「奇襲」の検索結果
全体で72件見つかりました。
魔王である主人公ルイは、1年でたった1日だけ自身の魔力がかなり弱まる日に勇者達に奇襲され、そのまま敗れてしまう。
死を覚悟したルイだったが勇者がとんでもないことを言いだす。それは、魔王の力を封印し、生かした状態で自分の手元に置いておくというものだった。こうして半ば強制的に勇者に連行されるルイ。
嫌々勇者達と生活することになったルイだが、勇者に普通の生活というものを教えられ、更には学園にまで通わされる。
その学園では大富豪を乗っ取ったシステムにより、機械が個々の能力を判定しそれに応じたカードをもらえるというものだった。
こうして勇者たちと主人公との奇妙な生活が始まる。
登録日 2015.03.17
第二次世界大戦が始まる前。ソ連は連合国として参戦するものとして見られていたが、まさかの中立へと転じた。ドイツは史実通り、1939年9月、ポーランドへ侵攻した。そして、1941年12月、日本軍も史実通り真珠湾へ奇襲をかけた。しかし、1941年6月になっても独ソは開戦せず、チャーチルの悩みの種が大きくなっただけだった。そして、1945年9月27日、優勢となっていた米軍はベルリンに原爆を投下、数日後にはドイツは無条件降伏をした。
その頃、太平洋戦線でも日本軍は劣勢となり既に沖縄や台湾は取られていた。しかし、最後の機会としてドイツ無条件降伏の翌日の10月7日、精鋭部隊を編成、攻撃に出て戦術的に勝利を収めたものの、二週間後には日本が降伏。
この話は米軍に負けた日本が織りなす話しである。
不定期更新。戦闘シーン自体を書くのは苦手なので、第3者視点のようなものが多くなってしまいますが、よろしくお願いします。
文字数 30,809
最終更新日 2019.01.21
登録日 2016.08.12
大内義隆が死んでから4年、毛利元就は船に乗り厳島へと向かっていた。毛利方4000に対するは陶晴賢率いる25000を超える軍勢。後に戦国三大奇襲として謳われる戦いが幕を開けようとしていた。
登録日 2019.05.18
アルビリオン皇国の初代皇王クロヴィス皇王の息子の二代目皇王コーデル
皇王の若き日の物語皇国奇襲の天才にして異端児義勇軍を自ら率いての山賊・海賊退治そして身分を関係無く義勇軍加わらせ初の海軍創設を成し遂げた英雄の生き様を描く後に劉禅・日本帝国
の帝王織田信長が影響を与えたカモメのコーデルの全てを特と見よ!
文字数 1,456
最終更新日 2019.01.14
登録日 2019.01.10
時は2034年
異星人が地球に攻撃をし、多くの国に打撃を受けた。
その後も何度も攻撃を受け、いつかは国が滅ぼさせてしまうと恐れた国連は世界中の首相を集め、「地球防衛連合軍」を結成。
対異星人兵器も沢山作られると同時に異星人は攻撃を激化し、「地球防衛戦争」が始まり、異星人との全面戦争の幕をあげた。
うちらは「世界連合防衛海軍」
東南アジアに向けて出港したが途中で異星人の奇襲にあい、味方の大軍隊と離れてしまい、救助を呼ぼうにしても攻撃により、艦橋が破壊され、通信不能で今ここがどこかのかすらもわからず、護衛艦もいない戦艦1隻だけが広い海を彷徨い続けていた。
文字数 2,234
最終更新日 2022.08.27
登録日 2022.08.27
西岩 逞は警備業務のアルバイトで稼いだ給料を下ろすため銀行に行くとそこには銀行強盗が武術オタクの血が騒ぎ奇襲をかける。透明な何かに妨害され『異世界に転生させてやる』と言われる。そいつに射殺され気がつくと、やっぱり異世界だった。
登録日 2015.04.08
