絵本 小説一覧
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「この森の言葉を集めて、辞書を作ろう!」
ミナ の こころ に とどく コトバ が、きっと ある はず だ……
森の奥で、リスのリッカは言葉を失ったキツネに出会います。
その静かな姿に、リッカは問いかけます。
──言葉って、どこから来るの?
──どうすれば、誰かの心に届くの?
リッカは、言葉を探す旅に出ます。
森の仲間たちとの出会いを通して、「ふれる」「まぜる」「ひらく」「こぼれる」「つなぐ」といった、心の奥に芽吹くような言葉に出会っていきます。
そして、リッカはその言葉を一冊の「森の辞書」にまとめていきます。
それは、誰かの気持ちに寄り添い、未来の誰かに手渡すための、ことばの地図。
「言葉って、こころの芽みたい。育てるには、光と水と、やさしさがいるんだ。」
違いを受け入れ、気持ちをつなぐ力を育む──
言葉に悩む子どもたち、そして言葉を育てたいすべての大人たちへ。
この絵本は、言葉を集め、育て、未来へ手渡す旅を描いた、静かで美しい一冊です。
文字数 2,892
最終更新日 2025.12.04
登録日 2025.11.25
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「誰かが…ほんとうを言ったんじゃないか? 裁判を始めよう!」
森の広場に立つのは、嘘で育つとされる「うその木」。
裁判官のフクロウ・ホウホウは、自らの言葉の力に怯え、ただ沈黙を貫いていました。
でも、リッカの笑い、ミナミの強がり、コンの照れ、そしてネネの言葉にならない涙——それぞれの“伝え方の違い”が、木に光をもたらすのを目撃します。
そして、ホウホウもまた、言葉への恐れを乗り越え、心からの「ほんとう」を語り始めます。
「伝えるって、うまく話すことじゃなくて、気持ちを選び取ること」だと知る物語です。
沈黙とことば、うそとほんとう——その間にある揺らぎを描いたこの絵本は、言葉にできない感情の余白をそっと抱きしめるような温かさで、すべての“伝え方に迷う人”にそっと寄り添います。
文字数 5,974
最終更新日 2025.12.04
登録日 2025.11.14
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文字数 369
最終更新日 2025.11.30
登録日 2025.11.30
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「あっ!」
そらにくろくも あまぐもちゃん
いそいそいそぐ はっぱうら
ぽつっ ぽつり
ぽつっ ぽつり
ぽつん ぽっつん
ぱちん ぽちん ぱちん
ざぁーーーっ…
なみだがぼとぼと あまぐもちゃん
その様子を見て心配なイモムシちゃん
文字数 832
最終更新日 2025.11.30
登録日 2025.11.30
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猫八がたまに描いて更新する、ファンタジー寄りの創作イラスト帳です。
たまに妄想設定とか、名前とか付いてます。
頑張って描いているので、配色のセンスが無いとか思っても口に出さないで下さい。
文字数 190
最終更新日 2025.11.28
登録日 2025.11.28
16
秋の風が吹き始め、肌寒い季節がやってきました。
冷たい風と共にやってきたのは、恐ろしい風邪のウイルス。
季節の変わり目は、とっても風邪をひきやすいのです。
文字数 1,913
最終更新日 2025.11.27
登録日 2025.11.27
17
主人公が大切にしていたパーカーが破れてしまった。
おばあちゃんの力を借りてパーカーはどうなっていくのか……
文字数 756
最終更新日 2025.11.26
登録日 2025.11.26
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文字数 208
最終更新日 2025.11.23
登録日 2025.11.23
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昔話やお伽噺、お子様から大人まで老若男女問わずお読み頂けます。
一部作品には当時のままで短編編集しております。
言葉や表現に差別や侮蔑等不快に感じる場面もございますが、その場合ブラウザバックをお勧め致します。
※R15指定は保険です。
文字数 17,360
最終更新日 2025.11.22
登録日 2024.12.10
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絵本『ほしをおしえてくれたひと』
ひとりで暮らしていたシカくんは、
ある日森の奥で天文台をみつけました。
そこには、おじいさんがひとり静かに望遠鏡で星を見ていました。
おじいさんにすすめられて見上げた星の輝きに、シカくんの心は感動しました。
おじいさんにまた星を見においでと言われ、シカくんは胸をときめかせながら天文台へ向かいます。
けれど、そこにおじいさんの姿はなく、
まてども、まてども、
おじいさんはもう現れませんでした。
ただ、あの夜に見た星の光だけが、
シカくんの心にいつまでも残っていました。
子どもから大人まで楽しめる絵本となっておりますのでぜひご覧くださいませ。
文字数 256
最終更新日 2025.11.20
登録日 2025.11.20
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文字数 3,850
最終更新日 2025.11.20
登録日 2025.11.20
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「ちゃんと ふつうに しなさい!」
──どうして ぼくは みんなみたいに できないんだろう……
森の奥で、のんびり屋のカメ・トトは「みらいのたまご」を見つけます。
そのたまごには、見えた未来 がほんとうになる不思議な力がありました。
トトは、たまごに映る立派な姿を なりたい自分 だと信じて、努力を始めます。
でも、仲間たちとの出会いを通して、少しずつ問いが生まれます。
──それは、ほんとうにぼくが望む未来なのかな?
