「備蓄」の検索結果
全体で30件見つかりました。
「死体は腐る。コストだ。――生かして返品(帰還)させろ」
物流・倉庫管理・建材のプロとして30年。
現場一筋で「最適化」を叩き込んできた男・広橋は、深夜残業中に異世界へ放り出された。
配属先は、3000年前に放置されシステムが暴走した超古代の備蓄基地――通称、魔王城。
規格も単位も動線も崩壊した、物流の地獄だ。
そこへ左遷され、壊れかけた騎士団の前に、六本脚の重機『UC-300』と共に広橋が現れる。
「……密度過多、動線詰まり。溜め込みすぎだ。これじゃ現場が回らねえ」
押し寄せる魔物の群れを前に、広橋は不機嫌に指を突き出す。
「在庫流動化……ヨシ!」
その一言で、カオスだった戦場は“整列されたコンベア”へと変わる。
魔法は配線不備、誇りは納品不備。
広橋は現場の論理で、異世界を強引に「標準化」していく。
「騎士団長、そのマントはクレーンに巻き込まれる。脱げ」
「これは王家の誇り――!」
「現場じゃ誇りで命(納期)は守れねえ。……全員生かして出す。やり方は俺が決める」
納得も理解もいらない。
この男の「ヨシ!」に従わなければ、死ぬ。
圧倒的な効率と正論の前で、騎士団は“組織(現場)”へと再編されていく。
これは、魔王でも勇者でもない「不機嫌な現場監督」が、
物流で世界を最適化し、滞留在庫(魔物)を片付け、ついでに既得権益というボトルネックを粉砕していく物語である。
「……荷崩れナシ。出荷、ヨシ!」
文字数 45,413
最終更新日 2026.05.20
登録日 2026.05.05
これは、魂の選別が始まった「ちぃきゅう」で、偶然目覚めてしまった“俺たち”の物語。
管理社会化が急速に進み、人々の感情は数値に変えられ、魂は抑圧されゆこうとする世界――。
指標(Index Quotient)、通称IQと呼ばれる「従順さスコア」によって格付けされる時代。
世界統一政府を目論むディープテストー(深い試験)の策略を超え、
“ええど時代”や“じょうえもん時代”の魂を取り戻す旅が始まる。
現在のちぃきゅうは、次元上昇するか、
ディープテストー達の手に堕ちてディセンションするかの分岐点。
選ぶのは、読者であるあなた自身かもしれない。
今こそ、ディープテストーの策略による――
わんこ的な従順さの罠から抜け出す時!
にゃっぽんよ、再び立ち上がれ。
にゃっぽん魂を取り戻せ!
そして、今からでも遅くない。
備蓄(愛のシェア)をしておこう。
文字数 7,294
最終更新日 2025.04.19
登録日 2025.04.19
※これは魔王の女の子と人間の男の子によるインセインなラブコメです(予定)
売れない小説家のナツメは生きるための食扶持を得るため日々パソコンに向かい、キーボードを叩く生活を送ったいた。
ある日備蓄が尽きたことに気づいたナツメは近所のスーパーで買い物をし、家に帰っていたら空から何かが降ってきた。
その日、どこにでもは居ないがそれでも平凡をそのまま形にしたような男の生活は一変する。
「なぁ。生活費が割とマジでピンチなんだけど」
「知らん。つべこべ言わず馬車馬のように働いて私を養うことだけ考えよ」
今日も世界は平和です。
文字数 2,064
最終更新日 2018.02.16
登録日 2018.02.16
公爵令嬢リディア・フロースは、王都の夜会で突然、婚約者であるフェルディナンド王子から婚約破棄を言い渡される。
理由は“聖女”のように慕われる令嬢セラフィナへの数々の嫌がらせ。だがそれは明らかに不自然な断罪だった。誰一人味方のいない中、リディアの前に現れたのは、“呪われた怪物伯”と恐れられる北方辺境伯ルシアン・アルヴェイン。彼はリディアに契約結婚を提案する。
追放同然で向かった辺境は、王都の華やかさとは程遠い、冬と疲弊に沈む土地だった。
