不思議系 小説一覧
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――その鍵は、忘れられた物語を渡り歩く。
夜にだけ開く、不思議な図書館。
そこには“読まれなかった物語”や“置き去りにされたモノ”が静かに眠っています。
ある夜、「忘れものの棚」に現れた一つの真鍮の鍵。
川辺の夕暮れから、影の岸、懐かしい扉を経て──
やがて集められたモノたちと共に、図書館の奥の“扉”を開くことになります。
これは、モノが棚を渡り歩き、物語と読者をつなげていく連作ショートショートです。
鍵の行方を追ううちに、あなたもまた“持ち主”になるかもしれません。
◎読み方のご案内
- 初めての方へ:公開順に読むと、少しずつ謎が明かされていく楽しみがあります。
- 物語を振り返る方へ:時系列順に並べて読むと、鍵の旅の全貌を追うことができます。
◎収録作
- 忘れものの棚より『川辺に残る鍵』
- 影の棚より『影の岸の鍵』
- 懐かしさの棚より『扉の前で止まった鍵』
- 特別展示より『寄せ集めの机』
- 特別回『扉の向こうで待つもの』
- 完結編『灯りの還る場所』
※ほかに、【前日譚】『鍵が棚に届いた夜』と【番外編】『棚の間で見ていた』があります。
文字数 7,675
最終更新日 2025.08.26
登録日 2025.08.23
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§ コーヒーとCEOの秘密 (完)
『今日もコーヒー飲んでなーい!』意思疎通の取れない新会長に秘書室は大わらわ。補佐役の赤石は真っ向勝負、負けてない。さっさと逃げ出すべく策を練る。氷のように冷たい仮面の下の、彼の本心とは。氷のCEOと熱い秘書。ラブロマンスになり損ねた話。
§ 瀬尾くんの秘密 (完)
瀬尾くんはイケメンで癒しの存在とも言われている。しかし、彼にはある秘密があった。
§ 緑川、人類の運命を背負う (完)
会長の友人緑川純大は、自称発明家。こっそり完成したマシンで早速タイムトラベルを試みる。
理論上は1日で戻ってくるはずだったが…。
会長シリーズ、あまり出番のない方々の話です。出番がないけどどこかにつながってたりします。それぞれ主人公、視点が変わります。順不同でお読みいただいても大丈夫です。
タイトル変更しました
文字数 79,304
最終更新日 2025.06.21
登録日 2017.12.06
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5
特別な鳥をめぐる人たちを書いた異世界のお話です。ショートショートを書いてみたくて考えましたので、4話ほどで、さくっと終わります。ゆるい設定のお話ですが、お気軽に楽しんでいただければ幸いです。
文字数 5,113
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.11.29
7
都心から少し離れた寂れた商店街の一角に、その貸本屋は存在する。
立ち並ぶ本は見たことのないものばかり。
そしてその店の店主は、猫だった。
文字数 3,192
最終更新日 2021.12.03
登録日 2021.12.01
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