大国の宣教師の娘シルファは、父と共に布教活動の為に訪れた大陸で、祖国に迫害される現地の人々を目の当たりにする。
国の方針に逆らい現地の人を助けようとした父の行動により、シルファは家族と引き離され人質として祖国行きの奴隷船に乗せられた。
そんな、シルファは当時“海賊船”と言われたライジングピース号の奇襲により、助けられて、彼らの妹分として生活をするようになる。
そんなシルファは10年の時を経て、自分を救い出してくれた兄と慕う男の一人シグラスに恋心を抱き、恋心を伝えるもシグラスからの返答はいつもつれないものだった。
そんなある日、王国軍の海軍に奇襲を受けた船内でシルファは王国軍の兵士に強姦されそうになる、それを機に、今まで、シルファに目を向けようとしなかったシグラスはその表情を変える。
本作品は歴史を参考にした架空の世界感を描いています。
実在した国・団体・個人・宗教とは全く関係のないフィクション小説となっておりますので予めご了承お願いします。
以前ムーンライトノベルズさまに投稿していた作品を少し加筆修正したものとなります。
表紙絵は画像生成AIを使用して作成しています。
文字数 15,559
最終更新日 2019.03.07
登録日 2019.03.06
中華風ファンタジーです。
月読なる予言からはじまる、月仙女を護りたい少年の成長物語。
旅先から帰着した東方朔は、主人である明宝に知らせをもたらす。
明宝が描いた画の力で今まさに華南国が奇襲をうけていると。
予言が結実されるとき、朔がためされる。
文字数 25,131
最終更新日 2021.04.15
登録日 2021.04.09
時は西暦2828年、人類は滅亡の危機に瀕していた。
世界は、恐るべき伝染病である狂猫病に感染した猫人間軍によって支配され、わずかに感染を免れ、人間として生き残ったのは、生まれつき狂鹿病に感染している奈良県民など、狂猫病に対する免疫を持つ僅かな人々となった。
狂猫病とはウイルスにより感染する伝染病で、感染すると二~三週間の潜伏期間を経て、次第に動作が猫に似てくる。前足を舌でペロペロなめたり、日当たりの良い出窓の上で昼寝をしたりするのが初期症状だが、次第に四つんばいで歩くようになり、ついには、自分は猫だと思い込むようになる恐ろしい病気である。
今や、日本全土のほとんどを征服した猫人間軍は、破竹の勢いで箕面の猿人間軍を滅ぼし、強硬に抵抗を続けている鹿人間軍の本拠地、奈良に迫っていた。狂猫病に感染した人間は、発症後五年間は高度な知能と抜群の運動神経を持つ猫人間となるが、発病後十年を過ぎれば、猫化が進行し、ほとんど『ただの猫』となる。
猫人間軍の狙いは、そうなる前に人類を滅ぼすことだった。
しかし、奈良の鹿人間軍の総司令官である鹿木正成提督は、兵法の天才であり、ありとあらゆる戦略・戦術を駆使して猫人間軍の進撃を阻止する。しかし、全国六百万人の猫人間軍に対し、鹿人間軍の兵力は僅か四万人と圧倒的に不利であり、その戦いは壮絶を極めたものとなる。
度重なる戦いに勝利した正成は、ついに猫人間軍の首都、東京の大猫城に奇襲攻撃を敢行する。そしてとうとう猫人間軍の総帥、化猫(バケねこ)大帝を討ち取ることに成功する。勝利の喜びに沸き立つ鹿人間軍だったが、未だ全国には約三百万人の猫人間軍の残党がいた。平和で豊かな暮らしを取り戻すため、鹿人間軍は、最後の掃討作戦を決行する。
この物語は、人類の存亡と平和を守るために戦う戦士たちの勇気と愛を描いた壮大な時代錯誤小説である。
文字数 72,317
最終更新日 2025.08.14
登録日 2025.08.14
1939年に世界大戦が起きなかった世界で
1946年12月、日独伊枢軸国が突如宣戦布告!
