歴史・時代 和歌 小説一覧
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13件
1
『鬼武蔵の矜持』
【最後に咲いた薩摩の意地】
◆ 時代・世界観
天正十五年(一五八七年)五月。
破竹の勢いで九州平定を進めていた島津家は、関白・豊臣秀吉が率いる十数万の大軍勢に呑み込まれ、絶体絶命の危機に瀕していた。
主君・島津義久は髪を落として降伏。戦神・島津義弘までもが刀を収める中、薩摩北辺の要衝・大口城には、頑として城門を閉ざし続ける六十二歳の老将がいた。
――その名は新納武蔵守忠元(にいろ むさしのかみ ただもと)。人は彼を「鬼武蔵」と呼ぶ。
◆ 物語のあらすじ
「御屋形様をお一人で恥の海に沈めてなるものか」
死を覚悟して籠城する忠元のもとへ届いたのは、涙ながらに生き延びることを乞う主君からの親書だった。
己の名誉のための討死を捨て、主家のために泥水を啜る覚悟を決めた老将は、単身、秀吉の本陣へと乗り込んでいく――。
秀吉の前で切った命がけの啖呵、天下の文化人・細川幽斎との即興連歌対決、そして幕末の西郷隆盛らを生む「郷中教育」へと繋がる魂の継承。
文武両道の老将が、命を賭して魅せた薩摩武士の矜持を描く本格歴史ドラマ!
2
蛍の君
時は平安時代宇多天皇の御代。
高貴な藤原時平・仲平兄弟と三角関係に陥った美しい女房の伊勢。
仲平を拒むこともできず、かと言って時平に思いを伝えることもできなかった伊勢の背中を押したのは、命がけで仲平に思いを伝えた大納言家の姫君だった。
元ネタは「伊勢物語」、「古今和歌集」、「伊勢集 歌物語部分(通称「伊勢日記」)」。
エブリスタで書いた同名タイトルを大幅加筆修正しました。
別物としてお楽しみください。
3
宇治山のK法師
K法師の話。
4
遠き秋夜夢 <頼朝と政子〉
源頼朝と北条政子、伊豆に於いて、まだ互いに幼い頃の話。
(昔にかいた絵と文の再録です)
5
歌語り
日本の昔話を歌物語にしてみました。
一話完結の短編です。
カクヨム、小説家になろうにも同じものを投稿しています。
6
歌と狐と春の雪
強く思いを込めて詠む歌は『誦文歌』となってこの世に奇跡をもたらす。寛弘三年の平安京を舞台に、狐と人と、人ならざるものたちが織りなす和歌威徳譚。
7
夢幻の飛鳥2~うつし世の結びつき~
稚沙と椋毘登の2人は、彼女の提案で歌垣に参加するため海石榴市を訪れる。
そしてその歌垣の後、2人で歩いていた時である。
椋毘登が稚沙に、彼が以前から時々見ていた不思議な夢の話をする。
その夢の中では、毎回見知らぬ一人の青年が現れ、自身に何かを訴えかけてくるとのこと。
だが椋毘登は稚沙に、このことは気にするなと言ってくる。
そして椋毘登が稚沙にそんな話をしている時である。2人の前に突然、蘇我のもう一人の実力者である境部臣摩理勢が現れた。
蘇我一族内での権力闘争や、仏教建立の行方。そして椋毘登が見た夢の真相とは?
大王に仕える女官の少女と、蘇我一族の青年のその後の物語……
「夢幻の飛鳥~いにしえの記憶」の続編になる、日本和風ファンタジー!
