「A」の検索結果
全体で36,779件見つかりました。
幼女の名は逢瀬瑠璃という。その日、幼稚園が終わってからいつも通り母親の迎えを待っていた。だが、今まで1度もそんなことはなかったのに、園児たちがみな帰ったあとも姿を見せなかった。毎日、帰る道々幼稚園での出来事をおしゃべりするのが楽しみだったし、今日も話すことが今にも破裂しそうな風船のように、瑠璃の心を満たしていた。
そろそろ寂しさも限界に近づき風船もしぼみかけた頃、幼稚園の門の前に一台のタクシーが止まった。降りてきたのは瑠璃の父親だった。瑠璃にとり、それはとんでもないサプライズで、サンタクロースのプレゼント並みの喜びだった。
満面に笑みを湛え父親に飛びつく瑠璃だったが、「お帰り」と抱きかかえた父親の言葉は素っ気なかった。何から何までいつもと違うことに、瑠璃は不安を覚え、どうしたのと父親に問うた。しかし答えを聞かされないまま、待たせていたタクシーに乗せられた。
行き着いた先は病院だった。病室のベッドには頭を白いネットで覆われた母親が眠っていた。今朝一緒に幼稚園まで来て、じゃあねと別れたときからは想像のできない姿だった。瑠璃は全く理解ができなかった。流れる涙をそのままに、母親のベッドの脇に立っていた。
翌日、母親は意識を取り戻すことのないまま、死んだ。兄とともに泣きじゃくる瑠璃だったが、葬儀の日からぴたりと泣かなくなった。それがむしろ参列者の涙を誘った。瑠璃が4歳のときのことだった。
都立下恋雀(しもれんじゃく)高校は、港東区にある中堅レベルの進学校だった。文武両道、自主独立を教育方針とするのは都立ではごく当たり前だが、そんなことよりも校舎を新築したことが、地味だったこの学校を一躍人気校にした。
瑠璃は、都立には珍しく、図書室に続く廊下と、そこに面したテラスにカフェテリアのあることが第一に気に入った。成績的にはもっと上の学校を狙っても良かったが、そういう訳でここを第一志望校に選びトップで合格した。
瑠璃の名は、ラピスラズリが好きだった画家の去来が付けた。それを知った瑠璃のともだちはらずりと呼んでいる。
これは、高校2年生の瑠璃を取り巻く友人たちや的屋たちとの関わり、また瑠璃の、家族との関わりを通じた成長の物語である。
登場人物たちの軽妙なやり取りや少しのユーモアもお楽しみください。
文字数 99,887
最終更新日 2023.04.30
登録日 2023.04.30
〝AIは人類文明に何をもたらすか!?〟
文系の文明論オタクがAIについて考えました。
人工知能(AI)は農耕・動力機関・電算に続き、
文明の発展段階を分ける〝画期技術〟であり、
文明の持続的発展に不可欠なものだと思います。
『人工知能の画期的性格について』を改稿しました。
次の作品に勇気をいただき、書き直しました。
動画:
『Agape』 https://www.youtube.com/watch?v=96V4dol3bXE
『Showroom Dummies』 https://www.youtube.com/watch?v=rVNiBJM4wL0
『未来の僕らは知ってるよ』 https://www.youtube.com/watch?v=RdUENJeYUYI
『FairyTaleじゃいられない』 https://www.youtube.com/watch?v=3ZMdF3bhJR0
素敵な刺激を与えてくれる、文化的作品に感謝します。
文字数 9,716
最終更新日 2024.07.06
登録日 2024.07.06
──聖杯との取引──
それは禁忌の魔術とされた神域の魔法。
勇者パーティーの魔法使い、ライン・ナァーバ・アルトリアは魔王討伐の為に自身の全てを代償として聖杯と取引を行う。
これは肉体と魂が変化してしまった魔法使いのその後のお話。
文字数 11,115
最終更新日 2025.07.30
登録日 2025.07.27
電子資源という考え方をもたらした、ARMMORPGの最高峰と評されるタイトル、ガイア・ステラ・オンライン。通称GSO。その格闘戦部門で優勝した角馬友宏(かくまともひろ)は、他人を利用するのが良い人生を送る秘訣だと考えていた。ある日、戯れで友宏がGSOに読み込ませた写真がきっかけとなり、ゲーム内のアバターを現実世界に顕現させる方法を発見してしまう。
登録日 2014.05.05
田舎の小さな村で暮らしていた少年・キサラ。彼の生涯は村の中で終わるはずだったが、地上に現れたという魔王の噂をきっかけに旅立ちを迎える。
自身に呪いがかけられていると聞かされたキサラが頼ったのは……魔王だった。
最弱の主人公が最強の魔王と出会い、自分が何者なのかを知る話。
※現在一話から修正、本編再構築中(59話まで改稿済み)
※視点切り替え多め
※小説家になろうさん、カクヨムさんにも同じ物を掲載しています。
※無断転載、複製禁止
※AI学習禁止
文字数 821,026
最終更新日 2024.06.14
登録日 2015.12.05
