郷愁 小説一覧
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7件
1
ノースキャンプの見張り台
時代劇で見かけるような、古めかしい木づくりの橋。それを渡ると、向こう岸にノースキャンプがある。アーミーグリーンの北門と、その傍の監視塔。まるで映画村のセットだ。
進駐軍のキャンプ跡。周りを鉄さびた有刺鉄線に囲まれた、まるで要塞みたいな町だった。進駐軍が去ってからは住宅地になって、たくさんの子どもが暮らしていた。
赤茶色にさび付いた監視塔。その下に広がる広っぱは、子どもたちの最高の遊び場だ。見張っているのか、見守っているのか、鉄塔の、あのてっぺんから、いつも誰かに見られているんじゃないか?ユーイチはいつもそんな風に感じていた。
感想数 2
文字数 121,842
最終更新日 2025.07.29
登録日 2025.07.09
2
魔女の郷愁
魔女にも、かつて家族があった。
美しい故郷があった。
明るい茶色の髪や、白い肌や、動物たちや、歌や、赤い夕陽。好きなものもたくさんあった。
彼女は今日、処刑される。
感想数 0
文字数 1,560
最終更新日 2020.10.21
登録日 2020.10.21
3
おかえり
おかえり、っていってくれる場所はまだありますか。「おかえり」っていってくれるひとはまだいますか。だれも自分におかえりをいってくれない、ほっと一息だってつけさせてくれない、だれも、だれも自分のことを大切にしてくれない。みんな——みんなそう、だれも、あなたのことを大事にしてくれない。
この短いお話を読んでみてください。誰かの声に似た「おかえり」を、部屋にいい置いてから外出するようになるかもしれません。
感想数 0
文字数 1,981
最終更新日 2024.01.25
登録日 2024.01.25
4
ちくわの向こうの桜の木
年末の夜、こたつでひとり酒を楽しむ女性。
ふと覗いたちくわの穴の向こうに、誰かの”目”があった――?
ちくわの向こうの誰かとの、ちょっと心温まる交流譚。
感想数 0
文字数 3,751
最終更新日 2025.10.25
登録日 2025.10.25
5
蛍降る駅
大きな街に出て働き、そして、消耗してしまったOL 涼子。
何気なく見た中吊り広告から、故郷を思い出し、自分の今を不安に思う。
帰らなくちゃ……
その想いが心に生まれ、そして、逃れ難い郷愁に囚われる。 何がそうさせたかは、判らない。
が、強迫観念にも似たその想いは、涼子の足を故郷に向ける。
そこで 出逢う過去との再会。
彼女の中に何かが灯る
掌編集に御座います。
第一話: 蛍降る駅
第二話: 巡る縁は糸車の様に
第三話: Christmas Special (クリスマス特別編)
感想数 1
文字数 64,738
最終更新日 2018.12.24
登録日 2018.11.03
6
コカク
感想数 0
文字数 19,528
最終更新日 2022.06.03
登録日 2022.06.03
7
【R18】筐庭の夏
とある村の共有物として育つ翔太朗が、親切な村人たちと過ごす「ひと夏」。
村の数少ない子供の中で最年長の女子のいたずらにより性に目覚めた翔太朗は、次第に過去に置き忘れていた記憶を呼び覚まし、「僕」なりのやり方でそれらを克服していく。
「お姉さん。また会いに行くからね」
永遠に終わることのない夏を少年はいつまでも歩み続ける。
感想数 0
文字数 27,115
最終更新日 2024.11.10
登録日 2024.11.10
7件