しかしリディアは、帳簿、物流、備蓄、人材配置に優れた“再建の才”を持っていた。暮らしを見つめ、現実を整理し、人々の力を活かしながら、彼女は荒れた領地を立て直し始める。
守ることしか知らない辺境伯と、居場所を作ることしか知らない令嬢。
婚約破棄の裏に隠された王都の思惑と、リディアの母方の血筋にまつわる秘密を抱えながら、二人は奪われた人生と名誉を取り戻していく。
これは、すべてを失った令嬢が辺境で生き直し、やがて本当の幸福を見つける再建と溺愛の異世界ロマンス。
文字数 53,213
最終更新日 2026.05.17
登録日 2026.04.23
四十三歳の元傭兵会計士・暖は、王都の防衛費に不自然な欠損を見つけたことで、海沿いの辺境・波音町へ左遷される。若い頃は剣で名を上げる夢を追っていたが、大けがを機に前線を退き、いまは帳簿と補給に強い中年男だ。
波音町では、食堂兼宿を切り盛りしながら住民の面倒まで見る朱里、力任せに突っ走りがちな若者の龍太郎、数字を人の言葉へ訳せる行商通訳の莉莉、洞窟と海の古い記録を守る義龍、冬支度を縫い物で支える照世たちが、それぞれの持ち場で暮らしを支えていた。
だが町には、洞窟から現れる魔獣だけでなく、王都から届くはずの防衛費や物資が消えるという深い傷があった。暖は宿帳、仕入れ、護衛当番、備蓄、潮の流れまで洗い直し、町の無駄を減らしながら、薪の横流しと請求書の不正、さらに洞窟と海路を使った密輸の痕跡をつかんでいく。
笑われる年齢でも、遅すぎる夢でもない。帳簿を読む目、暮らしを守る知恵、そして最後に抜く剣で、暖は見捨てられてきた波音町を立て直し、不正を暴き、町の人々とともに冬を越える。
文字数 62,087
最終更新日 2026.05.03
登録日 2026.04.04
田舎で馬と暮らす爺ちゃん。周りの住民が歳を取って「都会で息子と暮らすよ」と言って村を跡にして行った。気付けば隣近所に人は居なくなっていた。それでも、馬のゴローと共に居られるならと爺一人と婆馬一頭で仲睦まじく生活していた。そんなある日、備蓄が無くなった、仕方ないので隣町に買いに行くことにした。結構な量を買うので車で行きたかったが、似た年齢の相次ぐ事故で怖くなり車は既に売り払っていた。
その時冬タイヤだけが二本残っていたのでサスペンションも付けたアルミ仕様の、荷馬車風リヤカーを作り、ゴローに引かせて畑の作物などを積んで持ち帰っていた。
なので、その日も隣町へ行くのに荷馬車に乗って出掛けた。
ポックポックと足音を弾ませて農道からアスファルトの道を走り、隣町へと赴く。
その途中で拾ったバイカーの若者三人を見付け、燃料トラブルだからと、三人を荷台に乗せて走る
荷馬車が珍しいのか無駄に目立つし。
小さいお子さんが手を振るので、苦笑いで此方も小さくだが手を振り返しながら最寄りの業務用スーパーに向かう。
のんびり更新(願望)
文字数 10,778
最終更新日 2021.01.03
登録日 2020.12.31
奥能登で米農家をしていた又吉は、神事に使われる分だけは年貢のお目こぼしされることに気が付いた。
架空の神事を行ったということにして、各々備蓄をしたらいいのではないかと提案したところ皆がそれに賛成。
それから五年がたったある日。
急にわざわざ七尾から上役がありもしない神事を視察にくるといったからさぁ、大変。
神事は架空。
でもそんなことがばれて年貢に払う分をちょろまかしてたことがばれるわけにはいかない村人は本当に神事をやって嘘を誠にする大芝居をすることにした。
イラストは illustACさんからお借りしてます。
イラスト作者: yoshikoさん
文字数 14,423
最終更新日 2026.05.01
登録日 2026.05.01