現代文学 生きづらさ 小説一覧
12
件
1
仕事も生活も問題ない。
それでも「前向きになれない自分」を責めてしまう女性が事務所を訪れる。
前を向けない日は、間違いなのか。
立ち止まることは、悪いことなのか。
必要なのは、誰かの評価か――それとも、自分を許すことか。
夜の街で今日もまた、一つの相談が片付く。
証拠なんて、最初からいらなかった。
文字数 1,050
最終更新日 2026.02.14
登録日 2026.02.14
2
男になった。
それでも、理想の男にはなれない。
努力を続けても消えない「足りない」という感覚。
それでも進むしかないのか、それとも――。
探偵事務所に持ち込まれたのは、
終わりのない“自分との戦い”の相談だった。
文字数 1,128
最終更新日 2026.02.12
登録日 2026.02.12
3
「強くなりたいんです」
落ち込みやすく、人に迷惑をかけてしまう自分を変えたい――そう相談に来た女性。
だが彼は問い返す。
その強さは、本当に自分のためなのか。
認められるために強くなろうとするほど、人は自分を追い詰めていく。
決断を急がなくていい。ただ、自分を否定しないことから始めればいい。
夜の街の探偵事務所。
今日もひとつ、証拠のいらない相談が終わる。
文字数 1,125
最終更新日 2026.02.10
登録日 2026.02.10
4
「怒られるのが、怖いんです」
夫にも、親にも逆らえず、気づけば何でも自分のせいにして生きてきた女性。
逃げることすら「悪いこと」だと思い込んでいた彼女に、男はただ一つだけ告げる。
――それは、生き延びるための知恵だっただけだ、と。
怒られないために生きてきた人生に、証拠はいらない。
文字数 1,276
最終更新日 2026.02.08
登録日 2026.02.08
5
家族も友達もいる。
なのに、理由もなく「死にたい」と思ってしまう女子高生。
答えも説教もいらない。
ただ話を聞くだけの夜の事務所で、男は静かに言う。
「決めなくていい。今日は、生きてるだけでいい」
虚しさを抱えた夜に寄り添う、静かな人生相談。
文字数 1,152
最終更新日 2026.02.05
登録日 2026.02.05
6
食べるのを、やめられない。
それは甘えか、逃げか、ただの弱さか。
――違う。ただ、生き延びる方法だっただけだ。
証明も、言い訳もいらない。
生きてきたなら、それでいい。
――証拠はいらない。
文字数 1,003
最終更新日 2026.02.04
登録日 2026.02.04
7
深夜のコンビニ。
袋一枚を理由に、男は店員へ怒鳴り続けていた。
だが本当に破れていたのは、袋なのか、それとも――。
答えも判決もいらない。
壊れる前に、止まれればそれでいい。
――もう、証拠はいらない。
文字数 1,189
最終更新日 2026.02.02
登録日 2026.02.02
8
「何もしたくない」と吐き捨てる、十代後半の少年。
怠けでも逃げでもない、その言葉の裏にあるものを、主人公は裁かない。
問い詰めない。励まさない。
ただ、削られ尽くした心の“停止”を見抜くだけだ。
動けない時間にも意味があると知ったとき、
少年はまだ、自分を失っていないことに気づく。
――立ち止まることは、敗北じゃない。
それが分かっているなら、
もう、証拠はいらない。
文字数 1,138
最終更新日 2026.02.01
登録日 2026.02.01
9
金はある。
仕事もある。
生活も、壊れていない。
それでも――
「安心できない」と男は言った。
いくら稼げば、不安は消えるのか。
答えのない問いに、追い詰められていく相談者。
金が欲しいのか。
それとも、価値が欲しいのか。
静かな問いかけの末に辿り着くのは、
数字では埋まらない“安心”の正体。
選ばれている証拠も、
価値を示す証明も――
もう、いらなかった。
文字数 1,176
最終更新日 2026.01.30
登録日 2026.01.30
10
11
俺だってできることなら
誰にも迷惑をかけずに
誰にも頼らずに
誰にも見下されずに
”普通に”生きたい。
※だいぶ鬱注意。
着地だけ「イイハナシカナー?」風味。
文字数 10,117
最終更新日 2024.04.13
登録日 2024.04.13
12
〈出生率過去最小〉〈がん死亡率全国ワースト〉〈脳血管疾患死亡率全国ワースト〉〈自殺率全国ワースト〉〈最低賃金全国ワースト〉俺はこんな社会で郵便局非常勤職員として生計を立てている。かつてはラグビー大学選手権優勝メンバーだったが、ある事件を境に転落人生を歩んでいる。独身、安月給の借金生活、毎日息苦しい生活。終わることを知らない腐肉と糞尿の顔面騎乗。友人の三田村は教員採用試験になかなか合格せず、未だに臨時講師として働いている。這い上がるチャンスがない。俺たちは敗北者なのか。衝撃の結末に現代社会の闇が潜在している。
文字数 24,821
最終更新日 2023.09.15
登録日 2023.07.16
12
件
アルファポリスの現代文学小説のご紹介
アルファポリスの現代文学小説の一覧ページです。
ヒューマンドラマや純文学を中心とした現代文学が満載です。
人気のタグからお気に入りの小説を探すこともできます。ぜひお気に入りの小説を見つけてください。