ピアノの家のふたりの姉妹

【ふたりの親愛はピアノの連弾のように奏でられた。いざもう一人の弾き手を失うと、幸福の音色も、物足りない、隙間だらけのわびしさばかり残ってしまう。】
ピアノの響く家には、ふたりの姉妹がいた。仲睦ましい姉妹は互いに深い親愛を抱えていたが、姉の雪子の変化により、ふたりの関係は徐々に変わっていく。

(縦書き読み推奨です)
24h.ポイント 0pt
0
小説 184,036 位 / 184,036件 ライト文芸 7,391 位 / 7,391件