チート小説一覧
勇者テラスパーティーの役立たずとして有名な荷物持ちアイン。
戦闘能力が全くないアインの唯一の長所は「収納魔法」の容量が人より少し大きいというものだった。
普段からパーティーメンバーや冒険者仲間にバカにされて来たが、それでも仲間の為にと予備の装備や回復アイテムを運んでいた。
だが強大な敵と対峙したときテラスたちはアインを囮に逃亡してしまう。
絶望の中、懸命にモンスターと戦うアインはいつの間にかモンスターよりも強くなってしまっていた。
その結果――
「燃やし尽くせ! ファイアボール!」
「収納魔法」
「オ、オレのファイヤーボールが収納された!?」
「どけっ! 我が伝家の宝刀の切れ味を受けてみよ! 一の太刀! 空刃!」
「人のいる場所で剣を振り回すものじゃない。これも収納魔法」
「おぃぃぃいいいいい! 剣返せよ! 伝家の宝刀ぉぉおおおお!」
これは勇者よりも剣聖よりも賢者よりも強くなってしまった、ただの「荷物持ち」の話である。
文字数 1,028
最終更新日 2020.08.31
登録日 2020.08.31
運命神の気まぐれによって異世界に転生して平穏な日常を送っていた俺だったが、変化のない俺の生活に飽きた運命神はある日突然異世界と日本を繋ぐ次元の扉を作ると言い出した。神のやることに文句などは言えるはずもなく、俺の転生した世界は日本と繋がってしまった。次元の扉は日本のおおよそ真ん中、かつて織田信長の居城であった岐阜城の天守閣にできたらしく当然誰の目にも止まらないということはなかった。異世界側の扉は迷惑なことに俺の部屋のクローゼットにできてしまった。俺の異世界生活はどうなってしまうのだろうか。
文字数 43,484
最終更新日 2019.10.23
登録日 2019.10.18
千年前――異世界より召喚され、剣帝と呼ばれた男がいた。
彼の剣は美しく、勇ましく、誰よりも強かった。
そんな彼の唯一の願望は、剣術を極めること。
大国を退け、魔王を倒し、魔神すら打倒した彼を、人々は英雄と呼んで称えた。
剣帝となった彼は、自らの願望をかなえたのだ。
しかし、栄光は長く続かない。
彼の力を畏れた人々によって、彼は毒殺されてしまった。
それでも彼は願望を叶えたのだ。
悔いはない、満足だと……思えなかった。
最後を迎えた彼に残っていたのは、埋まることのない空っぽの心だけ。
何も満足などしていない。
ただただ虚しいだけ。
そうして、彼は二度目の生を受ける。
貴族の次男に生まれた彼は、今度こそ満足した最後を迎えるため、好きか勝手に生きることにした。
ほしい物は全て手に入れる。
世間で嫌われている亜人も、自分が気に入れば使用人として雇う。
いつしか落ちこぼれ貴族と呼ばれていた彼だったが、そんなことは気にせず自由気ままに暮らしていた。
そんなある日、実の父から追放宣言を受けてしまう。
目に余る堕落ぶりに呆れられてしまったった彼だが、落胆することなく新たな道を見つける。
これは剣帝と呼ばれた男が、幸福な最期に向って生きる物語。
なろうからの転載です。
第一部の区切りまで投稿しますが、その後は反応をみて考えます。
文字数 54,579
最終更新日 2020.10.04
登録日 2020.09.20
誰もが憧れ、自由に生きられるはずの『異世界』。異世界への転生、転移を望む人類が増え、そこには歪みが生じていた。持続不可能と判断された異世界を訪れ、事務的に『主人公』達をBANするのは、異世界管理局から派遣された、私、出入界在留管理人だ。
※推敲中です
なろう様で2019年頃に書き出したのですが、公開前に、某作品の影響もあり…心機一転しようとアルファポリス様へ。
書き溜めていたものを修正しながら少しづつ公開していきたいと思います。どうしても書き直してしまうクセがあるので、気付けば内容が変わっていることがありますがご容赦下さい。
文字数 6,880
最終更新日 2021.07.29
登録日 2021.07.13
平穏をただ望む高校生の圭一は、神様の手違いで死んでしまう羽目になった。
神様曰く
「手違いで殺しちゃった!申し訳ないから、強くして生きかえらしてあげるよ!」
とのこと。
平穏を望む圭一に降りかかる平穏とは程遠い事件。
圭一は無事に平穏を手に入れることができるのか!
*この小説は異世界転生ものです。*
*主人公説明
赤座 圭一
高校生 17歳
帰宅部
成績 良い
趣味は読書で、平穏な生活をおくりながら空想の世界にのめり込むのが大好きで、個人的にも小説を書いている。
文字数 17,020
最終更新日 2018.10.02
登録日 2018.08.16
主人公、真木翔太はある日、トラックに跳ねられ死んでしまった。死んだかと思うと目が覚めると、目の前に神が居て、転生できると言われ、転生することにした翔太。社畜として、毎日残業で1日ぶっ続けで仕事をしていた。そのため、異世界ではまったり、スローライフしようと思い、ゆっくりしようと決めたが、魔物や魔族や竜族、人間に邪魔され、返り討ちにすると噂が噂を呼びスローライフが邪魔されてしまう。この物語はスローライフを手に入れるために邪魔者を倒していく物語である
文字数 87,676
最終更新日 2021.11.13
登録日 2021.08.26