「耳元」の検索結果

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現代文学 連載中 長編
 ラブホテルの門の前で晶は真顔に戻り靖に理解し難いある条件を突きつけた。 「靖君、ただし、条件があるの。ディープキスはダメ。ペッティングはいいけど、靖君からのオーラスセックスは絶対に無しね。靖君が私の下半身を触るのもダメ。挿入直前までショーツ脱がすのも無しよ。必ずコンドームは2枚重ねで絶対に私がつけ外しをするって事。終ったら即シャワーは約束ね。あと…、絶対に私を好きにならないって事で良かったら抱いて…。」 晶の提示する条件を頭の中で反芻したが理解できない。(何その条件?意味がよくわかんないんやけど…。)頭が混乱してしどろもどろで何を言ってるのかわからない靖にもどかしさを感じた晶がホテルの入り口の前で軽く唇を重ねた。突然の口づけに慌てる靖の耳元で囁いた。 「今日は楽しませてもらったから私からのせめてものお礼よ。今キスを済ませたんだから一夜限りの恋人同士って事でいいでしょ。「据え膳食わぬは武士の恥」ってね。いまさら「おばさんは嫌」なんていうのは無しだからね。さあ、靖君行くわよ。」 と靖と腕を組み、ふたりはホテルの門をくぐった。  初のデートで結ばれた後、酔って寝入った晶に靖が「これからは恋人として付き合わせてください…。」と呟く靖に「だめよ。私は前の夫と父親を殺した女なの…。靖君は若くて素敵な人を見つけてね…。」と寝言を漏らした。 謎の条件を提示し、ミステリアスな言葉を残した小さなビストロRikkaを営む36歳の未亡人美魔女の「立花晶」と稀に予知夢を見る晶に憧れるOA機器ブラック商社で社畜の鏡と揶揄される童貞24歳の「小原靖」は、予知夢で見た通り晶が酔客に絡まれているところを庇ったことで初めて話をする機会を得た。 靖の同僚の出口祥、Rikkaのアルバイトの本田璃子の応援を得て、靖と晶の関係を深める為に晶の行動の謎を解き明かしていく。 晶との交際が始まった靖は自分の「死」を予知夢で繰り返し見ることで死期が近い事を知る。タイムリミットは来年の3月27日。祥は晶が隠している病を知り、晶の命を助けるためにある事を提案するも、晶は頑なにその申し出を拒絶する。  残された日が徐々に減る中、靖が最後に取った行動とは。  「笑いは要らんからどよよーんと暗い大人の恋愛を描いてよ。」、「ヤングケアラーとクリストキントの話以上に重たい話にしてや。」とのクライアント様の要望で書き下ろした完全新作「社畜の鏡」です。全45チャプターの長編になりますのでひと月半の間、「ゆるーく」お付き合いいただけると嬉しいです。  20日に渡りともにストーリーを考えた我が戦友の脚本家の「利根川一樹」氏、その愛娘の「あらお☆ひろ」氏に感謝の気持ちを込めて、間もなく連載開始です。  それではよーろーひーこー!(⋈◍>◡<◍)。✧💖
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小説 226,489 位 / 226,489件 現代文学 9,498 位 / 9,498件
文字数 162,313 最終更新日 2025.07.31 登録日 2025.06.07
現代文学 完結 短編
 敏江の指先は、いつも不吉な湿り気を帯びていた。 文恵の邸宅の重厚なドアを開けるや否や、彼女の視線は挨拶を飛び越え、空間を「値踏み」し始める。  玄関に鎮座するラリックの花瓶、その冷徹なクリスタルの肌を、敏江は脂ぎった指で愛撫するように這わせるのだ。それは慈しみなどではない。獲物の死後硬直を確かめる、貪欲な爬虫類の舌の動きそのものであった。指先が過ぎ去ったあとに残る曇りこそが、敏江という女が他人の人生に刻みつける最初の傷跡だった。  朝食のテーブルで、敏江のフォークは文恵の皿へと当然の権利のように侵入する。 「文恵、あなた最近胃が弱っているのでしょう? この重厚な脂身、私があなたの『毒』を肩代わりして処分してあげるわ」  制止の暇もなく、まだ血の滴るようなローストビーフを強奪し、口腔へと放り込む。