処刑人 小説一覧

8件
1

処刑人に囚われた亡国の王子は、殺されるはずが溺愛されている

滅亡した祖国の代償として、亡国の王子フェリクスは”処刑人”ギルベルトのもとへ人質として引き渡される。政敵も反逆者も、慈悲なく葬ってきたと噂される男。だが屋敷での日々は、拍子抜けするほど穏やかだった――穏やかすぎて、逆に恐ろしいほどに。 微笑みを崩さぬまま人を裁く男の底知れなさに怯えながらも、フェリクスは決して媚びず、意志を曲げなかった。その頑なさに、ギルベルトは初めて”興味”を抱く。 甘やかされるほどに募る違和感。優しさの奥に潜む、いつ牙を剥くか分からない危うさ。それでもフェリクスは、この檻から出ていくことを選ばなかった―― 殺されるはずだったのに、なぜか誰よりも大切にされている。狂気と紙一重の溺愛譚。
2

処刑される悪女に転生したので、処刑人を口説きます

 大好きな乙女ゲームの悪役令嬢・ルチアに転生してしまった主人公。しかし、身に覚えのない聖女毒殺未遂の罪を着せられ、断頭台の上に立たされてしまった! 「ここで死んだら、私、また最低の状態で一生を終えることになるじゃん!?」  絶体絶命のピンチの中、死刑執行役として現れたのは、国中から「死神」と恐れられる不愛想な処刑人・アラン。普通の人間なら恐怖で気絶するような場面だが、図太い社畜魂を持つルチアは、生き残るためにまさかの奇策に出る。 「ねえ、処刑人さん。どうせすぐ殺すくらいならさ、私と一緒にイイことをしてからでもいいのじゃないかしら」 ※全四話+後日談。四話目と後日談は同日公開します。
3

処刑された魅了の魔女、やり直し直後に処刑人に命乞いをして幸せを掴む

公爵家の庶子だったリリアナは無自覚な魅了の異能によりやんごとなき方々を誑かした罪により処刑された。しかし次に目が覚めた時、リリアナは公爵家に迎え入れられる前に戻っていた。今度は破滅しないよう魅了の異能を封印する決意を固め、前回リリアナを処刑した当人、ヴィクトールの元へと向かう。 一方、前回リリアナを破滅させた筈の公爵令嬢セシリアは、今回は別人が異世界転生していた。彼女だけは知っている。ここが乙女ゲームの世界で、いずれ自分は悪女として破滅することを。前回リリアナを追い落として運命を克服したことなど知る由もなく、今回も破滅の回避を目論む。 要約:ヒロイン役と悪役令嬢役の二人ともが破滅に怯えて四苦八苦しながらお互いに仲良くなりつつ殿方と親睦を深める話です。 ※別所にも投稿してます。
4

明治元年の断頭台

 フランス革命で数多の人間を処刑してきた断頭台(ギロチン)が、処刑人として名を知られるサンソン家から失われた。その約二十年後、維新の嵐が吹き荒れる日本で、見事な切り口で首を斬る手口の殺人事件が横行する。  幕府の処刑人として名高い山田朝右衛門の養子である山田半左衛門吉直は当初下手人と疑われ、その疑念を晴らすため事件の調査に乗り出す。そして、アンリ・サンソンの子孫を名乗る男装のフランス軍少尉アンリエット・サンソンと出会うのであった。  遠く離れた地で生まれた処刑人の一族の運命を背負う者同士が、血と怨念の連鎖を終わらせるため、明治元年の日本を駆け巡る。
5

血の轍

江戸時代、罪人の首を刎ねる「御様御用」という宿命を背負った男がいた。彼の名は甚兵衛。代々続く処刑人の家系に生まれた彼は、物心ついた頃から血と死の匂いに囲まれて育った。しかし、甚兵衛は決して冷酷な男ではなかった。むしろ、繊細で感受性豊かな魂を持ち、斬り捨てた者たちの最期の顔が、夜な夜な悪夢となって彼を苛んだ。 処刑人として感情を殺し、ただ職務を全うすることだけを求められてきた甚兵衛。だが、ある日、飢えに苦しむ幼い子のため米を盗み、処刑される女おきぬと対峙する。その澄んだ瞳に宿る母の深い愛情と諦念は、甚兵兵の心を深く揺さぶり、彼の内に秘められた人間性を呼び覚ます。 甚兵衛の苦悩が深まる中、彼の前に、おきぬの兄と名乗る謎の浪人権蔵が現れる。妹の復讐に燃える権蔵の憎悪は、甚兵衛の心に決定的な問いを突きつける。「お前は人殺しだ。血に塗れた手で、何を語れるのか?」 己の「業」と、人間としての「正義」の間で激しく葛藤する甚兵衛。彼は、血塗られた宿命から逃れることができるのか? そして、この避けられない対決の先に、彼が見出すものとは――。 『血の轍』は、処刑人という極限の状況下で、人間の心の闇と光、そして命の尊厳を深く掘り下げる、魂の物語です。
6

