「常」の検索結果
全体で18,676件見つかりました。
ぼくの名前は殿村暁(とのむらあかつき)。中学一年生。
ぼくには三人の大好き親友がいて、大切な家族がいる。将来の夢は人の役に立てるお医者さんになること。穏やかで平和な町で家族のような人たちに囲まれて、ぼくはとても幸せに生きていた。
あの嫌な噂さえなければ。
『一に殿あり、五に姫ありけり』
誰が言い出したかはわからないけど、ぼくはこの忌々しいあだ名が付きまとわれることとなる。
ぼくと、そして、五組にいる姫野舞子(ひめのまいこ)という女の子のことを表す言葉だ。
姫野舞子は誰もが見惚れるくらいとてもきれい女の子だった。その名の通り、姫と呼ばれる気持ちもわからなくはない。
でも、殿という呼び方をされることや人に騒がれることが嫌だったぼくは、姫と呼ばれるそのあだ名を当たり前のように生活している彼女がとても嫌いだった。
そんなぼくらの常盤の町で、事件が起こり始めたのは、夏休みが始まる少し前のことだった。
生徒が少しずつ消えているというのだ。
終業式で、気をつけなさいと校長先生は言った。父も兄も、気をつけろと言った。
それでも少しずつ少しずつ、生徒たちが次々と消えていく。
昨日まで当たり前に会話を交わしていた仲間たちもみんな?
絶対許せない。僕は思った。
そして、僕の大切な仲間が、ひとり、またひとりと消えて行く。
そんなぼくの前にやってきたのは、親友を失った姫野舞子だった。
ぼくらは、平和な常盤の町を取り戻すため、ともに事件を調べることとなった。
文字数 174
最終更新日 2024.12.31
登録日 2024.12.31
元旦に引いた一枚のおみくじに書かれた「大凶」の二文字に出鼻をくじかれた光輝は、生きてきた十七年間で、目立ったり前に出たりせず、賑やかな人達とは真逆で、自分の存在や立ち位置に何も特色無く過ごしてきた自分の生き方に「踏み出す」という革命を起こす事を運気向上の取り組みとして決意する。
それが何事もなく目立つ事もなく過ごしてきた日常に今までには無い変化が現れ‥
全ての日常の中で光輝が踏み出していく。
文字数 137,500
最終更新日 2022.02.10
登録日 2021.07.28
都内のオフィスで働く 日野曜子(ひの ようこ)はある日を境に月曜日から土曜日をスキップして来週の日曜日になってしまう「スキップ現象」に悩まされる。
最初はどんなに過ごしても休日の日曜日しか感じられない「ずっと休みが続くこと」に内心喜んではいたものの周りの人間よりも自分が過ごしている時間が短いにもかかわらず、同じく歳をとっていくこと
「スキップされた平日」の自分が周りの人間からどのように見えているか?次第に不安を募らせていく。
あまりにも非現実的な現象に誰にも相談できず、現実逃避を兼ね行くあてもない周辺の街をふらついていると偶然“超常現象”専門探偵事務所「マスターキー」の張り紙を偶然見つける。
これらの現象は“超常現象”なのか?そもそもまともに取り合ってもらえるのか?
藁にもすがる思いで曜子は「マスターキー」の扉を叩く…
文字数 501
最終更新日 2021.08.19
登録日 2021.08.19
「ヘキサゴン知らないの?」
「だから、六角形のことじゃなくて?」
他愛もない会話をしていた。
最近君が苛立っていることは感じていた。
だからこそ、少しでも空気を和らげようと思っただけだったのだ。
「六角形?違うよ、クイズ番組の名前。でも、君の歳だと見た事ないのか。」
他意はなかった。バカにしたわけでも、マウントを取ったわけでもない。
しかし突然に、君は怒りに顔を歪ませた。(それこそ般若のようだった)
「お前のそーゆー気の抜けたところが嫌いなんだよ」と怒鳴って出て行ってしまった。
黒い傘を手に取り玄関を飛び出る。
肌に纏わりつく様な湿気を切り走る。
彼女の姿は追いきれない。(さすが陸上インターハイ経験者)
呆然と立ち尽くし、そうだったと思い出す。
災害はいつだって不意に現れて全てを瞬く間に崩壊へと導く。
文字数 342
最終更新日 2021.08.27
登録日 2021.08.27
果てなき塔。
神塔オリンポスの中で生まれた主人公、フォルツェ・エルドレは、武神と呼ばる父と、魔神と呼ばれる母の間に生まれた才能溢れる青年だった。
順風満帆が確定していたエルドレの人生。
しかし冒険者になるための必要な、神器授与で手に入れた人型神器"オセロ"によって、思い描いていた成功の日々とは真逆の人生を歩まされることになる。
今まで積み上げてきた筋力と魔力は反転し、魔法が使えず、箸もまともに持てなくなったエルドレ。
もはや日常生活に支障が出るレベルで低下したステータス。
挙句の果てには、事の発端である神器"オセロ"に、罵倒や煽られながらお世話されることになる。
屈辱の連続する日々に、エルドレのストレスは遂に危険な領域へと突入する。
文字数 14,695
最終更新日 2021.12.10
登録日 2021.12.10
地獄の獄卒として働く赤鬼・緋厳は不思議な居酒屋『天海の鬼火亭』の常連である。そして、店長であるアマビエ・海老原多幸と長く関係を持っていた。緋厳と多幸のちょっとすれ違ってた素敵な家族計画。
地獄の赤鬼✕アマビエ店長。
【注意】攻めの尻にもアナルがあります。リバではありません。
※風巻ユウ様主催の「居酒屋BL2022✕アンソロジー」に寄稿させていただいた作品を若干修正したものです。
※ムーンライトノベルズさんでも公開しております。
文字数 11,797
最終更新日 2023.09.14
登録日 2023.09.14
名門学園での少年同士の恋愛模様
男子校もの。
進学校の中等部で劣等感を抱えつつ、平凡な学園生活を送っていた加藤凛はひょんなことから訳アリでミステリアスな中等部3年の近衛十六夜の恋人になってしまう。平穏を乱されながらも距離を縮める凛と十六夜。年下豆柴男子×ミステリアス美人。
幼馴染みの設楽玄を愛しつつ、女遊びをする色白美少年の白珠旅人。旅人を無条件に愛する玄が秘めた想い。
一途な変態イケメン男子×軽薄美人の歪な純愛。
容姿から才能、頭脳と全てに恵まれたチート天使系の美少年の久世音と地味なメガネ秀才の常磐辰希の不器用な愛情。
学園生活とロックバンドに隠れた異世界の香り!!
