でありながら妖力がとても高かったという。自分が窮地に陥るたびにその場にいたあやかしに助けを求め、お礼として近い未来、妖力増幅の御利益がある大福を作るという約束をしたらしい。だが彼はもう亡くなっているからあやかしが視える小春が代わりに作ってほしいと迫られ──。
これは小春により作られた大福が、あやかしとあやかし、更にはあやかしと人間の縁を繋いでいくお話。
文字数 31,651
最終更新日 2024.01.31
登録日 2023.12.31
【第1部完結】中華風ファンタジー。蒼国の皇子“愁陽”と「空になりたい」という風変わりな姫“愛麗”は幼馴染。幼い頃、仲が良かった二人はある日を境に会えなくなってしまう。4年後、愁陽が辺境の地での戦いから戻ったとき、再会した愛麗はまるで別人のようで……。けれど、彼と再び過ごすうちに少しずつ彼の知る以前の彼女に戻っていく。そして、お互い、自分の中に芽生えていくそれぞれへの想いに気づいていく二人だったが……。愛麗は自分の中に生まれたもう一人の自分の影に怯えていたのだった。初恋の姫を守りたいと願う愁陽。皇子として平和を願いながら戦わなければならない矛盾と葛藤、傷つき悩みながらも成長していく。そんな彼の周囲に、人間の姿をしたオオカミの従者、仙人修行中の姉姫、いわくつきのイケメン護衛達が関わりながら、愁陽が蒼空(そら)の王となるその日までの物語を描く。そのはじまりの物語。
シリアスな設定ですが、ときにカッコよく、それでいてギャグもあって楽しんで読んでもらえるような、そんな物語を綴っていけたらいいなぁと思って書き始めました。いちおうハピエン? ※カクヨム様に掲載済みの作品を加筆・修正して上げ直しております。
文字数 105,478
最終更新日 2024.01.31
登録日 2023.12.30
沖縄県の手塚島で育った母子家庭の手塚大也は実母の死によって、東京の遠縁の大鳥家に引き取られる事となった。
大鳥家は大鳥コンツェルンの創業一族で、裏では日本を陰から守る政府機関・大鳥忍軍を率いる忍者一族だった。
沖縄県の手塚島で忍者の修行をして育った大也は東京に出て、忍者の争いに否応なく巻き込まれるのだった。
文字数 173,939
最終更新日 2024.01.30
登録日 2023.12.13
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