※また前作同様に、話をスムーズに進める為、もう少し先の年代に近い生活感や、物を使用しております。
※ 法興寺→飛鳥寺の名前に変更しました。両方とも同じ寺の名前です。
8
蓮の月 ――愛する人を遺そうとした尼・貞心尼――
【あらすじ】
文政三年。夫と離縁し、二人の幼子を失った誠(貞心尼)は、雪深き閻魔堂で「悲劇の尼僧」の型を静かに演じるように生きていた。
空虚な日々の中で出会ったのは、村の子供らと手まりをつき、欲もなく生きる老僧・良寛。
ひとつの手まりと一首の和歌をきっかけに、ふたりは互いの魂の奥底を通わせ、密やかな時間を重ねていく。しかし、その幸福は、天保元年の霙(みぞれ)降る夜、良寛の悲しい死によって打ち砕かれた。
「私が、和尚様を残すのだ――」
良寛を独占したいという焦燥と慈愛。誠は、生前に交わした書簡や和歌の編纂に没頭していく。
だが、誠の指先が紡ぎ出すものは、単なる記録ではなかった。
自らの名が記された宛名を鋏で切り落とし、老いの嘆きや泥にまみれた失敗談を火鉢にくべ、「美しく清らかな良寛」という都合の良い幻影を作り上げていく誠。
自らの朱筆が削り落としたのは、生身の良寛か、それとも己の罪か――。
やがて時が流れ、良寛に一度も会えぬままその言葉を追い続ける僧・蔵雲が現れる。
ふたりの「共犯者」は、それぞれの後悔と執着を抱えたまま、再び朱筆を握るのだが……。
【本作の見どころ】
◆ 史実の空白に挑む、至高の人間ドラマ
歌集『蓮の露』や『良寛道人遺稿』誕生の裏側にある「語られなかった歴史の余白」。
愛する者の生を切り刻み、美しい「作品」へと昇華させてしまう人間の業と葛藤を描き出します。
◆ 貞心尼の狂おしくも清らかな「執着」と「解放」
良寛を自分だけのものにしたいと願うエゴから、すべてを受け入れて手放していく晩年の境地まで。
ただの聖人伝にとどまらない、一人の女性の壮絶で静謐な魂の軌跡。
◆ 静謐で美しい和歌と四季の情景描写
劇中で交わされる良寛と貞心尼の実在の贈答歌、そして新潟の豊かな四季が織りなす、深く余韻の残る美しい文章表現。
――語られなかった言葉に、光があたる。
和歌と愛の深淵を描く歴史文芸。
ぜひお楽しみください。
9
穂に出でにけり
北条泰時の源実朝への伝えられなかった片想い…
源実朝の和歌と北条泰時の和歌を引用していますが、それぞれの歌は実際にはこういった場面で用いられたものではありません、念のため。
10
くもらぬ月 ――幕末を照らした無私の歌人・大田垣蓮月――
愛する夫も、我が子たちも、父すらも——大切な者をすべて奪われた女がいた。
幕末の京。絶望の底で冷たい泥を握りしめた彼女は、黒い髪を切り「蓮月」と名を改める。
泥から土を丸め、鉄筆で和歌を刻む「蓮月焼」を生み出しながら、彼女は世間の執着や利権を風のように受け流して生きていく。
やがて彼女の庵には、画家を志す若き日の富岡鉄斎、倒幕の志を燃やす野村望東尼、そして殺気立った新選組や志士たちが迷い込んでくる。
天下を揺るがす大乱のなか、一切の私心を捨てて生きた一人の老尼が残した言葉と器は、西郷隆盛の胸をも穿ち、幕末の京都を静かに照らしていく。
実在した伝説の女歌人・陶芸家「大田垣蓮月」の八十五年の生涯を描いた歴史短編(全5話)。
11
源頼政、歌物語
平安時代を舞台に頼政の詠んだ歌で作ったなんちゃって歌物語です。
歌から話を作っているので詠まれた順などは順不同です。
「俊恵、危機一髪!」は鴨長明の『無名抄』の現代語訳です。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスにも同じものを投稿しています。
12
貝合わせ異聞
堤中納言物語の一篇、「貝合」からイメージを膨らませてみました。
※「小説家になろう」からの移植作品です。
※冒頭部分はほぼ原文の現代語訳になっておりますが、多々改変・挿入箇所がございますので、くれぐれも宿題などのご参考にはされませぬよう。
表紙イラストは深海さまより頂きました。
13
【完結】姫の前
江間義時。北条政子の弟として、棚ぼた的に権力者になってしまった彼は、元々はだんまりむっつりで、ただ流されて生きていただけだった。そんなやる気のない彼が、生涯でただ一度自ら動いて妻にした美貌の女官「姫の前」。後に義時に滅ぼされる比企一族の姫である彼女は、巫女として頼朝に仕え、義時に恋をしていた。※別サイトで連載していたものを微妙に変えながら更新しています。タイトルに※がつくものは、少しだけ大人向けになってる部分があるので苦手な方はご注意ください。
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