《圧倒的強者、異世界にて降臨!!》
VRゲーム、「Magic of Fantasy」
2154年に発売され、全世界一億人以上ものユーザーを持つ大人気FDVRMMORPGゲームである
そのゲームで"世界最強"と謳われるプレイヤー、【トウマ】はいつものようにそのゲームをプレイしていた
トウマに賭けられた多額の賞金と激レアアイテムをその手に納めるため様々な冒険者やギルドがトウマに挑み続ける、そしてそれらと戦う日々
だが誰一人としてトウマに勝てた者はおらず、ネット上では【生きる伝説】、【キングトウマ】、【無敗の王】、【真のラスボス】など様々な呼び名がつけられている
そんなトウマにある日一通のメールが届いた
そのメールの件名には『招待状』という意味深な文字しか書かれておらず、そしてそのメールを開いた瞬間周りが光に包まれ
気づけばそこは…違う世界だった
小説家になろうでも投稿しています
http://ncode.syosetu.com/n2117dn/
文字数 11,554
最終更新日 2016.11.20
登録日 2016.10.05
僕が密かに『硝子の街』と呼んでいる、一つのゴーストタウンがある。そこは鏡の中の世界のように、そして、生命を吸い取られた屍の廃墟のように、ひっそりと世界の最果てで、呼吸をしていた。その微かな呼吸音を、僕は聞き取ることができた。その静寂に佇んだ時、僕は心の底から、その街を愛することができるような気がした。
文字数 1,140
最終更新日 2017.03.21
登録日 2017.03.21
少しだけ未来の日本。"いわくつき"のお嬢様である鷹華さんが、単身で秋葉原に出てきて
メイドカフェで働きながら『誰か』と出会うまでのお話です。その人のどのようなところ
が好きになるかは人それぞれだと思いますが、その『誰か』さんは、もしかすると自分に
似ている人間が好きなのかもしれません。SFと迷いましたがジャンルは青春としました。
アルファゲームス様の新作ゲーム、「虚構少女-E.G.O-」のキャラクターシナリオの原案
を目指した小説です(https://kyokou.alphagames.co.jp/prize/)が、できるだけ多くの
方に楽しんでいただければ幸せです。
※お詫び
募集要項である文字数との死闘のため、章を分けずに投稿致しました。にもかかわらず、
折角ですのでと章分けした場合のタイトルを詰め込んでしまっています。お見苦しくなり
申し訳ありません。また、重ねて申し訳ありません……改行の関係から文字の大きさを、
「小」にして読んでいただけると有り難いです。
※お詫び補足・章分けについて
・不思議の国の『boy meets girl』 1段落~17段落目の
<心に決めると、鷹華は足取り軽く『まほろば』へと戻っていった>まで
・鳥篭の中の『how to do』 18段落~27段落まで
・物語の外の『deus ex machina』28段落目の
<現在は、過去の延長線上をどんどん進んで行く>より最後41段落?まで
となります。誤字指摘やご質問他何でも、どうかよろしくお願い致しますっ!
※追記
本作品はこれで完結しています。完結していますが……もし、コンテスト終了後に問題など
ありませんでしたら、もう一章、"ほんのおまけの『Quod Erat Demonstrandum』"を追記
する予定です。叶いましたら、是非っ
※2019/9/9追記
完結を一旦解除して、話数を分け(←章関係ありませんでした……っ!TxT)てから一話、
追憶の友との『doorin the doubleface』を追加しました。もう一話だけ続くのじゃよです。
予定通り文字数のバランス悪いです申し訳ありません! そして半分独り言なのですけど、
一行って38文字が一般的というのは勘違いなのでしょうか……半角全角や句読点の関係で
39~40文字になったときに中サイズだと段落が崩れてしまうのはどうしようもなくて……
お読みいただける際は引き続き、文字のサイズを「小」でお願いします。
※2019/9/16追記
できましたっ! 今度こそ完結です。やっぱり文字のサイズは「小」でお願いします……。
(ここに追記ではなくて、近況ボードの方が良いのかも)
文字数 20,196
最終更新日 2019.09.16
登録日 2018.08.20
「君を、バッドエンドなんかに奪わせない」
ふと気づく。
「私」の美少女加減に。
リーゼロッテは普通の孤児で、普通の健康優良児。
今日も今日とてご飯が美味しいと思っていたら、 親戚を名乗る紳士がリーゼロッテを迎えに来た! さすが美少女、ロマンティックな人生だ!
ところがどっこい、リーゼロッテを震撼させたのはその足元。こちらを見ているヤツは、まさかまさかの、乙女ゲームの悪役キャラ(幼少期)で!?
シリアスラブラブ時々コメディ、愛が重すぎる、いつもの高遠食堂A定食です。
文字数 83,280
最終更新日 2019.07.01
登録日 2019.05.24