やがて、たまごは失われ、未来も見えなくなります。
けれどその喪失の中で、トトは気づきます。
「未来は、見えるものじゃなくて、歩きながらつくっていくもの」
誰かに決められた 普通 ではなく、自分のペースで、自分らしく生きることを選んだトト。
違いを抱えた仲間たちとの出会いが、トトの心をほどき、再び歩き出す力をくれました。
挫折と再生、多様性と希望を描いた、すべての 選び直したい人 にそっと寄り添う絵本です。
文字数 11,188
最終更新日 2025.11.19
登録日 2025.11.05
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文字数 477
最終更新日 2025.11.19
登録日 2025.11.19
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この絵本はむかしむかしあるところにから始まってめでたしめでたしまで8つのお話が読めるふしぎな絵本です
文字数 119
最終更新日 2025.11.18
登録日 2025.11.18
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『ひかりの木』
君が生まれるずっと前から
わたしは ここにいた。
風の道に根を張り
季節の輪をくぐりぬけながら
ただ 空を見上げていた。
やがて君が来た日
小さな足音が 土を震わせた。
君の名前を知らなくても
わたしはすぐに気づいた。
――ああ、待っていたよ、と。
君は枝にぶら下がり
笑いながら空を蹴った。
君の笑い声が葉脈を通って
幹の奥まで響いた。
わたしは満ちていた。
世界のすべてが
あの笑顔だけで 足りると思った。
けれど君は育ち
遠くを見る目を覚えた。
恋を知り、夢を抱き、
わたしの影から離れていった。
そのたびに、ひとつ
枝を折られ、実をもぎ取られ
幹を割かれ
空へ伸びていた想いは
静かに短くなっていった。
それでも、待った。
風の音に耳をすませ
鳥の巣に話しかけ
降る雪に身をあずけ
ひとりで季節を数えた。
そしてある日
君は戻ってきた。
しわの刻まれた手で
わたしの切り株に触れ
深く座り、何も言わず
ただ、息をついた。
その背中を
わたしは冬の陽のように包んだ。
もう与えられる枝はなくても
君が帰る場所であることは
失われなかった。
君が眠ったあと
静かな土の奥から
ひとつの芽が生まれた。
柔らかな緑の息吹。
未来の形をした希望。
わたしは気づく。
与えるとは
なくなることじゃない。
愛したことは
木のように輪を刻み
誰かの心に根を残す。
だから今日も
風にゆれる、小さな葉が言う――
「また、誰かが来るよ」
そしてわたしは
静かに応える。
「うん。待っている。」
文字数 17,013
最終更新日 2025.11.18
登録日 2025.11.18
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文字数 480
最終更新日 2025.11.13
登録日 2025.11.13
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作品タイトル『しずけさのなかのぼうけん』
あらすじ(概要)
音のない世界に、ぽつんと現れたひとりの子ども。静けさに包まれた森を歩きながら、風や葉、水の音に耳を澄ませ、少しずつ感覚を取り戻していく。やがて胸の奥から「ぽっ」と心の声が生まれ、「…あ」と自分の声を見つけたとき、世界は色と音に満ちていく。静けさは怖いものではなく、発見と成長の場だった——そんな“感覚の旅”を、擬音語と余白を活かした構成で描く絵本。
作品のねらい・特徴
・静けさを「怖さ」ではなく「冒険」として描き、幼児が感覚を通して世界とつながる体験を表現。
・擬音語(しーん、ひゅるる、さらさら、ぴちょん…)を視覚的に配置し、音を“読む”楽しさを提供。
・余白と色彩の変化を通じて、感情の起伏や世界の広がりを演出。
・「自分の声を見つける」ことをクライマックスに据え、自己肯定感と感覚の回復を物語の核に据えている。
対象年齢
3〜6歳(音や色、感情の変化に敏感な幼児期)
文字数 1,248
最終更新日 2025.11.12
登録日 2025.11.12
39
文字数 784
最終更新日 2025.11.10
登録日 2025.11.10
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