SF 実験 小説一覧
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1
【連作短編054】 蟻 全37話 ―悲しみの有無、不明―
脳だけ、アリの体に引っ越す。
研究者・篠原夏生は、没入型生体模倣システムを使い、クロオオアリの一員として巣の中を生きる実験を始めた。匂いで動き、匂いで止まり、理由ではなく構造に従って運び続けるうちに、一つの問いが残った。
《悲しみの有無、不明。》
やがて助手の村瀬が潜入し、被験者の田所が加わり、三人はそれぞれ別の深さでアリになっていく。研究室の床には白い猫、ハルがいた。ただいるだけだった。
意識とは何か。個とは何か。そして、消費される側に何かが残るのか。
全三十七話。
2
逃げられないを受け入れて。
政府公認の人体実験の被験者となった主人公のお話です。
3
ユビキタス
ユビキタス。ありとあらゆる場所から情報を引き出すことができる技術。人類の憧れであり、届かぬ目標であった。
S博士は助手と二人、あるアプローチで挑むこととなる。
4
変人博士の発明記録
変わり者の博士と無愛想な美人秘書の活動記録。
5
思い上がり(ショートショート)
泥酔した末に、実験室のような場所でベッドに拘束されていた芳佳。彼女のそばには、見覚えのある女性が立っていた。
6
『Dystopia 25』 ~楽園~
閉鎖された大きくて深い、密林のジャングル奥地。
その空間の中心には、秘密裏に作られた大きな集落『コロニア』
そこに今では万に近い数の人類が住み、独自世界の発展を継げていた。
「衣」 「食」 「住」
全てが「配給・配備」され、なに不自由が無い楽園のような生活が確保されている。
人類が主権による争い、天災や厄災による不幸も無く、貧困や差別も無い平和が約束されたこの世界の未来は、どうなっていくのだろうか。
その先に、本当の「人間」が浮き彫りになっていく・・・・・・
7
怪物万事塞翁が馬
将来への希望もなく、ただ漫然と生きるだけの会社員A氏。彼はある夜、見知らぬ男から「地球の為に、働いてみる気はありませんか?」との誘いを受ける。怪しみながらも、とある施設へ出かけた彼を待っていたのはトンデモナイ依頼であった。
彼は、怪獣タイプの”異星人”になったのだ。そして以前と同じように、平凡な社会生活を送り始めた。その結果は、果たして……。
地球全てを巻き込んだ壮大な社会実験とは何か。そして、その裏に潜む大きな謎とは。 人類が宇宙へ飛び出す時、彼らが通り抜けなければならない、大いなる試練の物語。
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