児童書・童話 ダークファンタジー 小説一覧
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12件
1
反転世界の鬼子の子
人間がオニと呼ばれる世界に、突然私は召喚されたんだ――
中学一年生の東雲秋穂《しののめあきほ》は、幼馴染の如月音奈《きさらぎおとな》に「いじめ」という名の「加護」を受けていた。
今日もいつものようにいじめられた後、秋穂を大きな雷が襲う。
外に落ちたはずなのに、身体の痺れを感じた秋穂は、視界の端に映る音奈に声をかけようとする。。
しかし、次の瞬間意識はなくなり、次に目を覚ましたのは『鬼』を『ニンゲン』と呼び『人間』を『オニ』と呼ぶ、不思議な世界だった。
鬼の世界に召喚された秋穂は、元の世界に戻るための手段を探そうとする。
そんな中、この世界に召喚されたのは自分一人ではないかもしれないことを知り……
※※※
2
鬼狩りトウヤ ー最後の鬼となる少年ー
少年トウヤ。
鬼に最愛の姉を殺された夜、彼は復讐を誓う。
だが、彼自身もまた鬼だった。
鬼王の血を引きながら、角を持たず生まれた"異端の鬼"。
人間を助けたことで鬼の里を追われた彼は、人間の世界へ逃れ、鬼を狩る者となる。
鬼でありながら鬼を斬る。
その正体が人間に知られれば、討伐されるのは彼のほうだ。
それでも彼は刀を振るう。
姉を奪った鬼を、この手で滅ぼすために。
鬼を狩る者たちの中に、鬼がひとり。
これは復讐から始まる少年の物語。
そして――やがて"最後の鬼"となる少年の物語。
3
ダゴベール王の静かな国
王は民を愛していた。ただ、それだけだった。
民を誰よりも愛し、“優しき王”と呼ばれていたダゴベール。争いも飢えもない、完璧な国を目指す王の前に、ある日、一冊の書物が差し出される。
――そこには、“すべての正しき行い”が記されていた。
王はその力を用い、人々を正しく導こうとする。法は厳格になり、争いは消え、国には平和が訪れた。
しかし次第に、人々は笑わなくなっていく。
感情を失ったように静まり返る街。誰も逆らわず、誰も本音を語らない。
それでも王は信じていた。
「これで、誰も苦しまぬ」と。
そしてある日、王は気づく。自らが守った国には、もう“人間らしさ”が残っていないことに。
これは“優しさ”が“恐怖”へ変わるまでを描いた、静かで残酷な王の童話。
4
カッパのドキアと吸血鬼「旅立ちの日」
カッパのドキアは他とは違う特徴を持っていました。「赤いくちばし」
彼が生まれた時、災いをもたらす者と殺されそうになります。だけど彼の両親は必死に頼み込んで生きることを許してもらいました。
だけど彼の命と引き換えに両親は危険な仕事へ、それで命を落としてしまいます。独りぼっちのドキア。村の掟に従って生きるために生きています。
そんな彼の前に外の世界からの侵入者が現れます。その侵入者は外の世界を知らないドキアに外の話をしてくれます。ドキアの興味は外の世界へ。
5
孤独な海賊と灰色の海
誰より恐れられた海賊は、誰より人を見捨てなかった。
灰色の海と霧の港町。
“黒潮の死神”と恐れられる海賊、ジミー・マロウは、人々から忌み嫌われていた。
無口で不器用な彼は、決して自分を語らない。
だがその裏で、困った人々を密かに助け、嵐の海へも迷わず船を出していた。
やがて人々は気づき始める。
この男は、噂のような怪物ではないのだと。
これは、“孤独だった海賊”が、静かに人との繋がりを得ていく物語。
6
私をこの世界に堕としたのは、だぁれ?
私をこの世界に堕としたのは、だぁれ?
アリスが見る悪夢には意味がある。
絶望、恐怖、狂愛と狂哀。
全ては本当の世界にあったモノ。
暗く閉ざされた部屋で、アリスは目覚める。
短いお話しですが、完結しました!