ジェット機と進化した電子機器が飛び交う大戦が開幕。
真珠湾奇襲、仏独占領。史実の計画兵器が猛威を振るう中、世界は新たな戦争の局面を迎える。
文字数 48,011
最終更新日 2025.06.17
登録日 2025.05.23
町を襲ったドラゴンを一瞬にして倒した勇者は、人々から手厚い歓迎を受ける。
その様子を魔王達は水晶玉越しに見ていた。
「あの勇者は……、冒険をしとらんではないか!」
旅の途中で危険らしい危険にさらされたことのない勇者に不満を抱いた魔王は、奇襲攻撃を仕掛けることにした。
登録日 2025.07.10
人付き合いが苦手な大学生、神代湊。彼が待望のVRMMO「Elysian Realms Online」で選んだのは、最弱と噂される魔物種族「スライム」だった。ゲーム内ネーム「オブシディアン」として、ユニークスキル【捕食吸収】と【擬態】を武器に、誰とも群れず孤独な道を歩み始める。
倒したモンスターの能力を奪い、進化を重ねるオブシディアン。人間プレイヤーからは「正体不明の黒い脅威」として恐れられ、時には討伐対象として追われる身となるも、【擬態】で姿をくらまし、予測不能な奇襲で敵を翻弄する。
これは、煩わしい人間関係を避け、ただ己の渇望に従って力を求め、広大なゲーム世界で唯一無二の「最恐」を目指す、一人の魔物プレイヤーの物語。
文字数 293,918
最終更新日 2025.06.19
登録日 2025.05.24
謎の敵兵による奇襲によって、人間の小国トラキリアは、その日滅亡の危機に瀕していた。
トラキリアの第三王子であるユリウスは、決死の覚悟の臣下たちに送り出され、城からの脱出を図ったが、背後からは敵の追っ手が迫ってくる。
絶体絶命の窮地に陥ったユリウス。
だが、そのときユリウスは、行く手に奇妙な「モノ」があることに気がついた。
明るい緑の光で描かれた魔法陣と、その上に浮かぶ光の玉。
淡くあたたかな光を放つそれは、この世界の住人が知るはずのないものだった。
「セーブ……ポイント」
知らないはずの言葉が口から滑り出すのと同時に、ユリウスの脳裏に異世界の知識が溢れ出す。
それは、この世界にそっくりなVRRPG「Carnage(カルネージ)」の攻略情報だった。
ゲームの知識を得たユリウスは、セーブポイントのとんでもない可能性に気がついた。
「この力があれば――何度死んでもやり直せるじゃないか!」
ユリウスは、セーブポイントの力を最大限に活用し、大事な人たちを必ず救い出すと決意する。
かくして、運命に翻弄されるはずだった小国の王子は、誰もが幸せになれる結末を目指して、セーブ&ロードをくり返す。
彼の行動はやがて、世界の命運すらも変えていく――
文字数 150,814
最終更新日 2019.12.13
登録日 2019.11.09
時は江戸時代幕末。
新選組を目の敵にする、というほどでもないが日頃から敵対する1つの組織があった。
鷹の翼
これは、幕末を戦い抜いた新選組の史実とは全く関係ない鷹の翼との日々。
鷹の翼の日常。日課となっている嫌がらせ、思い出したかのようにやって来る不定期な新選組の奇襲、アホな理由で勃発する喧嘩騒動、町の騒ぎへの介入、それから恋愛事情。
そんな毎日を見届けた、とある少女のお話。
少女が鷹の翼の門扉を、めっちゃ叩いたその日から日常は一変。
新選組の屯所への侵入は失敗。鷹の翼に曲者疑惑。崩れる家族。鷹の翼崩壊の危機。そして――
複雑な秘密を抱え隠す少女は、鷹の翼で何を見た?
なお、本当に史実とは別次元の話なので容姿、性格、年齢、話の流れ等は完全オリジナルなのでそこはご了承ください。
よろしくお願いします。
文字数 343,420
最終更新日 2020.05.27
登録日 2020.04.18
「よってフローネ=アンカスの斬首刑を決行する!」
「嫌ぁぁぁー!」
――ガシャーン!
私の短い人生は、こうしてギロチンに首を刈られて終わった。
の、はずだったのに……。
「嫌ぁぁぁー! どうしてですのー!」
死んで生まれ変わった私は、新たな体で野太く悲痛な叫び声を上げる。
「こんな……こんな薄毛斜め七三分けの、全てがたるんだオッサンに生まれ変わるなんてぇぇぇ!
