月見 小説一覧
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4件
1
月が空へと帰る時
一年で最も月が美しく見えるといわれる十五夜。
そんな十五夜の前日、達也は幼馴染の涼太、歩人、綾音の三人で達也の家へと向かった。
そこで達也の祖母、チヨ子の十五夜の体験談を聞く。
「十五夜の日、亡くなったじぃちゃんに会ったんよ」
祖父は若くして戦争で命を落としたはずだった。
チヨ子が祖父に会った方法――
それは、「月の力を借りる」というもので――。
2
十三夜の月
十三夜の月見の晩。仙吉の日除舟(ひよけぶね)は柳橋の桟橋に繋がれたままだ。かれこれ半刻(約一時間)も人を待っているのだ。仙吉には、その待ち人は来ないであろうと判っている。だがそれを屋形の内の侍にどう告げようかと思い悩んでいた。
3
月見家の月見
月見に込められた人々の祈り。
華やかなイベントばかりが花じゃない。
風情ある日本由来のイベントも大事にしていこうとする人たちが確かにいる。
4
約束
わたしたちを見て誰もが悲しいって顔をするけど、これってそんなに不幸なことかな?
終わりを迎えるその日まで、小さな約束は重ねられていく。
穏やかに収束を待つ、あなたとわたしの日常。
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