断罪後小説一覧
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侯爵令嬢のセシリアのもとに、ある日突然、義妹だという少女が現れた。
彼女はメリル。父親の友人であった彼女の父が不幸に見舞われ、親族に虐げられていたところを父が引き取ったらしい。
だがこの女、セシリアの父に欲しいものを買わせまくったり、人の婚約者に媚を打ったり、夜会で非常識な言動をくり返して顰蹙を買ったりと、どうしようもない。
「お義姉さま!」 . .
「姉などと呼ばないでください、メリルさん」
しかし、今はまだ辛抱のとき。
セシリアは来たるべき時へ向け、画策する。
──これは、20年前の断罪劇の続き。
喜劇がくり返されたとき、いま一度鉄槌は振り下ろされるのだ。
※ご指摘を受けて題名を変更しました。作者の見通しが甘くてご迷惑をおかけいたします。
旧題『義妹ができましたが大嫌いです。〜断罪劇の次世代たち〜』
※初投稿です。話に粗やご都合主義的な部分があるかもしれません。生あたたかい目で見守ってください。
※本編完結済みで、毎日1話ずつ投稿していきます。
文字数 122,202
最終更新日 2020.12.24
登録日 2020.10.19
アニタは修道院で出家する道を選んだ。
失恋の痛みと、父を殺された悲しみを負いながら、一人で寂しく生きていく人生を選択したはずだった。
しかしある日突然、アニタの元に結婚話が舞い込んできた。
相手は隣国ガルザバイル帝国ザルナファス伯爵。見た目は野獣のように毛むくじゃらで、しかも『鬼将軍』の異名を持つ恐ろしい人物でもあった。
いやいや、アニタはただ静かに暮らしたいだけだ。結婚などしたくない。
そんなアニタの絶望とは裏腹に、実際還俗して嫁いでみると、あら不思議???
ザルナファス伯爵はアニタに優しくて、熊のぬいぐるみのようだった……???
『蛙の王女様—醜女が本当の愛を見つけるまで—』のスピンオフ。
脇役の悪役令嬢アニタのその後ーー断罪後のお話。
© 2018 Chihiro Fukaishi ※旧ペンネーム・狸
文字数 6,491
最終更新日 2018.08.08
登録日 2018.08.08
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