群像 小説一覧

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終わりゆく星は悠久の箱庭

終わりゆく星は悠久の箱庭
世界の片隅で出会う孤独な二人。 穏やかな幸せを得たはずのその出会いは、星の終わりを巡る運命の始まりに過ぎなかった── 『世界を壊す調停者』 『世界を救う救済者』 二つの異なる伝承が御伽噺として語られる、魔法と科学が溶け合う世界。 かつて大陸を分断して争った国々は、薄氷の和平の上に成り立っていた。 伝承研究を専門とする片腕が義手の考古学者アストは、亡き父の研究を継ぎ、遺跡を巡る旅に明け暮れていた。 そんな、いつ終わるともしれない旅の途中に、彼は孤児院で暮らす少女ミアと出会う。 その出会いをきっかけに、まるで運命かのように家族として歩むことを選んだ二人。 だが互いの孤独を癒すその儚い幸せも、ミアの額に現れた“紋章”によって崩れ去ってしまう。 それは古代の伝承に語られる、衰弱する星を救う“救済者”の紋章に酷似していた。 そして、この紋章が世界に露見したことを発端に、二人の旅は過酷な逃避行へと変貌する。 ミアを「もの」のように追い立てる国々から、彼女の未来を守ろうと誓ったアスト。 彼は、かつて父が追い求めた“伝承の真実”こそが、ミアを救う唯一の道だと信じていた。 これは世界の底に眠る最悪の真実を暴く男と、星の運命に選ばれた少女が、共に歩む喪失と愛の物語。
ファンタジー 連載中 長編
感想数 0 文字数 294,186 最終更新日 2026.09.05 登録日 2026.06.04
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あの日、自遊長屋にて

 幕末の江戸の片隅で、好まざる仕事をしながら暮らす相楽遼之進。彼は今日も酒臭いため息を吐いて、独り言の様に愚痴を云う。  かつては天才剣士として誇りある武士であったこの男が、生活に疲れたつまらない浪人者に成り果てたのは何時からだったか。  わたしが妻を死なせてしまった様なものだ────  貧しく苦労の絶えない浪人生活の中で、病弱だった妻を逝かせてしまった。その悔恨が相楽の胸を締め付ける。  だがせめて忘れ形見の幼い娘の前では笑顔でありたい……自遊長屋にて暮らす父と娘、二人は貧しい住人たちと共に今日も助け合いながら生きていた。  世話焼きな町娘のお花、一本気な錺り職人の夜吉、明けっ広げな棒手振の八助。他にも沢山の住人たち。  迷い苦しむときの方が多くとも、大切なものからは目を逸らしてはならないと──ただ愚直なまでの彼らに相楽は心を寄せ、彼らもまた相楽を思い遣る。  ある日、相楽の幸せを願った住人は相楽に寺子屋の師匠になってもらおうと計画するのだが……  そんな誰もが一生懸命に生きる日々のなか、相楽に思いもよらない凶事が降りかかるのであった──── ◆全24話
歴史・時代 完結 長編 R15
感想数 0 文字数 116,046 最終更新日 2021.06.12 登録日 2021.05.24
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と或る王の物語

ギミナジウス国のセド(競売)は国の許可印さえあればなんでも売れる。「クニウリマス」ある日国が売りに出された。誰が出したかは分からない。色に溺れた暴君は言った。「面白い、売ってやろう」その一言で、前代未聞のセドが始まった。 参加者は、大貴族ラオスキー侯爵に、国一番の大商人ニリュシード、マルドミ帝国のタラシネ皇子、そしてセドを営む外国人少女ハル・ヨッカーとその後見のブロード・タヒュウズ。 それぞれがそれぞれの思惑を抱え、陰謀×友情×正義×愛がせめぎ合う。 これは、決して歴史に残されることのなかった、或る王とその周囲の真実の物語。 ※群像推理劇ちょっぴり恋愛風味のお話を目指しています。
ファンタジー 連載中 長編 R15
感想数 0 文字数 179,913 最終更新日 2024.12.28 登録日 2020.01.04
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バー・ドーリー

金曜の夜、僕たちはバー・ドーリーで、いつものように飲んでいた
青春 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 1,447 最終更新日 2022.06.30 登録日 2022.06.30
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改造の時代

大正の始め、作家志望の中平真平は、文芸誌「改造」の主催する懸賞小説の二等に選ばれ、倉敷から上京する。改造は先行誌のヲリオンを追う、後発の文芸誌である。そうして真平は専属作家として毎月、改造に小説を発表するようになる。そこで知り合ったのが、田村、佐久、そして紅一点の瑞枝の三人の先輩文士であった。
青春 完結 短編
感想数 0 文字数 29,915 最終更新日 2022.08.29 登録日 2022.08.29
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