ホラー 喪失 小説一覧

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「ぼくがなんでも解決してあげるよ」と言ったあの子が来てから、七年間でぼくの周りの人間は全員いなくなった

 小学三年生の夏、ぼくの前に「なんでも解決してあげる」と言う子供が現れた。テストの点数も、いじめっ子も、夜が怖い気持ちも、全部解決してくれた。  七年が経ち、高校二年生のぼくには友達が一人もいない。家族もいない。先生も、クラスメートも、「突然消えた」「急に引っ越した」「事故に遭った」。  ぼくの隣にはずっとあの子だけがいる。「ぼくがいれば大丈夫だよ」と言いながら、笑っている。  ——ある日、押し入れの奥から見つけた小学三年生の日記。そこには毎日、同じ一文だけが書かれていた。 「今日もあの子に頼んでしまった」
ホラー 連載中 長編
感想数 0 文字数 70,324 最終更新日 2026.07.06 登録日 2026.06.25
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砂時計の底

幼い頃に海で幼馴染を亡くした男が、懐かしい浜を再訪したことで、忘れていたはずの何かを持ち帰ってしまう。
ホラー 完結 短編
感想数 0 文字数 2,007 最終更新日 2026.04.20 登録日 2026.04.20
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煙突

冬の夜、老人が炬燵で孫に語る煙突の話。遠い記憶と、妻を失った年の冬の夜の出来事が、静かに、ゆっくりと、今夜へとつながってくる。
ホラー 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 1,116 最終更新日 2026.04.23 登録日 2026.04.23
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執着

優しいから手放せなかった——夜十時の影。 年の離れた従兄・直哉を病気で亡くした「僕」。 葬儀の夜から、決まって夜十時になると、家の前の電信柱に人型の影が現れるようになる。 その影は、直哉のものだと直感的にわかった。 彼は成仏できず、何かを訴えに来ているのだと信じた僕は、影の口の動きを録画し、必死に読み取ろうとする。 そこに映っていたのは「お願い」の言葉だと信じていた。
ホラー 連載中 短編
感想数 0 文字数 2,139 最終更新日 2026.07.13 登録日 2026.07.13
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その恋は、やさしく喰われた

その恋は、やさしく喰われた
彼女は恋をした。 ゴミ箱の中で交尾していたカマキリに。 気づけば日常がひび割れ、現実と幻想の境界が溶けていく。 それはただの妄想か、それとも――ほんとうの恋だったのか。
ホラー 完結 短編
感想数 0 文字数 1,497 最終更新日 2025.06.17 登録日 2025.06.17
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