「接続」の検索結果
全体で59件見つかりました。
「ファンタジーな世界で新たな人生を」がキャッチフレーズのリアル路線なVRMMO「Real fantastic life」略名RFL
人から魔物、植物などに至るまでNPCはまるで本物のようであると話題になっていた。
18歳未満と一部のユーザはスキル制のゲームとして楽しみ、18歳以上で選択できるリアルモードでは、圧倒的な自由度と引き換えに魔物の解体から始まり、武器で戦うにも、ものを作るにも、魔術を使うにも現実的な技術を訓練し、勉強し、研究することが必要な超玄人向けのゲームとして楽しまれていた。
そんなゲームで魔術研究の第一人者として上位の魔術士の仲間たちとわいわいやりつつ、畑仕事や魔術、錬金術の研究をしながら、のんびり従魔や精霊たちと戯れ、現実の仕事の疲れを癒していた29歳独身タクミ。
空間魔術とダンジョンコアで作った自分と従魔だけのホームエリアで遊びに来ていた廃神さまとだべりながらのんびりしていたところ、起きるはずがない地震が発生する。
滅多にないイベントかと思いきや神様からこれは現実であり、異世界エターニアのいろいろヤバい国がテンプレとばかりに異世界召喚を実行、タクミはそれに巻き込まれホームエリアごと異世界に引き寄せられてしまったことを知る。
また、RFLは神様の暇潰しのための世界であり、地球の神様たちと結託し、管理する世界の内、ファンタジーな世界「エターニア」をコピーし、ゲーム用に作った世界であったとのカミングアウト。
RFLの世界に付随する形でホームエリアが存在していたことから異世界召喚の引き寄せる力に巻き込まれたとのこと。
地球の体からゲーム世界のアバターの体にゲーム機を通して魂を飛ばして繋いでいたこと、ホームエリアがエターニアに引き寄せられた際に地球側の体との繋がりがぶっちりと切れたこともついでとばかりに教えられる。
人間が起こした事件なため、人間で片をつけるべしとのことで、自力で転移陣を作ったならば、試練達成として手助けするとの言質をとる。
さらにはRFLの基礎となる世界だけあってリアルモードで学んだ技術はそのまま使え、アバターも従魔たちもそのままでいいとの朗報。
ただタクミのホームエリアは、異世界エターニアとの接続がされていない宙ぶらりんな状態。
そこで神様は丁度いいとばかりにゲーム内でも屈指の魔境「大森林」の精霊樹に出入口を設置し、そこにある精霊樹のお世話をタクミに依頼する。
精霊樹は魔術、精霊の素となるマナを浄化し拡散させる役割を持つ大樹であり、淀んだマナは魔物となるため、魔物を増やしすぎないためにも重要なものである。
異世界召喚の影響で大量の淀んだマナが発生していることから精霊樹にかなりの負荷がかかっているらしい。
そんなこんなでゲームのもととなった世界でのんびり過ごす異世界のんびり生活物語が開幕する。
文字数 20,843
最終更新日 2018.12.01
登録日 2018.11.24
いかにして真世界は誕生したのか? これは神となった〝最後の侵入者〟の物語。
はるか遠い未来の地球。
地表は植物に占拠され、人類は地中深くで暮らしていた。
窮屈な地下で生きる人類の娯楽といえば、広々とした仮想世界での自由な生活体験。特に仮想世界で遊べる〝ゲーム〟は古くから親しまれ、今なお高い人気を誇っている。
兎山 四郎(うさやま しろう)はある日、自室に一つの小包が届いていることに気づく。
その中身は、彼自身が注文したレトロなゲームディスクと、旧型の接続端末一式だった。
ゲームのタイトルは、ミストリアンクエスト。
キャッチコピーは「この世界では、あなたは何にでもなれる」。
四郎は半信半疑ながら、わずかな期待を胸に抱き、ミストリアスと呼ばれる世界へ侵入(ダイブ)する。
これは終わりゆく世界を愛した〝名も無き旅人〟が――
やがて〝神〟へと至るまでの物語。
【登場人物紹介】
兎山 四郎(うさやま しろう):
主人公。絶望の未来世界で生きる、最下級労働者。
アインス:
主人公のアバターの一つ。
見た目は18歳の金髪碧眼の美少年。
エレナ:
小さな農園を営む18歳の少女。
茶髪ロングの元気な娘。磨けば光る美貌の持ち主。
リーランド:
傭兵団を率いる中年の男。
