「村上」の検索結果
全体で126件見つかりました。
坂の町にピンク色の花びらが降り注ぐ。ともみは何か楽しいことが起きそうなウキウキした気持ちで高校の入学式を迎えた。
教室の前に張り出されたクラスの名簿に見覚えのある「村上しゅん」という名前を発見する。もしかしたら運命の人かもしれないと心ときめく。だが、どんな人物だったか思い出せない。家に帰って調べてみると幼稚園のアルバムにその名前が記載されていた。母親に聞いてみると小学一年生の頃に転向していった元幼馴染であった。次の日に確認してみると顔はまあまあタイプではあったのでちょっと期待した。しかし、声をかけてみると覇気がなくけだるそう。ともみには興味なさそう。勉強もできないみたいだし、忘れ物も多い髪もぼさぼさのだらしない人だった。負けず嫌いのともみは勉強も部活も全力で頑張るタイプだったので、元幼馴染の人柄にはがっかりした。
ともみは放課後早速陸上部の長距離走の練習に参加する。そこには中学の時から同じ陸上部だったワタナベ君がいた。知らない人ばかりの中に知り合いがいるのはちょっと心強かった。ワタナベ君は帰る方向が同じだったので自然と一緒に帰るようになった。
同じ陸上部で仲良くなったアケミからは付合ったらと冷やかされる。確かにワタナベ君は部活も勉強もまじめだし誠実そう。ともみは足が速い人が好きなのでそういった部分も申し分ない。ワタナベ君はたぶんともみに気がありそうだ。ただ、一緒に帰っていてもなんだか会話がもりあがらない。クラスも違うし、運命を感じない。なんだか恋人とは違う気がする。
そんな中、学年で一番足が速いのが同じクラスのコウキだと知る。確かにコウキはテニス部の練習でも一年生ながら俊敏な動きが目立っている。ともみはそんなコウキと学級委員の活動を通して仲良くなる。
そんな中、幼馴染のさちに恋人ができた。バスケット部のイケメンに告白されて付き合うようになったのだ。仲良さそうな二人をみていてうらやましくなるともみは恋人が欲しくなる。
あせって行動をするともみだが、なぜかみんなからお勧めされない一番ダメな男が気になっていた。
文字数 42,036
最終更新日 2023.03.09
登録日 2023.01.29
文字数 727,761
最終更新日 2020.10.25
登録日 2019.07.19
文字数 13,331
最終更新日 2023.11.04
登録日 2023.10.21
男子高校生アイドルグループのそれぞれの恋愛事情を知りたくありませんか?
彼らの葛藤する日常を綴っていきます。
※性描写を書くのが苦手なため、軽く性描写が入ります。
2020年、9月末にモバイルスペースが終了したため、私が過去にモバスペbookで書いていたものを投稿しておりますが、プロローグだけ再編集しております。
文字数 27,388
最終更新日 2022.06.16
登録日 2022.06.13
一九九〇。
にこやかにほほ笑んだまま頷く老人の顔を見ながら、僕は停車ボタンを押した。
「いってらっしゃい」
僕は限りなく三十年近く前の過去へと足を踏み出した。
〈参考書籍、作中に登場する本〉
村上春樹『ノルウェイの森』(講談社文庫)
東野圭吾『卒業』(講談社文庫)
文字数 53,326
最終更新日 2023.07.11
登録日 2023.06.29
「モモ」は彼女の呼び名、本当は百の香りで「百香」。僕らは同じ大学に通っているけれど、学部も歳も違う。彼女は三回生で、僕は今年の春に入学したばかり。出会いは、大学のサークル。泳ぐのが好きな僕は、当然水泳部に入るつもりだったけれど、部活の勧誘週間に運悪く高校の先輩に見つかり、陸上関係のサークルへ半ば強制的に拉致されたんだ。これを陸に上がったカッパって言うんだ。当然、陸上どころか走る事にすら興味のなかった僕が、練習についていけない日々が続いていた五月、新宿に向かう小田急の中で、ボロ布の様になって窓の外を眺めていた。
文字数 21,386
最終更新日 2022.01.09
登録日 2021.12.31
私こと村上紘美は社内レクのバーベキュー大会で困っていた。それは自分の判断の甘さが原因だ。とはいえかなりのピンチ。
そこを連れ出してくれたのは部下の佐倉くん。けれど彼は大きな誤解をしていて――――
ただイチャイチャするだけの軽いラブコメ短編です。★☆★ムーンライトノベルズ様にも「るうにい」名義で投稿しています。
文字数 8,494
最終更新日 2018.01.31
登録日 2018.01.31
文字数 5,862
最終更新日 2022.06.26
登録日 2022.06.26
文字数 8,902
最終更新日 2022.02.04
登録日 2022.01.10
10月1日—割と楽しい高校生活を送っていた俺こと村上 塁にはとある事故のせいで、彼女が2人になってしまった。少しぶっ飛んだ日々になったけど、友情も恋も充実していったある冬の日、塁は迫り来る運命にどう立ち向かうのか⁉︎そして、2人の彼女の決断とは⁉︎誰も予想できない奇想天外青春ストーリー。
文字数 4,075
最終更新日 2021.10.23
登録日 2021.09.05
父親が自害したことを知らない村上姉弟は仲の良い2人だった。
自分の生い立ちも知らないが、それでも知り合いになる人は、みな友だち!