うっ、おぇっ、くっせえですわぁぁぁ!」
これは女伯爵だった私が、あらぬ冤罪にかけられて処刑された悲劇。
かーらーのー。
悲劇と喜劇な臭い転生による領地発展物語。
※(中身はともかく)薄毛七三分けの、お腹でっぷりオジサンが、令嬢言葉でキャアキャアと騒いでは泣き叫びます。
令嬢言葉で誤魔化そうとしていますが、臭い話と消臭対策ばかりです。
嫌な気持ちになられそうな方、自衛して下さいm(_ _)m
※ある雨続きの日、作者は朝っぱらから奇襲をかけられた。
敵①玄関の子供靴臭
敵②洗濯物の生乾き臭
敵③子供部屋の雄臭
ブチッときて「臭い」「消臭」と検索→「加齢臭」のワードに、自分も年齢的に……ヒィ〜!? と、疑惑に駆られて生まれた作品です。
ちなみに加齢臭に性別はない模様。
とにかくあの日は深刻な激臭攻撃に「くっせえですわぁぁぁ!!」とお上品(?)に叫び、気持ちを紛らわせたくて仕方なかった。
やった……いや、マジで(余計、脱力した……何しとんよ、自分……)。
※なので完全に家で発生した激臭達への恨みと、勢いと、調べた予防対策を元に作成しています。
ただし効果は補償していませんし、臭いは感じ方も含めて個人差があるものとご理解下さい。
※カクヨムにて投稿中の新作です。
目標の10万文字が見えてきたので、こちらにも投稿します。
文字数 178,397
最終更新日 2025.04.20
登録日 2025.01.19
ここはアルカディア王国
男爵令嬢リリアーナ・オズモントは公爵家のジェラルド・コンスタンと愛を育み婚約をした。
間もなく西国ゴルゴン王国の奇襲に遭った。
リリアーナとジェラルドは、お互いに大事な指輪を交換してリリアーナは隣国に脱出。
彼は「必ず迎えに行く」と約束したが2年待ってもこない。
とうとう区切りをつけて一緒に逃げてきたと騎士ラルク・ウッズと結婚をした。
その1ヶ月後、ゴルゴン王国からの使者がやって来て祖国に強制送還される事に。
そこで何が待っているのか?
文字数 21,276
最終更新日 2021.11.23
登録日 2021.09.28
いじめられていた主人公アルフレッドはスキル『奇襲』を駆使して復讐を始める。
そして、父の形見のナイフには相手のスキルを奪う能力があった。
形見のナイフを使い、最強のスキル『剣聖』をもつ主犯格を殺すため、虐めていた奴らを殺し、スキルを奪い、復讐を果たす為、今日もアルフレッドは憎き相手を殺していく。
文字数 74,542
最終更新日 2024.03.05
登録日 2024.02.11
永禄四(1561)年、謙信は武田信玄との勝負の決着を着けるため、一万三千の兵を率い、信州川中島へと向かっている。その行軍の中で謙信はそれまでの自分の人生を振り返る。天文五(1536)年、父の長尾為景が隠居し、兄の晴景が家督を継ぎ、虎千代(少年時代の謙信)は林泉寺に預けられる。住職の天室光育の下で精神修養や学問に励む虎千代であったが、子供の頃から一本気で正義感の強い性格であった。そして、仏教の教えを学び非常に信仰心の篤い性格となってゆく。天文十一(1542)年、虎千代が12歳の時に父が亡くなる。しかし、晴景は国主としての器量に乏しいという評判であった。元服し、長尾景虎と名乗った虎千代は、十五歳で初陣を飾り、勝利を重ね、景虎十九歳の時に晴景は隠居し、景虎が国主となる。だが、果たしてそれは景虎の本意であったか?天文二十一(1552)年、景虎23歳の時、関東管領上杉憲政が相模の北条氏に追われ、景虎を頼って三国峠を越え、越後に落ち延びて来る。景虎は持ち前の義俠心から、北条氏と戦い、憲政の権威を取り戻す決意をする。又、その年の暮れから翌年にかけて、信濃の諸豪族が甲斐の武田晴信に追われ、景虎を頼って越後に逃げ延びて来る。そこでやはり景虎は武田とも戦って信濃の諸豪族達が失った土地を取り戻す決心をする。天文二十二(1553)年第一次川中島の戦い。長尾と武田は川中島に出陣するが、お互いの実力を測りかね、全面的な衝突は無く、双方引き上げる。