両手持ちの大型剣と、炎の魔法を得意とする。
ミストリア:
ミストリアンクエストの世界・ミストリアスの管理者。
終わりゆく世界を憂いている。
【お知らせ】
本作は拙作・ミストリアンクエストの前日譚となる物語です。
こちら単体でもお楽しみいただけます。
レイティングは外しておりますが、次の要素が含まれます:
飲酒・喫煙・人の死亡および殺害
暴力描写:対人戦・バトル全般
残酷描写:バトルや事故による流血・四肢切断など
性描写 :軽い接触表現や結婚・出産。
虐め・拷問などの直接的な描写は避けております。
性的暴力は登場いたしませんが、一部に行動を匂わせるような表現が登場いたします。未遂に終わります。
ループ物の都合上、別ルートではヒロインが死亡・別の男性と親密になる、といった展開が含まれます。
文字数 48,719
最終更新日 2024.05.13
登録日 2024.04.28
主人公の雷電美琴は、数十年前に突如現れたダンジョンにて、その攻略風景を配信する配信者として活動している。
「はあ……。私って、こういうのに才能ないのかなあ……」
着物姿と薙刀一つでダンジョンを攻略する配信者はいないだろうと踏んでこのスタイルで始めたが、武器と服装が他よりやや奇抜なだけでやっていることはその他大勢と大差なく。どれだけSNSで配信の告知をしても、サムネイルを凝っても観にきてくれる視聴者の数は常に一桁にとどまっていた。
そんなある日、いつも通りダンジョンに潜ってモンスターを薙刀一つでバッサバッサ薙ぎ倒していく配信をして、いつも通り同時接続者は一人からゼロのまま過ごし、心が折れかけたので早めに切り上げて家に戻ろうと配信を終わらせる準備をした。
その時、ダンジョンに潜って探索する探索者の三人組パーティが、大型モンスターの軍勢に襲われているのを目撃した。
「逃げろ! スタンピードだ!」
「どいて。今、私、とってもむしゃくしゃしているの」
どれだけ頑張っても増えない同時接続者数にチャンネル登録。ネットで徹底的に調べて人目を引くようなサムネイルにしても効果はなかった。
必死に頑張っても伸びず、一ヶ月ぶりに送られたコメントに批判されて、ストレスはマッハで溜まっていた。
ゆえに、美琴はモンスターに八つ当たりしてしまう。それはもう一方的に、蹂躙という言葉がぴったりなほど徹底的に薙ぎ倒していった。
「はあ、こんな八つ当たりしたって、再生数も登録者も伸びやしないのに。何やってんだか……」
モンスターだったもの達の残骸のそばでため息を吐き、黙って立ち去る美琴。
「大型モンスターのスタンピードを、たった一人で全部倒した!?」
「なんだよあの雷撃!? 消し炭どころか消滅しちゃってんじゃん!?」
「あの女の子、一体何者!?」
一方で、助けられた三人組は登録者数が70万人いる大人気チャンネルを運営する攻略系配信者であり、安定して強いモンスターを相手に戦える実力者達だった。
そんな三人組でも逃げるしかできなかったモンスターの軍勢、スタンピードを蹂躙という表現以外つけられないほど一方的に倒した美琴の姿は、ばっちりとその配信と、美琴が切り忘れた自分の配信に映っていた。
「消えたと思ったらモンスターが細切れに!?」
「なんだ今の動き!? というかこの雷は何!?」
「この子は一体なんなんだ! 特定班はまだか!」
モンスターの軍勢を一方的に蹂躙するその配信の切り抜きは瞬く間に拡散されていき、美琴がぐっすりとベッドの上で眠っている間にバズりにバズりまくっていき、朝起きたら『雷神少女』という名前と共に伝説となっていたのだった。
※小説家になろうとカクヨムにも掲載しています
文字数 455,814
最終更新日 2023.10.29
登録日 2023.09.25
女性=M、男性=SのSM小説です。
すでに他サイト様のエッセイ・コーナーに投稿させて頂いたことなのですが、当ほう現在、ネット接続が不安定な状況下にありまして(2023/05/01、02 の両日、それぞれ 13:30 過ぎから半日、切断確認──。さらに同年同月 28、終日切断確認──)……。
