歴史・時代 フィクション 小説一覧

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【完結】二つに一つ。 ~豊臣家最後の姫君

大阪夏の陣で生き延びた豊臣秀頼の遺児、天秀尼(奈阿姫)の半生を描きます。 彼女は何を想い、どう生きて、何を成したのか。 入寺からすぐに出家せずに在家で仏門に帰依したという設定で、その間、寺に駆け込んでくる人々との人間ドラマや奈阿姫の成長を描きたいと思っています。 ですので、その間は、ほぼフィクションになると思います。 どうぞ、よろしくお願いいたします。 本作品は、カクヨムさまにも掲載しています。 ※2023.9.21 編集しました。
2

逢坂の月、尾花のしらべ

音は、耳だけで聴くものだろうか。 平安の世。楽の名手・源博雅は、失われかけた琵琶の秘曲を求め、逢坂に住む盲目の奏者・蝉丸の庵へ通っていた。そこで出会ったのは、幼い日に聴力を失った少女・阿古。亡き母の声が記憶から薄れていく彼女に、博雅の笛は届かない。 二度叩く敷居、風に揺れる尾花。小さな合図を交わす日々が、音を伝えることの意味を変えていく。 そして三年目の月夜。待ち望んだ秘曲が響くとき、少女との約束が博雅の心を揺らす。 焼け跡にも芽吹く薄のように、喪失の先で育つ絆を描く。 『今昔物語集』の説話と、ススキの花言葉「心が通じる」「生命力」を織り込んだ、静かで温かな歴史短編。
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紅 ー紅之介と葵姫の四季の物語ー

山深い椎谷の里に預けられた葵姫、その姫に仕える二神紅之介。2人の四季の物語が始まる。それは人知れず、はぐくまれた禁断の愛の姿であった。 春、葵姫が山深い椎谷の里に到着した。そこで仕える二神紅之介と出会った。お互いに関心のない2人であったが、あることを境に次第にひかれ始めた。 紅之介には秘密があった。彼は紅剣と呼ばれる神一刀流という殺人剣の継承者であった。そしてもう一つ・・・紅之介は実は女であった。それは頭領の百雲斎しか知らぬ秘密であった。 やがて愛し合う二人であったが、戦いの渦に巻き込まれていく。
4

世界の昔話

不定期更新です。すいません。 短編を中心にやっていこうと思います。 よろしくお願いします。
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衣川に、静かな花は咲く

兄・頼朝に追われ、奥州平泉へ落ち延びた源義経。その傍らには、最後まで忠誠を誓う武蔵坊弁慶がいた。ある秋、弁慶は道端で踏み折られた「いきくさ」と、父を失った少年・三郎に出会う。 折れても根を張る草を館へ持ち帰った二人は、いつか花が咲いたら、その前で笛を聴こうと約束する。 しかし鎌倉の圧力は日ごとに迫り、静かな衣川にも運命の朝が訪れる。 「静寂」「静穏」「穏やか」「やさしい心」「信じて従う」――ベンケイソウの花言葉を、弁慶の剛勇の奥に秘めた優しさと、主従を越えた義経への信頼に重ねて描く歴史短編。 生きること、守ること、そして信じること。 倒れてなお伝説となった男が、未来へ託した本当の強さとは――。
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【完結】敵は恐山にあり!?

