恋愛 王位争い小説一覧
7
件
公爵令嬢であるマルテリアは、婚約者である第二王子に対して疑念を抱いていた。
基本的には紳士的である彼には、裏の顔がある。様々な事柄から、マルテリアはそのように考えていたのだ。
ある時彼女は、第二王子から婚約破棄を告げられた。
困惑しながらもそれを受け入れたマルテリアは、その帰り道で襲われることになった。第二王子が、彼女を始末しようとしていたのである。
そんな彼女を助けたのは、第三王子であるウルドであった。
身を張ってマルテリアを助けた彼は、兄である第二王子が何を考えているかを知っていた。
彼は来たるべき王位争いに向けて準備をしていたのだ。
その関係でマルテリアが邪魔になり、凶行に及んだのである。
それを知ったマルテリアは、第二王子の王位継承を阻止することに決めた。
目的のためになら手段を選ばない悪辣な彼を、王にしてはいけないとマルテリアは考えたのだ。
その意見には、ウルドも同意してくれた。
こうしてマルテリアは、彼と協力して元婚約者を止めることになったのだった。
文字数 19,302
最終更新日 2023.09.21
登録日 2023.09.19
とある国では、公爵家から優秀な子を一人差し出し、その家同士で誰が優秀かを競うことがあった。
そして、その優秀な者は王となる資格を得るのだ。
血筋は関係なく、優秀な者を上に立たせようという身勝手な大人の発想から成り立ったもの。
殺す事も許可され、王となった子を持つその家は王族の仲間入りとなる。
だから、公爵家は優秀な殺戮者を育てようとした。自然に、どの公爵家も冷酷な殺人鬼の集まりとなった。
ただ、一人を除いて…
エレス・ダーテヘレスこと藤原結は、その話の憑依者となった。
前世の彼女は天才とうたわれ、とても張り合いのなくつまらない日々を過ごしていた。
そんな中、あまりにも突飛的で科学でも証明できないことが起こった彼女は、それはとても面白がった。
けれど、問題なのは憑依したエレスは、ちょうどその王決定戦の時だった。
天才であるがゆえに友達がいなかった彼女は、この場違いな場所で友達を作ろうと決意したのであった。
彼女の頭脳の方が上か、彼らの人殺しの技が上か、その物語が今始まる。
文字数 10,034
最終更新日 2023.05.14
登録日 2023.05.14
エミリア・レロヘス子爵令嬢は、妹アデリーナの誕生日を祝うパーティーで、婚約者であるヤミル・クルーガー伯爵令息から婚約破棄を告げられる。
アデリーナが、数々の嫌がらせを受けたと嘘を吹き込んだからだ。
その場で母マリアンからも、レロヘス家からの放逐を宣言されてしまう。
エミリアは涙を流すが、それは悲しみの涙ではなく、喜びの涙だった。
彼女は、この婚約破棄の場面を何回も経験していた……
初めての放逐という結果に喜び、母の気が変わらぬうちに……と足早にレロヘス家を去る。
その後のエミリアの物語――――
妹のアデリーナと母親のマリアンの“ざまぁ”は、8・9・10話と後半にもあります。
①②など、丸数字が先頭にあるエピソードタイトルが“追放サイド”の没落に関するエピソードであります!
⑦まであるはずでありますっ!
※※『小説家になろう』さん『カクヨム』さんへも投稿しています。
文字数 104,464
最終更新日 2022.07.03
登録日 2022.06.12
【2021.7.7. 気ままに更新に変えます! 不定期更新中〜】
大学の卒業式の帰り道、誰かに呼ばれた気がして振り返った水口有紗は、異世界へと召喚されてしまう。
邪神に祝福され、邪神の神子として現れた有紗を、召喚した神官達はすぐに崖から落として処刑する。
だが、なぜか有紗は生き延びた。
そして森をさまようが、水や食べ物を口にできないことに気づく。空腹でさまよう有紗は、死にかけている同国の王子を見つける。
助けた王子になつかれた有紗は、安泰ライフを手に入れるため、王子を王にしようとたくらむ。
食事が邪気になってしまい、ただ飲み食いしているだけなのに、周りの人を健康にしてしまう有紗と、身分の低い側妃を母にもつため不遇な王子の、共依存のような、いびつな愛の行方は。
※R15は残酷描写、流血表現への保険です。
※主人公が血をなめるような描写があるので、苦手なかたは気を付けて。
神子としての異世界召喚もの、ハードモードバージョンです。
※なんかだんだん、「人生を諦めた人達の、復活譚」みたいになってきました。戦記ものみたいな雰囲気。
今のところ、第四部までなんとなく構想があります。なんとなく、ですが。
試しに書いてみた作品です。
ついでに設定を詰め直したら王位争いの話に変わってきた。二人で領地を良くしながら、他の王子を出しぬいてく感じにしようかなー。
★1Pが1000~4000字ていど。2000字前後を目安に更新してますが、分量が少ない時は少ないです。
★一部ごとに大雑把なプロットを作って、遊び心八割で、わりとノリで書いてます。
・2018.6/28 HOT 9位ありがとう~。
恋愛 16位ありがとう~。
・2019.3/2 四章までの改稿とさしかえを終えました。レグルスのいる国をアークライト→ルチリアに変更し、一部キャラの出番をひかえめにしたりしました。
予定では大きく変更するつもりでしたが、五章を一部に入れて、その続きで方向転換できると気づいたのでそうします。
・なろうでもまた公開することにしましたが、こちらが先行公開です。
文字数 368,722
最終更新日 2021.07.27
登録日 2018.06.23
公爵令嬢リーデハルトは見た目こそ儚げで華奢だが、その実かなりのぐーたら娘だった。
社交界での言葉遊びや腹の探り合いに辟易した彼女は、自身を病弱だと偽り、引きこもりの生活を送るようになった。
だけどそんなある日、彼女はひょんなことからこの国の第一王子であるユーリアスと婚約することになった。ユーリアスはなんちゃって病弱なリーデハルトとは違い、本物の病弱である。
お互いの利害が一致したがための婚姻であったため、てっきり白い結婚になるだろうとリーデハルトは思っていたけれど。
*エセ病弱ヒロインとガチ病弱ヒーローが色々頑張るお話です
文字数 27,193
最終更新日 2021.05.09
登録日 2021.05.06
高貴な婦人の間で密やかに囁かれる噂。
一度抱かれれば二度と忘れられないと評判の高級男娼ルセド。
神出鬼没な彼は渡をつけることさえ極限られた者にしか許していないが、さらに買うためには幾つかのきまりがあるという。
ひとつ、素性について詮索はしないこと。
ひとつ、食事など行為以外の余計な事求めないこと。
ひとつ、髪が銀色でないこと。
「おかえり、ヴィー」
男娼は今日も永遠に触れられない花を囲う。
※ヒロイン以外との行為のみ。まあまあがっつり描写あります。
文字数 4,560
最終更新日 2020.05.09
登録日 2020.05.09
子だくさんな国王には18人の王子がいます。
いろいろ考えて、わたくしは第11王子を射止めました。
文字数 1,356
最終更新日 2020.01.24
登録日 2020.01.24
7
件