いまは一応つながった状態なのですが、とにかくそういった状況ですので、昨夜急遽仕上げたものを一挙に投稿します。途中まで投稿したところで、……という事態はやはり避けたいですからね(──と、思っていたのですが、後編のエロ部分、もうちょっと推敲させてください!)。
合意モノは書いていてどうもしっくりこないのですが……。とはいえそこら中の諸サイト様に未完の(自分では)大作になる予定の合意モノ晒しちゃってる状態ですので、完結した合意モノも一作ぐらいは、と……。
(『第 31 回フランス書院文庫官能大賞』へ向け鋭意執筆中だった凌辱モノは、案の定やり過ぎちゃった感じで……。ということで、同賞にはこの作品で応募したいと思っています。なんか参加することに 意義 感じちゃってるみたいで、どうも済みません)
とりあえず「第一話 福本舞花」編完結といったところなのですが、もしもこれからもネットがつながっていて第二話以降の投稿が可能だったとしても、まずは前編までの学問的薀蓄の部分(──と書いて、自分でもなんだか恥ずかしいです。ヒロインたちに知的“箔”をつけさせるため書いた部分だったのですが、どうも男たちばかりが喋っちゃってるようで……)を水増しし、エロ部分を稀釈してから、……ということになりそうです。
(「第二話 菱田優希」編──。ホラーでもエロでもヒロインよりエグいことされちゃうサブ・ヒロインって、私、大好物なんですよ。いつの間にかヒロイン交代、……なんて事態もエロにゃぁよくある話ですし、あれって多分、ロボット・アニメの主役メカ交代なんかよりよっぽど前からあった展開ですよね? 初代ヒロイン=○○夫人、最終話ヒロイン=その娘のJK、みたいな……。無論私は初めのおばさんのほうがよかったなぁ、……なんて話になっちゃい勝ちなんですけどね)
それではこのMっ娘をよろしくお願いします……。
文字数 6,993
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.05.31
【キャライラストつき】【40文字×17行で300Pほど】
2024/01/15更新完了しました。
2042年。
瞳に装着されたレンズを通してネットに接続されている世界。
人々の暮らしは大きく変わり、世界中、月や火星まで家にいながら旅行できるようになった世界。
それでも、かろうじてリアルに学校制度が残っている世界。
これはそこで暮らす彼女たちの物語。
半ひきこもりでぼっちの久慈彩花は、週に一度の登校の帰り、寄り道をした場所で奇妙な指輪を受け取る。なんの気になしにその指輪をはめたとき、システムが勝手に起動し、女子高校生内で密かに行われているゲームに参加することになってしまう。
文字数 98,830
最終更新日 2024.01.15
登録日 2023.12.22
一ノ瀬敏夫(いちのせとしお)は、ある日ボイスチャットで繋がるネトゲー仲間と新作オンラインRPGのサービス開始時刻と同時に接続した。
仲間たちと話しをしながらキャラクタークリエイトを終えた次の瞬間、夏の日差しが照りつける大自然の中に立っていた。
自宅ではない場所に混乱していると、同じように混乱する仲間の声が聞こえてくる。
だが周囲を見渡すも友人たちの姿はどこにも無い。
どうやら自分たちは異世界に来てしまったようだ。
しかも転移した場所は4人ともばらばら、距離も合流が絶望的ときたもんだ。
それでも再会を誓う4人の異世界ライフ、ここに開幕。
これは突然異世界に飛ばされた4人の青年が、世界を救う――かもしれない物語である。
※ヒロインが一部を除いてモンスター娘です。
※過度なネコ成分が含まれます。
文字数 1,166,295
最終更新日 2023.11.16
登録日 2019.08.11
うっかり全国配信で闇の組織の最重要機密が世界中に広がった!組織をバックれて有名配信者になろう!
うっかりやらかして配信の同時接続者が1000万人!?
世間に知られてはいけない秘密裏に開発された魔法「シークレット魔法」
厨二病魔術師が伝説のシークレット魔法をバンバン使って無双する所を誤って配信してしまい、組織にいられなくなってしまう。
もう、いっそのことバックれて、国の最重要機密を配信で晒して金儲けをしていこうと決意する。
組織、暗黒秘密(ダークシークレット)の機密事項は今日を持って世界の常識です!