少年たちの非日常のような楽しい学園生活とは!?
閉鎖空間の恋愛が好きです。
BL&異世界ファンタジーと思ってください。
文字数 171,788
最終更新日 2024.02.22
登録日 2022.09.29
ーーー私立多種族保育園。
様々な種族が居住するようになった現代日本において、初めて設立された全種族入園可能の保育園。
多種多様な種族の入り乱れるそこは、いつ何時も、何が起こるかわからない。
それでも、ここで働くことにはきっと意味がある。
そんな一味違った保育園の日常を覗いてみませんか。
文字数 2,605
最終更新日 2024.07.17
登録日 2023.03.06
高校生の心結(みゆう)は、とあるカラオケボックスの常連客。
そのカラオケボックスは、町にある小さな店舗。すっかり馴染みとなってしまったおじさんが、1人で経営している。
月・水・金・日。1週間のうち4日間しか開かないその店で、週に1度水曜日にだけ聞こえる歌声がある。
──水曜日の歌声。
それは、心結が勝手に名付けた男性の歌声。
名前も顔も知らないながら、心結は初めて聴いた時からその声に惹き付けられ続けている。
カラオケ大好き女子高生、心結。
男とは思えない程透き通った歌声を持つ青年、響(ひびき)。
カラオケを通して出逢った二人の、夢へと繋がる物語。
登録日 2023.12.18
クリスマス。
一人(何か?)楽しく(強がりではない!)散歩している彼女。
右を見ても左を見てもカップルだらけ。
寒さのせいか、カップルアレルギーのせいか、
鼻水が出てきたのでティッシュ配りのサンタさんからティッシュを貰うと……?
これは彼女のとあるクリスマスの日の日常を切り取った物語。
文字数 5,961
最終更新日 2024.12.23
登録日 2024.12.23
ささやかな暮らしのなかに、そっと咲く、心の灯火を。
この短編集は、特別な事件も、大きな奇跡も起きません。
それでも、ページをめくるたびに、どこか心の奥がじんわりと温まる
――そんな、小さな物語たちが詰まっています。
登場するのは、日常のどこにでもいそうな人たち。
学校、商店街、古い団地、喫茶店、祖父と孫の関係……
ふとしたすれ違いや気づき、届かなかった言葉が、静かに、やさしく、誰かの心に触れていきます。
「気づかれない想い」「言葉にしづらい気持ち」「習慣に紛れてしまう優しさ」
それらを、丁寧な筆致と静かなまなざしですくい取り、物語へと昇華しています。
すべての話に共通するのは、“あたたかさ”ではなく、“あたたかくなっていく”過程。
読み終えたあとには、まるで湯気のように、胸の奥で何かがふわっと立ち上ってくるはずです。
疲れた心の隙間に寄り添いたいとき。
そっと誰かのやさしさにふれたいとき。
この物語集は、そんな夜に、そっと灯る小さな明かりになるでしょう。
文字数 27,812
最終更新日 2025.07.02
登録日 2025.06.22
冬の夜、聞こえるはずのない「蚊の羽音」。 季節外れの違和感が、日常の隙間から異界への扉を開く。 友人の言葉に疑問を抱いた僕は、やがて奇妙な真実に辿り着く――干からびたヤモリと、逃げられなかった蚊。 供養の煙に包まれて消えた羽音の正体とは。
怪異と哀しみが交錯する、静かで不気味な怪談絵草紙。 百の話を語り終えるまで、語り部は成仏できない――
文字数 39,436
最終更新日 2025.09.19
登録日 2025.09.11
平常を求め、日常を求め、平凡を求めて兵士をやめた俺は、普通に生きられる程度のお金を稼げる仕事をしていた。
そして、ある日、仕事仲間と給料日前に飲みに行った帰り、罰ゲームだか何だかで、持っているお金全てを使わされて、宝くじを大量に買うことになったのだが、偶然にもその宝くじが当たっていたことで、俺の人生は一変する。
自堕落、怠惰、それにモテモテ……なんていうのは幻想であった。
俺を待っていたのは偶然の連鎖か、それとも神様の嫌がらせか、俺の待ち望む平和でほのぼのとした日常ではなく、むしろその逆の日々……。
ああ、もうちょっと俺に優しい世界になってくれないかな。
登録日 2015.11.11
幸せだった日常。
仲が良く大好きな家族。
私達のそれは全てなくなってしまった。
それでも私達は災厄な運命に立ち向かった。
「必死に生きたよ!」
そぉ言うために。
文字数 975
最終更新日 2016.08.24
登録日 2016.08.22