異能の共鳴

   異 能 の 共 鳴   久住晴翔(くずみはると)  直木賞を受賞した小説家だ。十八歳の時に日本を離れ十年間、世界中を放浪し帰国する。十年間の間に身体に落とし込んだ能力…不思議な異能の持ち主だった。政治が絡んだ事件を追及する久住は世間から、《異能作家》《異能探偵》と呼ばれていた。   沢渡涼子(さわたりりょうこ)  フリージャーナリスト。緻密な論理構成で悪しき政治家を追い詰めていく姿を、人は《美獣》《雷光天女》と呼ぶ。久住晴翔の理解者であり、真のジャーリストだ。  ダーク・テミス  昭和の時代から政界を牛耳る巨悪を葬る闇の裁き神。その素性はやがて明らかになるが。久住晴翔、沢渡涼子と共に、日本の闇を切り裂く異能の力の持ち主。  三人の異能の力が共鳴し、見えない闇を切り裂き…光を地の底に届けていく。
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処刑人×夫人革命逃亡記

一話に付き最低一枚絵を冒頭に挟んでます、ダウンロード容量にはお気を付けを。 追記:ごめん、私の容量が足りんかった。十一話以降の絵は遅れる。 庶民から成り上がり、いつしか先王の愛人となっていた女──アデル。 ある日、彼女は冷徹な高等法官レイモンを見初め、「恋人に」と誘う。 だが、その男の正体は国家公認の処刑人だった。 これを“侮辱”と受け取ったアデルは、革命裁判所に彼を起訴する。 しかし、時代はすでに革命の渦中。 裁判費用の捜査を通じて、アデルによる亡命貴族への金品輸送が発覚。 彼女自身が死刑宣告を受けることになる。 命乞いすら惨めとされる中、処刑を任されたのは皮肉にもレイモンだった。 だが彼は、幾千の命を奪い続けてきた過去に疲弊していた。 その隙を突き、アデルは彼を人質に逃亡。 共に逃げる中、二人は互いの罪と傷を詫び、感謝し、 やがて――奇妙な共犯関係として新たな旅路へと踏み出す。 「私は祖国と財産を取り返す。」「……今まで殺した人間と、処刑予定だった三千人以上を助ける。」 ──捕まれば即、断頭台。 交錯する赦しと野望、血と魂の逃亡劇が今、始まる。 史実では処刑されている人物がモデルなのともう少し後の時代のネタが使いたいのでその関係でフィクション寄りとしていますが最後の方で解説を一応挟ませてもらいます。
8

『笑う執行人』

『笑う執行人』 ――その名を聞いた者は、二度と笑えなくなる。 物語の舞台は、腐敗が日常になった東京。 政治家、財界人、裏社会、誰もが罪を金で隠すこの街に、 「支払い完了」とだけ残して消える謎の連続殺人犯が現れる。 殺し方は静かで正確。被害者の罪を象徴する“清算”の形で命を奪う。 汚職議員は、自ら署名した偽造書類で首を吊り、 暴力団の幹部は、自分の指示で殺された犠牲者たちの録音を聞かされながら息絶える。 犯人は“笑う執行人”と呼ばれる男。 端正な顔立ちに微笑を浮かべ、悪人だけを狙い、悪を裁く。 しかしその正義は、狂気と紙一重。 彼が殺す理由は「罰」ではなく、「救い」だった――。 一方、彼を追う刑事・橘(たちばな)は、 執行人が狙う“次の標的リスト”の中に、自らの上司の名を見つけてしまう。 悪が悪を裁く世界で、本当の正義はどこにあるのか。 そして、“笑う執行人”が最後に清算したい「命」とは――。 狂気と救済が交錯する、ダークサスペンス。
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