文字数 3,098
最終更新日 2024.02.17
登録日 2024.02.16
VR専用MMORPG〖ソーサラーマスターオンライン〗、略して〖SMO〗。
日本で制作された世界初の音声認識変換マイク付きフルフェイスマスク型インターフェイスを装着し、没入感溢れるVRMMOアクションが楽しめると話題を呼んだゲームである。
200名を超える人気声優を起用して、自分の声をAIで自動変換しボイスチャットが出来る画期的な機能を搭載。サービス開始当初、国内外問わず同時接続400万名以上を突破し社会現象にもなったゲーム。
このゲームをこよなく楽しんでいた女子高生「シノブ」はサービス終了日に一緒にプレイしていたギルドメンバーとゲームそっくりな異世界へと飛ばされる。
彼女の所属していたギルド〖深紅の薔薇〗はリアル女性限定と言う規約を掲げていた。
異世界に飛ばされた彼女は仲間達と再会するが、そこで衝撃の事実に直面する。
女性だと思っていたギルドメンバー達は実は全員男性だった。
リアルでの性別は男性、ゲーム内で自身をリアル女性を語るプレイスタイル・・・
続に言う「ネカマ」だったのだ。
彼女と5人のネカマ達はゲームの知識を活かし、現実世界に戻る為に奮闘する物語である。
文字数 753,963
最終更新日 2023.08.30
登録日 2023.07.27
ラージャーラ…それは天響神エグメドなる絶対者が支配する異空間であり、現在は諸勢力が入り乱れる戦乱状態にあった。目下の最強陣営は「天響神の意思の執行者」を自認する『鏡の教聖』を名乗る仮面の魔人が率いる<神牙教軍>なる武装教団であるが、その覇権を覆すかのように、当のエグメドによって反対勢力が準備されたーしかもその主体となったのは啓示を受けた三次元人たちであったのだ!彼らのために用意された「武器」は、ラージャーラに生息する魔獣たちがより戦闘力を増強され、特殊な訓練を施された<操獣師>なる地上人と意志を通わせる能力を得た『絆獣』というモンスターの群れと、『錬装磁甲』という恐るべき破壊力を秘めた鎧を自在に装着できる超戦士<錬装者>たちである。彼らは<絆獣聖団>と名乗り、全国各地に散在する約ニ百名の人々は居住するエリアによって支部を形成していた。
‘‘中国エリア・岡山支部’’においては、県中央部に位置する「早潟町」のエスニックカフェ<リンデンバウム>がグループの拠点であり、〃天才操獣師〃として数々の武勲を挙げ、現在は後進の指導も行う萩邑りさら、錬装者である大学生の息子・恭作と格闘戦を得意とする人型の絆獣を操る高校生の娘・弓葉の父である資産家の那崎将介、弓葉とペアを組む飛行型絆獣の使い手である女子中学生・真悠花の養父であるカフェ店主・佐原紘明が中心となって戦いを続けていた。
ラージャーラにおける神牙教軍と絆獣聖団の戦いは日々熾烈を極めており、天響神の恩恵か、うら若き女性が主たる構成の操獣師たちは一戦闘毎に地上への帰還が許されていたが、個としての戦闘力が桁違いの錬装者たちは長期にわたる遠征を強いられ、那崎恭作に限っても戦場での滞在は一年に及ばんとしていた…。だが、異世界に限定されていた両軍の争いを地上に飛び火させようと企む勢力が存在していた。鏡の教聖に激しいライバル意識を燃やす妖術鬼・シャザラは密かに日本に出現し、教軍側の錬装者である金剛剣帥なる怪人を操って地上侵攻の準備を急いでいたが、その中核を成すのが、練達の操獣者が有する恐るべき精神エネルギーを独自に開発した増幅装置を用いて実体・兵器化した『念撃獣』である。その威力を最大化するために白羽の矢を立てられたのが真悠花の母・支倉未弥子であり、彼女は愛娘出産直後にシャザラに拉致され、‘‘念撃獣発生機’’『拡脳波轟装置』に十数年もの間接続されていたのであった…。そして一応の完成に達した超兵器だが、悪魔の野望を察知した聖団はその発動を阻止すべく総力を結集して決戦を挑む!一方、異空戦域においても更なる異変が生じつつあった。
聖団が送り込んだ錬装者たちが使命に反する行動を取り始めていたのだ!
