「連合国」の検索結果
全体で48件見つかりました。
西暦2037年5月。北大西洋の中心に位置するグラン・エトルアリアス共和国は国際連盟からの脱退、及び核兵器禁止条約の署名を破棄するという一方的な通告を全世界に対して発表した。
さらに、同国は世界特殊事象研究機構と独自に締結していた災害時協定も放棄し、自らの意思によって世界から孤立を深めていくこととなる。
これらの発表に伴い、アメリカ合衆国をはじめとする一部の常任理事国や関係諸国は、同国に考えを改めるよう働きかける勧告声明を発表し、国際連盟の緊急総会の招集を求めた。最初こそ態度を明らかにしなかったロシアと中国も各国の動きに追随することとなる。
さらに、アメリカ合衆国ホワイトハウスは、同国が核兵器を秘密裏に保有している事実を掴んでいるとし、世界を核の脅威にさらそうとしているとの強い非難声明を発表した。即時に態度を改めない場合は強力な経済制裁を発動すると警告した上で、安全保障の為に軍を派遣する用意もあると発表した。
時は流れ、同年9月8日。グラン・エトルアリアス共和国は、大統領であるアティリオ・グスマン・ウルタードの演説を世界に向けて配信。演説の中では、これまで経済大国や関連諸国が同国に対し、いかに理不尽な行いをしてきたかなどを述べた上で、真なる自由の獲得と地位保障を求めると共に、報復の意志を示し全世界に対して宣戦を布告すると発表した。
世界各国による数か月に渡る呼び掛けも虚しく、同国は独断で第三次世界大戦への道を突き進んだのである。
その数日後、宣戦布告を受けて北大西洋上に艦隊を展開していたアメリカ、イギリス、フランス連合空海軍が先制攻撃を仕掛け、グラン・エトルアリアス共和国への進撃を開始。9月12日。両陣営による激しい戦火を持って第三次世界大戦の火蓋が切って落とされた。
しかし開戦後、敵国の圧倒的な軍事力の前に、半刻足らずで三国連合の敗北が決定的となり撤退を余儀なくされる。
以後、グラン・エトルアリアス共和国は連合国の攻撃に対する報復を表明。科学技術の粋を結集した強力な軍事力をもって、世界各国に点在する軍事設備を次々と襲撃し、僅か1週間の間に多大な戦果を挙げていくのであった。
事態を深刻に見た国際連盟は、世界連合を結成することを緊急決議。国連軍を組織し、国連憲章に定められた安全保障の各原則の理念に基づき行動を開始する。
併せて、世界特殊事象研究機構も緊急災害時協定に基づき国際連盟から協力を要請され、この戦禍へと呑み込まれていくのであった。
※前後作品
前【不可視の薔薇 -ウェストファリアの亡霊-】
後【マリス・ステラ -終末の日-(執筆前)】
※この物語はフィクションです。作中に登場する国家・個人・組織・団体等は実在する同名のものとは関係がありません。
登録日 2022.05.04
ドラゴンと魔族と吸血鬼が支配する世界で人間は弱小種族として大陸の辺境で怯えながら暮らしていた
そんな中異世界より漂流して来たプレイヤー達漂流者は強大な力を秘めておりその圧倒的な力で人類と共に大戦争の末に勝利を収めて人間という種族を大陸の支配者まで押し上げた
しかし今度は人類同士で戦争が起こり大陸は北のアドラー帝国、南のクルジオン連合国家、西のフランクリン神聖王国、その他有象無象の小国と東の辺境国家に別れることになった
依然としてプレイヤー達は数百年単位で各地に現れては世界に様々な影響をもたらした
勇者になる者、魔王と呼ばれる者、歴史に名を残す著名人となる者、様々な存在が現れた
最古のプレイヤーが生み出したないしはその子孫とも伝わる種族パラファラピヌその一部勢力はプレイヤーが漂流する原理を解明しその世界に進攻を目論んでいた
その勢力のリーダーである[紫色のギア]は新たなプレイヤーの漂流を感じ取っていた
文字数 6,101
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.22
ここはニホンベサルチア連合国。
といっても昔ながらの日本である。
ある日、富士山の麓に空いた穴から異世界の住人が現れ、世界各地にも同様の穴が空いた事で国際問題に発展したが、首脳会議で当時の日本の首相からの、
『魔法で防御されたらおしまいですし戦争にもなりゃしませんよ。ミサイルとか魔物に効くかも分かりませんし、日本の象徴である富士山を焼け野原にする訳には行きません。
まあ害意もないそうなんで、ここは1つ穏便に』
というなあなあの決断が評価され、各地で連合国として異世界の住人との共存関係が築かれる事となる。
