ファンタジー 強気ヒロイン 小説一覧
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7件
1
荷物持ちと追放されたので、帰り道は置いていきません
「お前は数に入らない」
五年間、荷物持ちをしてきたパーティーから、そう言われて追放されました。討伐数ゼロ。探索記録ゼロ。ええ、戦っておりませんから。
わたしがしていたのは、迷宮の床に「帰還座標」を刻む仕事。パーティーがいつも一瞬で地上に戻れたのは、二百十四箇所の座標のおかげ——皆は高価な「帰還石」の力だと思っていましたけど、あれ、ただの石ですのよ。
追放されたので、座標はわたしと一緒に失効します。
三週間後、彼らは第四十一階層で遭難しました。
そしてギルドが調べ始めたのです。「本当に到達していた階層」を、五年間、正確に記録していた手帳のことを。
感想数 11
文字数 15,985
最終更新日 2026.08.18
登録日 2026.08.15
2
研究ノートを盗まれたので、最後の一工程は教えません
王宮の地下三階、窓なし日当たりなしの「呪具係」。それがわたし、ネヴィアの職場です。
十二年で解いた呪いは九百件。表彰はゼロ回。功績は全部、魔術師団長のものになりました。「仕組みの話だ」そうです。
ある朝、抽斗の鍵が壊され、十二年分の研究ノート十二冊が消えました。三ヶ月後、書店に並んだのは『解呪大全――魔術師団長ゴドウィン著』。わたしの図版の癖まで、丁寧に丸写しで。
でもね、ひとつだけ教えてあげる。
あのノートには、書いていないことがあるの。
解呪の最後、九つ目の工程――抜いた呪いを鎮める《供養》。これを飛ばすと、呪いは三ヶ月後、倍になって戻ります。
わたしは訴えません。ただ、王都の外れに小さな店を出して、器を焼いて、待つだけ。
三ヶ月後の、行列のために。
感想数 8
文字数 16,303
最終更新日 2026.08.19
登録日 2026.08.16
3
隠し階層を見つけたので、帰り道は作りません
『荷物持ちと追放されたので、帰り道は置いていきません』の続編です。前作未読でも読めます。
追放から一年。わたし、テッサは王立探索院の主任座標術師になりました。仕事は、新しく見つかった迷宮に、帰り道の座標を刻むこと。
その未踏区画の奥で、わたしは隠された泉を見つけてしまったのです。
泉のほとりには、わたあめのようにまんまるの、ふわふわの生き物たち。魔素を食べて、泉を澄ませて、迷宮の底を静かに保ちながら、誰にも知られず幸せに暮らしていました。
道が繋がれば、この子たちの家は終わります。
だからわたしは、五年間座標を刻み続けたこの手で、初めて「刻まない」ことを選びました。測量記録に空白を残したわたしを、規定と査問会が待っています。「すべての発見は登録せよ」と。
——地図に載らないことと、存在しないことは、まったく違う。
記録に救われたわたしが、今度は、記録しないことで守る番です
感想数 3
文字数 14,884
最終更新日 2026.08.28
登録日 2026.08.25
4
辺境伯に嫁いだので、可愛い義息子と楽しい辺境生活を送ります ~ついでに傷心辺境伯とのぐずぐずの恋物語を添えて~
父が作った借金返済の代わりに、女好き辺境伯ヒューバートの後妻として差し出された子爵令嬢エメリーン・オルクス。
父と義母と義姉とに満面の笑顔で見送られたエメリーンだったが、ヒューバートは初夜ですら花嫁の元を訪れることはなく、その翌日エメリーンだけを辺境伯領へ向かう馬車に乗せた。
ーー過去に囚われている眉目秀麗な女好き辺境伯と、義賊の記憶持ちで口やかましい元子爵令嬢の、少し変わった子育てとぐずぐずな恋物語。
「私の言っていること聞こえていますか。耳はまだ腐っていませんか。とにかく何が言いたいかって言うと、今すぐ屋敷に戻ってきやがれ、ってことです。分かりましたか、このクズ旦那様」
感想数 36
文字数 268,015
最終更新日 2026.03.03
登録日 2025.06.03
5
私の恐ろしい異世界邪悪悪役令嬢クラブ ~孤独を抜けた私と危険な親友たちで世界をひっくり返す~ 【各話挿絵付き】
命の最期。
ヒカリ姫は、自らの孤独な生涯を思い返していた。
あの日まで——
初めての友達と出会う、あの日まで。
……いいや。
最高の友達、だ。
彼女たちは言った。
自分は異世界から転生してきたのだ、と。
この世界は実は、無数の小さなゲームからできた巨大なひとつのゲームなのだと。
自分たちの役柄は「悪役」なのだと。
そしてヒカリは——その中でも最強のシークレットボスなのだと。
「システム」とやらがあって、それを操ればすべてをひっくり返せるのだ、と。
——その方法も、教えてくれるのだと。
だが、ひとつだけ想定外のことがあった。
この世界は、乙女ゲームだけでできていなかった。
そして——
「システム」があっても、この世界はゲームではなかった。
これは、翼ヒカリという少女の人生と時代の物語。
異世界から来た邪悪な悪役令嬢クラブと、
彼女たちが巻き起こした、すべての騒動の記録である。
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🌸※本文は生成AIの補助により推敲を行っています。
💜※挿絵は手描きとAI生成の併用です。
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感想数 0
文字数 26,948
最終更新日 2026.08.15
登録日 2026.08.09
6
アカネイロ物語
アカネイト王国・王女アカネ。彼女には憧れの女性がいる。その女性は、国に伝わる伝説の女性剣士。その彼女に近づくためにアカネは、16才の女の子とは思えぬほど剣の稽古に明け暮れていた。
やがて、その女性剣士が描かれた肖像画からとある世界に導かれる。
そこは、世界を葬り去る力を持った伝説の黒竜王が復活しようとしている世界だった。
アカネたちの時代では、とうに倒されている黒竜王。
なぜ? どうして?
アカネは自分に起きた出来事にわけもわからぬまま、黒竜王討伐へと向かうことに。そこで出会う、さまざまな人々。
実力は文句ないがどこかおちゃらけた二枚目剣士・金髪が似合う可憐な双子の美少女大魔導士・クールな雰囲気をまといながらもどこか抜けている女性剣士……
アカネは多くの人たちとの交流で、成長しながら皆を率いる存在に。
自身に起きた謎を解きながら、強大な魔物に立ち向かっていく、凛々しく勇敢な女の子の物語!!
ご一読、お気に入り追加いただければ幸いです!!
※小説家になろうさんサイトでも公開しております。
感想数 0
文字数 102,507
最終更新日 2026.09.07
登録日 2026.05.25
7
この世界のスキル・アイテム“オリガミ”の秘密は僕だけが知っている
この世界では、全ての人が10歳になると教会でスキル・アイテムを授かる。
スキル・アイテムとは、神がその人それぞれに与えて下さるスキルに沿った道具の事だ。“天職”とも言う。
僕も今日、10歳になり、教会に出向いた。そして授かったのは――。
「貴方のスキル・アイテムは……“オリガミ”です!」
どうやらこの世界では謎に包まれたスキルらしい。パッと見、白い小さい真四角の紙だもんな。使い方なんて分からないだろう。
でも、僕は知っている。――いや、覚えている。
“前世”では……縁のありすぎるものだからだ。
感想数 0
文字数 41,481
最終更新日 2023.07.04
登録日 2023.03.24
7件