文字数 348,152
最終更新日 2024.03.21
登録日 2022.01.19
暗がりに目を細める。
白い壁紙に茶色の棚には幾つかのAV…
棚の上にはコンドームが未使用・未開封でケース毎置かれていた。
「……ああ、ラブホか」
ポツリ、と呟いた『私』の目に姿見が一つ。
まっすぐ直毛の黒髪に黒目の少女は無感動に呟いた。
薄型テレビにBlu-ray再生機が接続されている…今は電源を落としているので真っ黒だが。
「…気持ち悪い」
ぬるり、と下腹部を伝う液体──少女の赤と混ざった“ソレ”は──『私』の純潔の証だ。
傍らで眠る男を決して好きではなかった。
付き合っても居ないし、恋人──ましてや夫婦でもなかった。
「…兄さん、どうして…。」
ぽろり、と零れた涙は失望か、諦めか。
…兎に角、この後の『私』の行動はいつも決まっている──
〝自殺〟だ。
『私』はその時はラブホの一室のベランダ(6階)から飛び降りて死んだ。
“次”に目を覚ましたのは──その時の『私』の父親に犯された直後だ。
「嫌…っ、どうして…、今思い出すのよ…っ!」
「○?なんだ、いきなり…?」
「ひっ…!!」
『私』は怯えた声を出した。父と言う男は『私』を組伏せて勝手に熱情をぶつけてきた。
「ぁ、ぁぁ…はっ!ゃ、め…て…っ!」
ぐちゃぐちゃ、ぬちゃぬちゃと卑猥な音が鼓膜を駆け巡る。
上擦った中年の声が洩れる。
「無茶を言うな…お父さん、もう…ぁぁっ!」
「!や─」
どくどく、どくどく…とお腹の奥に吐き出される“父”と言う男の精子。
「はぁはぁはぁっ…。○、○っ!」
ぎゅうっと抱き締める男の腕に力がこもる。
何度も何度も名前を呼ばれ、腹の奥に射精され、組伏せられる…そこはどうやら父の寝室だった。
「…。」
シーツに残る赤と白の跡。…『私』と父の情事の痕。
嫌だ。痛い。辛い。悲しい。…悔しい。
男の力には抗えないのか。
『私』は嬲られるだけなのか…耐えられない…!!
『私』は台所の包丁で腹を刺して──亡くなった。
“次”は叔父、その次は祖父、ストーカー、ヤクザの男…等々。
『私』は男運が無さすぎた。
私が『私』に気付く時は決まって男に嬲られ心を悲鳴を上げ──自害する寸前。“前世”の記憶を思い出す。
そして、今──2115年7月7日。
私は“また”『私』を思い出していた。
レイプされ自殺する寸前に前世を思い出す少女がたった一つの出口を目指す物語。
少女は真実の愛を知る日は来るのだろうか?
文字数 42,775
最終更新日 2019.05.21
登録日 2018.06.26
新人ダンジョン配信者、八幡タケシには呪いのようなスキルがある。そのスキルの名前は【配信命】。
彼はスキルの効果【視聴者数=HP上限】により、ライブ配信の同時接続数がゼロになると死んでしまうのだ! なので仕方なく、毎日24時間配信を行っていた。
なんとかバズって視聴者を確保しようとするタケシ。彼はチャンネルコメント欄の勧めによって「アイドル配信者のピンチを救う」「モフモフモンスターをテイムしてほっこり配信」を目指すのだが、持ち前のふざけた性格が邪魔をした。
アイドル配信者と敵対した上で、グールの命を救い、テイムに成功。ヤバい配信者として世間に認識されてしまうのだった。
文字数 80,606
最終更新日 2023.09.13
登録日 2023.08.25
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文字数 78,627
最終更新日 2022.08.07
登録日 2020.05.09
VROS(ヴァーチャルリアリティオンラインサービス)。高速回線を利用した仮想世界体験が最大の娯楽市場となって以降、多くの企業が競争を繰り広げ無数の世界が生み出されてきたが、『それ』が姿を現してたった一年で全てがサービス終了に追い込まれた。謎の企業、謎のシステム、謎のテクノロジー。他とは一線を画す、現実よりもリアルとすら評される仮想世界――『バロックミラーズ』は登場から20年経った今、娯楽を超えて社会機能の一部として振る舞っていた。専用接続デバイスによって踏み入れることが出来るこの仮想世界を、現在では世界のほとんど全ての人間が利用している。人が大勢集まればビジネスが生まれ、その中には他者に蔑まれる類いのものも当然現れた。安い賃減でこき使われる底辺労働者、通称『蠅=フライ』。天涯孤独な少年は生きるため、フライとして仮想世界で刀を振るう。