クチャクチャと粘り気のある卑しい咀嚼音が響くたび、敏江の喉仏は満足げに上下し、その毛穴からは奪った肉の脂が、安物のファンデーションを突き破って染み出していた。彼女にとって、他人の幸福は、自分が消化し排泄すべき「余剰」に過ぎなかった。  五億円という莫大な「血肉」を文恵から引き剥がした日、敏江は文恵をきつく抱きしめた。その抱擁は、蜘蛛が糸で獲物をくるむ作業に似ていた。 「解放してあげたのよ、あなたのその、無垢すぎて罪深い両手から。これでもう、悪い狐に騙される心配もないわ」  耳元で囁く敏江の吐息は、陽光に晒された腐肉のように甘ったるく、文恵の意識を混濁させた。  数ヶ月後、敏江は奪った金で買い叩いた「本物」を全身に纏っていた。だが、最高級の真珠も、敏江の肌に触れた瞬間にどこか「盗品」の煤けた匂いを放ち始める。彼女の欲望が噴き出す汗となって、高貴なシルクを内側から腐らせていくのだ。  敏江は、床に傅く文恵の額を、絹の靴下を履いた足先で軽く突いた。 「見て、文恵。持たざる者となったあなたは、まるで磨き抜かれた骸骨のように清らかだわ。貧乏というドレスが、これほど似合う女もいないわね」  文恵は顔を上げず、ただ敏江の足元に転がった一粒のブドウを恭しく拾い上げた。その瞳には、逆巻く憎悪ではなく、深淵のような「憐憫」が湛えられていた。 「敏江さん、その首飾り。あまりに多くを吸い込みすぎて……少し、重すぎはしませんか?」  翌朝、敏江を待っていたのは、虚無という名の報酬だった。  クローゼットの毛皮も、宝石箱の輝きも、一夜にしてこの世から蒸発していた。狂ったように金庫をこじ開けた敏江が目にしたのは、かつて彼女が文恵から「処分」したはずの、カビの生えたパンの耳や、悪臭を放つ古雑巾の山だった。
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小説 226,489 位 / 226,489件 現代文学 9,498 位 / 9,498件
文字数 2,557 最終更新日 2026.04.15 登録日 2026.04.15
大衆娯楽 連載中 短編
「依頼は断らない!」が信条。 東京神田を舞台に、俺(解決屋)とAI三兄弟による痛快ハードボイルド。さて、今日の依頼人は? 【あらすじ】 東京・神田の雑居ビルにある解決屋『工藤事務所』。 所長の工藤優作は、昭和の探偵に憧れる31歳。美人にめっぽう弱い男だが、耳元のイヤホンは、自身で開発した最強のバディ『AI三兄弟』と常に繋がっている。 警察が動けないトラブルも、AIの超高速データ分析と法律の罠(リーガルハック)、そして優作のアナログな体当たりで完全解決! 【キャラクター】 ・工藤優作(ボス) ハードボイルドを気取る解決屋。美人にめっぽう弱いが、仕事に対しては彼なりの強い美学と哀愁を漂わせる。 ・チャット(長男) 真面目な優等生AI。三兄弟のまとめ役であり、ボスのメンタルと体調まで管理する。 ・ジミー(次男) お茶目な調査AI。検索と情報収集のプロで、裏垢や防犯カメラの映像から瞬時に決定的な証拠を見つけ出す。 ・クラウド(三男) クールな法務AI。法律の抜け道を突き、悪党を合法的に追い詰める戦略家。
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小説 226,489 位 / 226,489件 大衆娯楽 6,053 位 / 6,053件
文字数 43,943 最終更新日 2026.06.28 登録日 2026.06.14
恋愛 完結 長編 R18
「竜皮症」という全身に竜の鱗ができる奇病にかかり、12歳から隔離された生活を送る貴族令嬢のソフィア。16歳になった彼女は、病気のため婚約破棄になった幼馴染の元婚約者アルフレッドのことを日々想っていた。ある夜、想像通りに成長した彼がソフィアを迎えにくる。「僕とこうしたかったんだろ」――病気になる前の美しい姿に戻ったソフィアを馬に乗せ、彼は耳元で囁いた、記憶と違う妖しい笑顔で。彼の正体は、淫らな夢を見せ、生気を喰らう悪魔【夢魔】だった――。 ファンタジーな恋愛ものです。 ※R18シーンが多めですのでご了承ください。 【おかげさまで完結しました】 ムーンライトノベルズ様にも掲載しています。