出てくる皆が主人公! 幸せに暮らしていたある地方領主の娘である灘姫。突然味方の裏切りに会い城と家族を無くし、敵に誘拐されてしまいます。生き残ったくノ一、弥生とともに茶屋へと潜入し、自国を滅亡へと陥れた敵国の情報を探っていると、事はただの領土争いではなく非常に複雑な展開を迎えます。 敵は恐山にあり!? 六月は21時頃更新予定です。 第八回歴史時代小説大賞 エントリー作品。 (旧タイトル灘姫は新月と共に) 主な登場人物 【灘姫】 羽後にある曉国の姫。両親を殺され、裏切者に捕えられるが逃げだすことに成功。忍頭の言葉を頼りに旅に出る。容姿端麗で頭脳明晰な完璧美女。 【弥生】 灘姫の侍女兼護衛。 裏切者から逃げ出した灘姫に再会し 一緒に旅に出る。 運動神経抜群のくノ一。 【弥助】 城の忍部隊の中堅。 兄弟子に師匠を殺され自信喪失。 師匠より預かった巻物と遺言を頼りに 灘姫を探す旅に出る。 【左京】 灘姫を連れ去った忍。 姫を解放した後行方不明。 【才蔵】 弥助と弥生が幼き頃より親代わりとして育ててくれた、暁国の忍頭。 【風魔小太郎】 弥助の師匠である、才蔵の師匠。 師匠を亡くした弥助の手助けを してくれる心優しき翁。 【猿飛佐助】 弥助、弥生の実の父親。 才蔵とは幼なじみであるが 性格は正反対の孤高の忍者。 己の利益のみを考えて動く。 ※本編は予告なく加筆修正します。 本作の中の国名は架空です。
7

あえのこと

奥能登で米農家をしていた又吉は、神事に使われる分だけは年貢のお目こぼしされることに気が付いた。 架空の神事を行ったということにして、各々備蓄をしたらいいのではないかと提案したところ皆がそれに賛成。 それから五年がたったある日。 急にわざわざ七尾から上役がありもしない神事を視察にくるといったからさぁ、大変。 神事は架空。 でもそんなことがばれて年貢に払う分をちょろまかしてたことがばれるわけにはいかない村人は本当に神事をやって嘘を誠にする大芝居をすることにした。 イラストは illustACさんからお借りしてます。 イラスト作者: yoshikoさん
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藤次郎と滝之丞とたま

将軍家治には秘密がある。 幼い頃より、ずっと見守り続けている母娘。 二人が 穏やかに暮らしていくことが望みだが、活動的すぎるむすめっこ「たま」は、しばしば、いざこざに巻き込まれる。「たま」を補助するよう、お庭番 藤次郎がおくりこまれた。 《まったくのフィクションです》
9

処刑人×夫人革命逃亡記

一話に付き最低一枚絵を冒頭に挟んでます、ダウンロード容量にはお気を付けを。 追記:ごめん、私の容量が足りんかった。十一話以降の絵は遅れる。 庶民から成り上がり、いつしか先王の愛人となっていた女──アデル。 ある日、彼女は冷徹な高等法官レイモンを見初め、「恋人に」と誘う。 だが、その男の正体は国家公認の処刑人だった。 これを“侮辱”と受け取ったアデルは、革命裁判所に彼を起訴する。 しかし、時代はすでに革命の渦中。 裁判費用の捜査を通じて、アデルによる亡命貴族への金品輸送が発覚。 彼女自身が死刑宣告を受けることになる。 命乞いすら惨めとされる中、処刑を任されたのは皮肉にもレイモンだった。 だが彼は、幾千の命を奪い続けてきた過去に疲弊していた。 その隙を突き、アデルは彼を人質に逃亡。 共に逃げる中、二人は互いの罪と傷を詫び、感謝し、 やがて――奇妙な共犯関係として新たな旅路へと踏み出す。 「私は祖国と財産を取り返す。」「……今まで殺した人間と、処刑予定だった三千人以上を助ける。」 ──捕まれば即、断頭台。 交錯する赦しと野望、血と魂の逃亡劇が今、始まる。 史実では処刑されている人物がモデルなのともう少し後の時代のネタが使いたいのでその関係でフィクション寄りとしていますが最後の方で解説を一応挟ませてもらいます。
10

春のあけぼの

長州・松下村塾。 そこには、秀才と名高い久坂玄瑞を悩ませる「困りごと」があった。食客・冨永有隣の、所構わぬ放尿という悪癖である。 その都度、黙々と水を汲み、壁を洗い流すのは、松陰の末の妹・文。 陰気で口数が少なく、まるで「植木鉢」のようだと文を評していた久坂だったが、ある奇策を講じて彼女を助けたことから、二人の距離が静かに動き出す。 のちに夫婦となる二人の、瑞々しくも不器用な出会いを描いた幕末短編。
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