7
Alice〜Another Story〜
不思議の国の住人達の怪しい企てと、出口を探し彷徨うアリス、誰の味方なのか分からない白兎。
あの夢とはまた違う、これは別の夢物語。
8
【二重心象絵本】『ちーちゃんとかれはさん』
「優しさは、ときどき枯れ葉の声をしている。」
優しさとは何か、命とは何かを、子どもの視点と大人の視点、その二つの心で描いた「二重心象絵本」。
一枚の枯れ葉と少女・ちーちゃんが紡ぐ、笑って、遊んで、そして静かに胸の奥へ残り続ける物語です。読み終えたあと、何気ない秋の景色が少しだけ違って見えるかもしれません。
9
『光の蝶』
遠い昔、人類は五つの文明に大きく分かれ、その中でも強大な精神世界を重んじる光文明と科学による人類の進化を重んじる闇文明が長年いがみ合い争っていた。
そんなある時、光文明は光の力を増大させるため人工的に作られた光を生み出すことが出来る少女、闇文明は光を吸収しエネルギーを生み出す人工知能兵器を生み出した。
少女は全ての希望という意味を込めて名前はパン(pan)と名付けられた。
人工知能兵器には知恵の結晶という意味でドーラ―(dora)と名付けられた。
この世界では『球の書』という文書が存在し、その中のある言い伝えが信じられている。
それは『光を生み出す者と知恵の結晶が調和する時、人類は叡智を手にするだろう』というものだった。
両文明はこれこそ天の教えだと信じ、これを取り合う光文明と闇文明の魔術戦争が起こった。
戦いは闇文明が優勢になり、光文明は闇文明にパンを奪われてしまう。
そして、パンとドーラ―を融合させる闇文明だったが、人類の力に対する底知れない欲を目にしたことによって穢れたパンがドーラ―に触れたことで、激しい闇の光を放ち合体する。
そして、出た闇の煙が辺りを覆いつくすと、煙に触れた闇文明の兵たちが化け物に変貌していく。光文明は化け物に変貌した闇文明の兵たちにより滅ぼされた。その後、兵たちは融合して闇の化身に変貌したパンドラの僕となり、暗黒の時代が始まった。
そんな暗黒時代を終わらせる為、唯一光の力を受け継いだ生き残りである主人公オルガナ=ルシナ=テールがパンドラを倒すため、仲間と腐敗した世界を旅するダークファンタジーアクション。
10
寓話『猫の国と、空飛ぶジャガイモ補助金』
「財政再建のため」「持続可能な未来のため」
耳に優しい言葉の裏で、猫たちの魚(コイン)は右から左へとむしり取られていく。
ニニャン国の最高権力者・カバの無能田総理が次に思いついたのは、生きるために不可欠な「呼吸」への課税だった。
息を止め、飢えに震え、一歩ずつ消滅へと歩を進める国民たち。
一方、お上から流れる「補助金」に群がる特権階級のトカゲやスッポンたちは、黄金の王宮で贅沢三昧を続けていた。
だが、彼らは気づいていなかった。
搾取する対象である「国民」がいなくなったとき、自分たちの手元に残る金塊が、ただの「重い泥」に変わるという恐怖に。
圧倒的な絶望で描く、社会派動物寓話。
11
Sadness of the attendant
王子がまだ生熟れであるように、姫もまだまだ小娘でありました。
醜いカエルの姿に変えられてしまった王子を嘆く従者ハインリヒ。彼の強い憎しみの先に居たのは、王子を救ってくれた姫だった。
12
魔法のインクと羽根ペン
少女が描いたのは、優しすぎる奇跡だった。
貧しい家庭に生まれ、いつもひとりぼっちだった少女。
ある日、彼女の前に“マージン”と名乗る妖精が現れ、不思議なインク瓶と羽根ペンを渡す。
「空に描いたものは、現実になる――」
少女は魔法の力で猫を生み出し、それをきっかけに困っている人々を助け始める。
壊れた物を直し、必要な物を描き出し、誰かの笑顔のために力を使い続けた。
しかし、人々は次第に少女の力を恐れるようになる。
「あの子は魔女だ」
善意は疑念へ変わり、やがて少女は町の人々によって火あぶりにされてしまう。それでも少女は、最後まで誰ひとり恨まなかった。
これは、“優しすぎた少女”の、静かで残酷な童話。
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