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※本作は前作「祈りの重さを知るがいい。」の続編ですが、本作単体でも読めます。
前作『祈りの重さを知るがいい。』
https://ncode.syosetu.com/n8453mb/
王太子アルリックは、“無能の聖女”エリスを切り捨てた。
「祈るだけで何も変えられない女など、王妃には不要だ」
だが彼女が去った瞬間、王国の「幸運」は底を突く。
戦は惨敗、食糧は腐り、かつての仲間は獣のように殺し合う。
そこでようやく、彼は知る。
彼女の祈りは、ただの願いなどではなかった。
世界に溢れる“最悪”を、たった一人で堰き止める堤防だったのだ。
失ってから跪いても、もう遅い。
これは、死すら救いにならない地獄で、終わることすら許されない男の物語。
文字数 4,850
最終更新日 2026.04.26
登録日 2026.04.26
地下一階、死者の名を整理するだけの無機質な日々。
記録保管室で働く「私」が手にしたのは、
提出日が「明日」と記された、
自分自身の死亡報告書だった。
死因、場所、時刻。
すべてが書き込まれたその運命を拒絶するため、
私は完璧な密室である自室に引きこもる。
そして、運命の午後三時——
最後に残されたインクの滲みが語る、冷徹な真実とは。
文字数 823
最終更新日 2026.04.18
登録日 2026.04.18
魔王討伐の英雄として称えられる勇者アレス。
だが、王都の片隅で働く書記官レインに、
ある日《ログ閲覧》という奇妙なスキルが現れる。
それは、世界の「履歴」を読む力だった———
勇者の討伐報告書を開いた瞬間、ログが告げる。
発覚した改ざんは1,487件。
英雄譚は、すべて書き換えられていた。
勇者の背後には、世界の歴史そのものを私物化する
巨大な組織の影。
レインは気付く。
『世界は書き換えられている』
ならば――俺が校閲する。
書記官のペンは、偽りの歴史を斬り裂く刃となる。
世界のバグを正し、真実の物語を取り戻す
痛快・校閲ファンタジー!
文字数 4,908
最終更新日 2026.04.05
登録日 2026.04.04
『返品不可? いや、俺がこの世界を返品してやるよ!』
異世界召喚された高校生・高杉カイトが授かったのは、地味な固有スキル《返品》。
「店番でもしてろ!」と勇者パーティを即追放されたカイトだが、このスキルの真価は「所有したものを元の場所に戻す」という概念干渉能力だった。
襲い来る魔物をダンジョンへ、放たれた魔法を術者の元へ。あらゆる脅威を「お片付け」し、カイトは【帰還の勇者】として成り上がる。
だが、魔王軍の猛攻を前にカイトは気づく。この世界そのものが「間違った注文(エラー)」だったとしたら?
ゴミ扱いされたスキルが世界のバグを書き換え、最後には異世界そのものを出荷元へ叩き返す!
前代未聞の事象改変系・異世界逆転ファンタジー、開幕!
文字数 6,119
最終更新日 2026.03.29
登録日 2026.03.29
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