死ぬまで、そう思い続けていく洋一の半生です。
登録日 2022.06.21
アデライーデ・マルチェッロ公爵令嬢は、もう何度も殺されていた。そして7度目のループに目を覚ましたのは、アデライーデであってアデライーデではない日本人の記憶をもつ女性で。
なぜアデライーデが何度も殺されて時間が繰り返されるのか。
「彼女」は、それを知りたかった。なぜなら今度は「彼女」がアデライーデと同じように、この世界の何かに巻き込まれ殺されてしまうかもしれないから。
前世日本人のバンギャと精霊と悪魔が織りなすシリアス寄りの物語です。
R15は念のため。もしかすると少々残酷な部分もあるかもしれないので。
文字数 103,070
最終更新日 2022.03.28
登録日 2022.01.31
ジャンル【サイコホラーミステリー】
この小説は3つの小説のアイデアを1つに纏めた作品です。他サイトの賞では、最終選考まで残りました。文章を直しながら、載せていきます。内容も少し変えるかもしれません。変えないかもしれませんが。
この約束ノートは、書いた約束を破れば罰を与えるノート、約束ノートを主体としたストーリーとなっております。
殺人鬼の心臓を移植した医師。
的中率100%のダウジングを操る女。
洗脳され殺しを全うする男。
様々なサイコな人が出てきます。
犯人を当てる推理小説の要素もあるので、サイコと推理小説が好きな人にお薦めします。
約束ノートに書いた約束は破ったらだめ!
孤児院時代に健太は約束ノートを書かされていた。ノートに書いた約束を破れば殴る蹴るの罰が待っていた。
孤児院がなくなり養子に貰われた健太は大人になった。
その健太の元に約束ノートが送られてくる。約束ノートに書いた約束は破ったらだめ
約束ノートを巡り事件は繰り返される
健太の運命の人である霞が、確率100%のダウジングを用いて犯人に迫る!
文字数 250,052
最終更新日 2022.11.02
登録日 2020.03.24
陸に上がった魚の様に、口をパクパクさせているタクヤの姿に悍ましさを感じる私は、急かす夫の言葉に腹立たしさを感じながらも、仕方なしに乳房を口に含ませていった。
するとそれを咥え込むタクヤの口が乳房全体に、まったりと絡みつき、舌先だけが敏感な部分の先っちょをチロチロと擽っていく。
傍から見れば母乳を吸っている様にしか見えないが、咥えられた私には高度なテクニックで愛撫されてるようにしか思えない。
何も知らない夫はそんな私たちを微笑ましく見ているが、それに耐える私は全身をプルプルと震わせて、反応してはならないと、難しい数式を頭に思い描いていった。
気を抜くと声が出そうなほど上手な舌使いは何とも巧妙で、じわじわと乳首が甚振られて、私の呼吸が徐々に乱れていってるのに、それすらも気付かれてはならなかった。
私の乳首は自分の息子の口の中で、歯の無い歯茎で甘噛みをされたり、舌に乗せられて転がされたりを、淡々と繰り返されてジンジンと熱くなっている。
男性経験は夫を含めて何人かこなしているが、乳首だけで絶頂を迎えさせられた事など、私は今までの経験で一度も無い。
まるで匠の様に熟練されたタクヤの舌技は、どうにかして堪えているだけで、気を抜くといつ絶頂を迎えさせられても可笑しくないほどだった。
死に物狂いで他の事を考えて、乳首から伝わる快感から逃れようとしてるのに、タクヤの愛撫は一向に治まる気配がまるでなかった。
乳首を咥えながらニヤ付くその顔は、まるで私をあざ笑うかのようで、弱いところばかりを延々と攻め続ける舌先は、身体中を性感帯の様にじわじわと敏感にさせいく。
夫に気付かれまいと微かに息を荒げる私は、乳房を吸い続けるタクヤの姿を見て居られずに、天を見上げて大きく深呼吸を繰り返していった。
その虚ろな瞳は焦点も定まらず、何もないところを当ても無く延々と彷徨い続けている。
「清美…具合が悪いのか?…顔が真っ赤だぞ?」
今話しかけられても返答すらできないのに、夫は心配して私に声を掛けながら、その虚ろな顔をしつこく覗き込んでいく。
絶対に感じてる事を悟られたくない私は、タクヤの入念な愛撫を堪えながら、夫の言葉に答えようとその顔にゆっくりと目を向けていった。
「う、うんっ…す、少しぃ…熱があるだけだよぉ…」
上擦った私の声とトローンとした顔をする私の可笑しな様子に、夫は眉間に皺を寄せて首を傾げていく。
そんな事を言いながらも、タクヤに咥えられた乳首が今口の中で、ゆっくりと舐めまわされているとは、夫は思ってもいないだろう。
登録日 2024.04.06