ファンタジー 詐欺師小説一覧
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東京で詐欺師をしていた宍戸薫(ししどかおる)は、その神がかりとも言える悪質かつ巧妙な手腕によって、弱者から金を搾り取っていた。
だがある日遂に検察によって起訴され、宍戸は全てを失った。
裁判によって有罪となり実刑判決を受けた宍戸は、刑務所への移送中、恨みを買っていた人間から依頼を受けたヤクザに殺されてしまう。
意識が戻った時、そこは死後、罪人が送られる地の果てだった。
言葉にする事もできない想像を絶する苦しみと絶望、そして終わりのない痛みを味わい続け、そして突然選択を迫られる。
「永遠に終わらないこの苦に耐え続けるか、それとも世界を救い、永遠の安楽を得るか」
宍戸は迷わず選ぶ。
「世界でもなんでも救ってやる…だから、今すぐ俺をここから出せっ…!」
痛みから解放される宍戸。そして目の前には異様な雰囲気を漂わせているゴスロリ姿の一人の少女。
彼女の名前はシャーリー。宍戸を監視する役目を負った地獄の番人だと言う。
宍戸は訳の分からないシャーリーに対し、テキトーな態度を取っていたが、次の瞬間にあの耐え難い苦痛を再び味合わされ、自分の置かれた状況を認識する。
宍戸は二度とあの地獄のような経験をしたくない一心で、仕方なく世界を救う道を進む。
そして数ヶ月が経ち、宍戸は…
文字数 6,429
最終更新日 2024.05.15
登録日 2024.05.15
「リリーナ! 貴様との契約を破棄する!」
結界魔術師リリーナにそう仰るのは、ライオネル・ウォルツ侯爵。
「彼女は結界魔術師1級を所持している。だから貴様はもう不要だ」
とシュナ・ファールと名乗る別の女性を部屋に呼んで宣言する。
リリーナは結界魔術師2級を所持している。
ライオネルの言葉が本当なら確かにすごいことだ。
……本当なら……ね。
※完結まで執筆済み
文字数 3,776
最終更新日 2022.05.24
登録日 2022.05.23
世界に破滅をもたらす七つの呪い。
憤怒の罰を受けた加地春人は、過酷な異世界で運命に翻弄されていく事となる。
生き残るのために必要なのは、知恵か。仲間か。
解き放たれた呪いは、世界をどう変えてゆくのか。
文字数 122,556
最終更新日 2021.04.27
登録日 2021.03.13
トラックに轢かれた高校生、白樺珀斗(しらかば はくと)は、前世の行いが良かったのか、神様から、異世界で自由に生きろと言われ、スキルを貰い、ファンタジー世界に転生させられた。
転生したハクトは、神様からのガイド役を任されたという精霊、シルフと一緒に旅に出たのだが、幸か不幸か、幾たの偶然が重なり、宮廷魔導士となってしまった。
しかし、ハクトは魔法が使えず、この事がバレたり、国に恥をかかせたら、最悪の場合、極刑、つまり首が飛ぶ可能性がある。
そんな事を避ける為、ハクトは、“嘘を本当だと思わせる”スキル【詐欺師】と、数少ない現代知識を駆使し、生き残る為、今日も足掻くのであった。
文字数 23,785
最終更新日 2020.09.02
登録日 2020.08.15
腕が吹き飛ぶ大怪我でも一瞬で治癒できる高価なポーション。
どんなに硬い鱗を持つモンスターでも、やわ肉を切り裂くように簡単に斬れるアダマンタイトの剣。
冒険者には常にお金が必要だ。
モンスターを倒しコツコツとお金を稼ぎ、そのお金でまた装備を買いまたモンスターを倒す。
そんな地道な作業を繰り返し強くなっていく。
そうしてる間に何人の冒険者が命を落とし、語り継がれる英雄譚も無く忘れ去られるだろうか。
命知らずと自殺志願者では全く意味合いが違う。
冒険者といえど恐怖に迷い立ち止まる時もあるだろう、もしもっといい装備があったら死なずに済んだかもしれないと嘆くこともあるだろう。
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分不相応に高価な装備を買う冒険者。
最短距離で冒険者のランクを駆け上がるルーキー達。
そんなお手伝いをする冒険者の強い味方。
お金に困ったら是非ニコニコファミリアへお立ち寄りください。
ただし返済はびた1文まからないし、1日だって期日は待ちません。
返済が滞れば鬼のような催促が来ますので、皆様お気を付けください。
文字数 29,680
最終更新日 2019.03.01
登録日 2018.08.29
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