しかし景虎は武田の強さを知る。その年の9月、景虎は二千の兵を率いて上洛し、朝廷や将軍家に贈り物をするが、将軍には会えず帰国する。弘治元(1555)年第二次川中島の戦い。両軍は犀川を挟んで睨み合いとなり、対陣は数ヶ月に及ぶ。結局今川義元の調停により和睦し、双方引き上げる。弘治二(1556)年。景虎二十七歳。全てが嫌になった景虎は、家出して僧侶になろうとするが、皆に引き止められる。弘治三(1557)年、第三次川中島の戦い。景虎は晴信の所在が掴めず、徒労に終わる。四月、二度目の上洛をし、関白近衛前嗣と意気投合する。永禄四(1561)年。関東諸将と共に小田原城を包囲した後、鎌倉で関東管領に就任し、上杉政虎と名乗る。ここで、筆者が謙信について思う事をつらつらと述べる。第四次川中島の戦い。川中島南方の妻女山に布陣した政虎は、武田方の水煙が多いのに気づき、武田が動くことを確信。その裏をかいて、八幡原の武田軍へ奇襲をかける。激戦の中、政虎は信玄らしき者に一騎討ちをしかけるが討ち漏らす。その後月日は流れ、天正六(1578)、謙信は自分の後継者を決めないまま四十九歳で脳溢血で亡くなる。この物語の文章は、謙信の独白と筆者の解説のようなツッコミのような文の繰り返しで進む。タイトルに坊っちゃんとあるのは夏目漱石の坊っちゃんから取ったのだが、内容は似て非なるものとなった。
文字数 19,776
最終更新日 2026.05.06
登録日 2026.05.06
――厄介な侵略者は、突然宇宙の果てからやってくる。
高度な知性を持つ異星人が巨大な宇宙船に乗って襲来し、その都市で一番高いビルを狙って、挨拶がわりの一発をお見舞いする。
SF映画でお馴染みのシーンだ。
彼らは冷酷非情かつ残忍で(そして目立ちたがりだ)、強大な科学力を武器に私たちの日常を脅かす。
その所業は悪そのものと言ってもいい。
だが、敵に知性や感情があり、その行為が侵略戦争ならば、場合によっては侵略者と交渉の余地はあるのではないだろうか。
戦争とは外交手段の一つだという人がいる。
これまでの戦争でも、宣戦布告もせずに敵国を奇襲した卑劣な独裁者はたくさんいたのだから、戦況によっては、ひとつのテーブルを囲み、恐るべき侵略者と講和会議をすることだって可能なはずだ。
それは現実離れした希望的観測だろうか?
☆
では現実の話をしよう。
長身で色白の美人だが、彼女はスーパーモデルでもハリウッド女優でもない。
冥王星宇宙軍のミグ・チオルコフスカヤ伍長(31)は、太陽系の果てで半年に4回ほど実際に侵略者と戦っている百戦錬磨の軍人だ。
彼女がエッジワースカイパーベルトという場所で、相手にしている敵のパワーは強烈だ。
彼らには、たった一つで全人類を73回分絶滅させるだけの威力があり、さらにその数は確認されているだけでも2千を超える。
最近の観測では、その百倍は存在するらしい。
現実の敵は絶望的に強く、さらに強すぎて私たちのような小さな存在など、認識すらしていないのだ。
私たちが大地を踏みしめるとき、膨大な数の微生物がその足の下敷きになって死んだと仮定しよう。
果たしてそれは、人類の土壌生物に対する侵略戦争と言えるのだろうか?
攻撃をするものと、されるものとのあいだに、圧倒的なスケールの差が存在する場合、それは戦争とか外交とか、そういった次元の話ではなくなる。
それは不条理な事故であり、理由のない大量虐殺なのだ。
☆
だから、冥王星の軍人たちは、決まってこうつぶやく。
もしもこれが“戦争”であったらどんなに素晴らしいことか、と。
たとえ侵略者が冷酷非情で残忍だろうと、言葉が通じるならば、終戦の可能性は0ではない。
だが残念ながら、この敵に決して言葉は通じない。
彼らは目的もなく人を殺す。
彼女たちが戦っている相手は、小惑星――ただの石と氷の塊だ。
文字数 361,524
最終更新日 2024.10.06
登録日 2024.10.06