希望者には異世界の方に転居も認められたが、流石に仕事も地位も貯めていた金も全て捨てるのは簡単ではないようで、まだ移住者は少ない。
それから早3年。
ラノベが存在する国の日本人からしてみれば、獣人や魔物と呼ばれるファンタジーが現実になって大歓迎だった者も多く、「外国人はとりあえずもてなす精神」が根強い年配勢からも、「日本人じゃない人(魔物)」という事でざっくりと理解され、概ね共存関係はどの世界よりも早く構築されていた。
割と大雑把なゆるい国民性であるとも言える。
だがベサルチアの人種(特に男性)は、一途で思い込みや独占欲が強く、思い込んだら命がけのストーカー気質な人種が多い事を、日本人はまだ気づいていない。
という前提でのタイトル通りの展開です。
文字数 5,584
最終更新日 2020.10.08
登録日 2020.10.08
ー西暦20XX年、第三次世界大戦、勃発ー
資本主義と共産主義、二つの富の考え方の違いは世界を二分するほどの亀裂を生み、地球規模の全面核戦争へと発展した。
地球は炎と煙に包まれ、あらゆる文明と自然は崩壊し、全生命体の90%以上が死滅した。
わずかに生き残った人類は、月や火星などに移住、あるいは地下世界へと逃げ延びた。
そして長い年月をかけて地球を再生し、プレアデス星・シリウス星・ベガ星・アルタイル星・アンドロメダ星・ゼータレクチル星などといった多数の異星との交信にも成功した人類は、かつての地球以上の高度な文明を取り戻した。
ー時は新西暦2089年ー
多数の銀河団やマルチ・ヴァースを手中に収める強大無比な超銀河団連合国家「ギャラクシア・ヴァース帝国」が、地球人類へ宣戦布告。
人類は有史から数えて七度目の大規模な戦争である「第三次宇宙大戦」を迎えることとなった。
我々の地球が属する「ラニアケア超銀河団」を統轄する政府機関である「宇宙連邦政府」の圧政に反発する「反宇宙連邦政府レジスタンスREVARSE」は、これを好機と見て活動を激化させ、アウトロー・犯罪集団も活動を活発化し宇宙の治安は悪化。
更にナチス・ドイツの残党である「機甲十字軍」や異形の神々を信奉する「ブラディスト教団」もこの戦乱に乗じ、突如宇宙の裂け目から出現する謎の生命体「魔光牙」も襲来。
人類は、宇宙は未曾有の大戦争へと巻き込まれてゆく。
この危機に「新日本政府」は立ち上がり、最終防衛作戦である「ヤマト作戦」を発動。
「最終自衛隊」を出動し、地球防衛の最後の砦にして最終決戦兵器である「波動氣神ジェネバスター」を起動した。
そのパイロットである五人の少年少女たちを招集するべく「地球防衛省」は奔走する。
時を同じくして、機甲十字軍の一人の女性工作員も指令を受けて行動を開始した。
人類同士の戦争、異星人の侵略、未知のオーバーテクノロジーを用いたナチス・ドイツの残党や異能者集団であるカルト宗教団体の出現、異形の怪物の襲来、そして恋に笑いにアイドル⁉︎
一つの作品でスパロボを表現する、「一人スパロボ」をコンセプトにしたカオスではちゃめちゃな世界観のSF・ロボットバトルが今、始まる‼︎
文字数 17,350
最終更新日 2022.07.22
登録日 2022.06.28
主人公トーマス・ウィルソンは、移民先のウルップ共和国と本国ヘイブン帝国の情報交換を担う情報官。ある日、本国から驚くべき事実が伝達された。それは本国が約四年前より続けている連合国との大戦争に負けたというものだった。ウィルソンはこの電報を周りの人に話した。しかし、信じる者は誰一人としていなかった……。
文字数 11,539
最終更新日 2020.10.01
登録日 2020.10.01
帝国を中心とした連合国と魔王軍との戦争の後、ドーマ王国の旧王都トュルクメニアに現れた"賢者たち"と呼ばれる何者かに世界は支配されつつあった。
1話をショートショートの長さで投稿する予定です。
以下ネタバレ注意
作品のテーマであり、先に見ると伏線が台無しになります。
昨今人気の異世界転生がもし実際に起こったら、実際にその世界に住む人達の生活はどうなるのだろう?全く違う系統の異文化は果たして異世界の人々に受け入れられるのだろうか?そういう発想と視点で書いていきたいと思います。
文字数 2,308
最終更新日 2021.08.16
登録日 2021.08.12
この世とは別の平行世界では日本は太平洋戦争に勝ちそして連合国に加わり第二次世界大戦を終焉に導く。
その後冷戦化の中各国は軍拡競争を加速させ1987年第三次世界大戦が勃発する。
この物語は開戦から半年後のある仕官候補生の物語である。
文字数 18,306
最終更新日 2020.12.05
登録日 2020.02.18