キャラ文芸 社畜 小説一覧
6
件
1
総務一筋15年。「歩く労基法」と呼ばれた真面目すぎる男・倉玉明(37歳)に下されたのは、新設されたキャラクター事業部への異動辞令だった。
待っていたのは、巨大なピンクの着ぐるみ『ぷわわちゃん』と、コミュ障の天才デザイナー・ゆうこ。
そして、善意で部下を地獄に落とすモンスター上司・金沢課長。
「視界確保よし。内部温度上昇中。……業務を開始します」
真面目な倉玉は、着ぐるみの中でも完璧だった。
角度45度のお辞儀。秒単位で管理されたファンサービス。
その「完璧すぎる動き」は、やがてSNSで「社畜の星」としてバズり始め、デザイナーのゆうこをも(中身がおっさんとは知らずに)ときめかせていく!?
雪山での遭難、ライバルとのダンスバトル、そして役員会議への殴り込み。
これは、不本意な仕事に就いた男が、ピンクの毛玉の中で「働く誇り」と「愛」を見つける、笑って泣けるお仕事ラブコメディ!
文字数 60,929
最終更新日 2025.12.19
登録日 2025.12.01
2
3
☆第七回キャラ文芸大賞奨励賞受賞☆応援ありがとうございます!
限界社畜生活を送るズボラOLの古河龍子は、ある日「自宅と会社がつながってれば通勤が楽なのに」と願望を口にしてしまう。
あろうことか願いは叶ってしまい、自宅の押入れと自社の社長室がつながってしまった。
その上、社長の本性が猫のあやかしで、近頃自分の意志とは無関係に猫化する現象に悩まされている、というトップシークレットまで知ってしまうことに。
(これは知らなかったことにしておきたい……!)と見て見ぬふりをしようとした龍子だが、【猫化を抑制する】特殊能力持ちであることが明らかになり、猫社長から「片時も俺のそばを離れないでもらいたい」と懇願される。
「人助けならぬ猫助けなら致し方ない」と半ば強引に納得させられて……。
これは、思わぬことから同居生活を送ることになった猫社長と平社員が、仕事とプライベートを密に過ごし、またたびに酔ったりご当地グルメに舌鼓を打ったりしながら少しずつ歩み寄る物語です。
※「小説家になろう」にも公開しています。
文字数 83,295
最終更新日 2024.01.14
登録日 2023.12.29
4
会社のデスマーチで疲れて帰宅している途中で私はニャーニャー鳴いている動物を見つけた。
猫かと思って拾って帰ったが、それは火を噴くサラマンダーだった。
文字数 9,979
最終更新日 2023.04.10
登録日 2022.12.31
5
これはブラック会社で働く社畜の物語、
この会社は地域で有名なほどブラックな会社だ。
なぜなら到底終わるはずのない仕事量を1日でこなす必要があり、
残業なんて当たり前、
そしてこの会社に入った者は半年以内には退職し今働いているのは3人!?
この会社で本当に生きられるのか?
文字数 2,173
最終更新日 2021.07.27
登録日 2020.11.03
6
俺は泣いた。人生がクソ過ぎて泣いた。
連続不眠労働記録が二週間目に差し掛かる頃、満身創痍の俺は一日の休みを与えられた。
俺には趣味はなく、理想も希望もなにもない。彼女いない歴=年齢。おまけに学歴もない。この現代日本において、俺は全くの無だった。いや、俺が現代日本だった。現代日本の闇だ。闇の化身だった。
現代日本が死にかけているように俺の人生もあっさり終わりそうになっていた。
そんな俺の帰り道に妙な女の子が泣いてて、助けようとしたら逆に助けられた挙げ句、自分のことをデラックス超肯定ロボットとか言いやがる。
疲れ過ぎて頭がおかしくなったのかと思ったがそうでもないらしい。
奴は俺を肯定して人生をより良くするのが使命らしいがそんなことで何か変わるのか──?
◆◆◆◆◆◆◆◆
需要が有れば続きます
文字数 11,251
最終更新日 2021.07.23
登録日 2021.07.17
6
件