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「私に近づかないで。……呪われたくないならね」
私立鳳凰学園の誇る超絶美少女・神代凛華(かみしろ りんか)。
透き通るような青い瞳と鮮やかなピンク髪を持つ彼女は、古来より続く霊能の天才であり、誰に対しても冷徹に対応することから【絶対不可侵の氷の霊能者】と恐れられていた。
だが——そんな彼女の『裏の顔』を知る者が、世界に一人だけいる。
彼女の背後に立つ影の薄い男子生徒、黒木結斗(くろき ゆいと)。
あらゆる呪いや霊障を消し去る『絶対無効化』の体質を持つ彼は、周囲から「冷酷な神代さんにアゴで使われる哀れな助手」と思われていた。
しかし、怪異退治が終わり、二人きりになった瞬間——
「……結斗ぉ、怖かった……! なんで最初から手を握っててくれなかったの!?」
脚をプルプル震わせ、半泣きで結斗の背中に抱きついてくる凛華。
そう、学園一の高嶺の花は、極度のビビりで方向音痴、そして結斗がいないと何もできない超絶甘えん坊だったのだ!
表向きはクールな天才霊能者と、その助手。
けれど裏では、過保護な助手と、彼にベタ惚れで重すぎる愛を向けるポンコツヒロイン。 「言っておくけど、私から離れていいなんて許してないからね……?」
冷たい氷の下に隠された、甘すぎるギャップに翻弄される現代オカルト×バディラブコメ、開幕!
文字数 8,160
最終更新日 2026.10.15
登録日 2026.10.15
世界には二つの災厄が存在する。
すべてを終わらせる《黒の災厄》ノア。
すべてを繋ぐ《赤の災厄》レイン。
二人は世界を守るために生まれた存在だった。
王国の戦争を終わらせた。
魔王を討った。
瘴気を封じた。
それでも人々は彼らを恐れた。
感謝ではなく侮蔑を。 称賛ではなく追放を。
そしてある日、二人は世界から捨てられる。
だが王国は知らない。
二人こそが世界を支えていたことを。
二人が去った日から、結界は崩壊し、魔物は溢れ、世界はゆっくり終わり始める。
一方その頃。
追放された二人は辺境の呪われた島でのんびり暮らしていた。
魚を釣り、畑を耕し、ドラゴンと昼寝をする毎日。
今さら帰ってこいと言われても遅い。
世界を守る理由など、もうどこにもないのだから。
これは世界から恐れられた二人の災厄が、ようやく幸せになる物語。
文字数 11,809
最終更新日 2026.10.14
登録日 2026.10.14
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