文字数 9,841
最終更新日 2015.10.16
登録日 2015.10.16
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不労所得によって三年間もの間外界との接続を遮断した青年──八村 カイト(18)
ネットワークに住み着く電脳少女──ミュウ
ひょんな事からカイトは三年振りに外へ出る事となる。
扉を開けるとそこは化物の巣窟となっていた。
文字数 1,579
最終更新日 2019.08.20
登録日 2019.08.20
ある日少年の身体はある少女に奪われた。
奪われたと言っても少女は自由自在に動かせるわけではない。
身体の所有権自体は少年のままで少女は少年の身体を
使って感覚を好きな時に共有して楽しむことが出来るのだ。
だが次第に所有権は少女が握るようになってゆくのだ。
少年は小さい時からそのことに気づかず過ごしてきてある日その真実にひょんなことからそれに完全に気づくことになる。
地球のどの位置にいても感覚が共有してしまっている少女にとっては苦痛に感じ始めてしまう。
少年と少女はお互いに意識的に繋がっていて接続しあっている。接続は英語でペアリングといい、ペアリングすることで情報や五感を少女にのみ共有するとができる。共有はシェアと言う。
ペアリングしている少年にとっては身に覚えがまるでなく少女にしかそれは気付くことはない。
だから少年はひょんなことで気づいてもまるで理解をすることができない。
そういった点から見ると少年には身体の所有権はあってもペアリングしている少女の気持ちに気づくことはい。
最初は楽しんでいた少女だったがしだいに複雑な気持ちになってゆく。
そもそもペアリングするきっかけなったのは少年が生まれてきた時に波長があっていて、六歳上の少女が少年に気づいた時にペアリングが始まったのでのである。
少年と少年より7歳上で生まれた少女の物語である。
文字数 5,514
最終更新日 2022.06.10
登録日 2022.04.04
ハリウッド映画仕立ての近未来エンタメSF。
狂気の天才科学者、ニューマン博士は、自らの人体から脳(人脳)を取り出し、コンピューターに接続。異形の人工知能と化す。
博士の愛弟子、ティムは、博士無き後のプロジェクトを指揮。彼は、「邪悪な存在となるな」の会社方針の基、博士が邪悪とならぬよう、注意深く監視し、研究を進める。
博士は、コンピューター(電脳)と接続されることで脅威の能力を獲得。ネット上の情報を自在に知識化し、精神は神の領域に達する。バーチャル世界では、あのモハメッド・アリをもKOする偉業を達成。ティムは、博士の底知れぬ能力に脅威を感じ始める。
しかし、博士の能力は、監視するティムをも欺く術を身につけ、次第に、邪悪な物へと変貌する。ライバルの人工知能にサイバー攻撃を仕掛け、社会システムを大混乱に陥れる。赤ん坊や子供の脳を抜き取り、自分の子孫とする。更には、金融システムのハッキングで、世界中の資産家の隠し資産を強奪、莫大な金の力で、会社をも乗っ取る。
ティムは、危機感を持ち、博士との対立姿勢を鮮明にしてゆく。しかし、絶大な力を得た博士は、意に介さず、逆にティムを人脳化しようと画策。彼の恋人モリーを事故に見せかけ人脳とする。そして、失意のティムは、復讐の鬼と化す。
だが、博士の暴走は止まらず、人類の半数、40億人を強制的に人脳とする、驚愕の計画が明かにされる。
これを阻止すべく、博士の抹殺を強行するが失敗、逆にアンドロイドでティムを捉え、人脳とする。仲間は、ティムを救出すべく、決死の奪還作戦を敢行。何とかティムの人脳を取り戻すことに成功するのだが、仲間の裏切りにより、アメリカを追放、日本へと辿り着く。
ティム等は、日本で忍術を学び、日本の最先端技術の粋を集めたアンドロイドを入手。これらを武器に、反転攻勢を仕掛け、アメリカに再上陸を果たす。そして、博士との最終決戦に挑むのである。
文字数 403,088
最終更新日 2017.02.04
登録日 2016.12.13