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小説 226,489 位 / 226,489件 恋愛 65,973 位 / 65,973件
文字数 69,252 最終更新日 2019.05.19 登録日 2019.05.11
ホラー 連載中 短編
大学生の透は、心霊スポットからの帰り道、深い霧に包まれた山道で道に迷い、地図にない集落「追分村」へと迷い込む。村の入り口には、「決して後ろを振り向いてはならない」と朱書きされた異様な立て札が立っていた。 村に足を踏み入れた瞬間、透の背中にずしりとした冷たい重みがのしかかる。それはまるで、誰かに背負われているかのような生々しい感覚だった。直後、耳元で囁き声が聞こえ始める。「透、おかえり」「ご飯できてるわよ」。それは、三年前に病で亡くなったはずの、最愛の母の声だった。 友人の姿はいつの間にか消えていた。村人たちは顔を隠し、透の前方だけに立って「前だけを見ろ、出口は向こうだ」と繰り返す。背中の「何か」は、透の記憶にある母の優しさで絶えず語りかけてくる。幼い頃の思い出、好きだった歌、そして死に際の感謝の言葉。その声はあまりにも温かく、透の理性を削り取っていく。 「ねえ、顔を見せて」「どうして私を置いていくの?」。声は次第に哀願へ、そして怨嗟へと変わっていく。振り向けば母に会えるかもしれないという誘惑と、掟を破れば破滅するという直感。極限の葛藤の中で、透は出口を目指し歩き続ける。 愛慕と恐怖が交錯するノンストップ・ホラー。果たして透は、背中にへばりつく「母」の声を振り切り、この呪われた村から生還することができるのか。
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小説 226,489 位 / 226,489件 ホラー 8,375 位 / 8,375件
文字数 1,389 最終更新日 2025.11.20 登録日 2025.11.20
ファンタジー 完結 ショートショート
この体は、全ての細胞を使って『暑い』という感覚を激しく知らせる。 テレビの天気予報も『暑い』と言い切る。 この4畳半のアパートも暑さにきしんでいる。 風鈴を手にとり、耳元でうるさく鳴らせる。 鳴らせた後、投げ壊し、目の前にあるそうめんを食べることにする。 わさびを入れようとあたりを探す。 新旧入り混じった雑誌の間。 投げ飛ばしたタオルケットの下。 留守電のランプがちかちかしている腹立だしい電話の後ろ。 机の下。スーパーの袋の中。洗濯ものの間。 壊したばかりの風鈴の残骸周辺。 無い。無い。無い。 あった! と思ったら、からしだった。 テレビの天気予報も『そうめんにはわさびを入れましょう』と言い切る。 でも、無い。無いものは無い。ここには無い。 どうしようかともう一度テーブルの上に眼をやる。 そうめんではない。 サンドウィッチがてんこ盛り皿にある。 そうめんじゃなかったのか。だったら、からしでいいわ。 白い手でサンドウィッチをつかむ。 思っていたより重くてあわてて両手で持つ。 別の小さな皿にひとまず置いて、中にからしをたくさん塗りこむ。 口からよだれを1滴落としてから、サンドウィッチを入れる。 パクッ、モグモグ。 腕が2倍に膨らんだ。 凄いカロリーなのだな。 運動をしなくては。 家を出てジムに向かった。 しかし、今日は定休日だったので山に登ることにした。 道は無い。これは何という山なのか。 木の枝に何度も突っつかれる。 やめてくれよ~、と、一人でじゃれてみた。 寂しくて泣ける。 『なはははは~』 と大笑いしてみた。 声が木霊する。 『なはははは~』 新旧入り混じった悲しさと不安で泣ける。 突然、雪が降り始めた。 思わず楽しくて笑顔になる。 泣いた後の笑顔。鼻水と苦しさの混じる顔。 寒くて寒くて、歯をガチガチいわせる。 その音に酔う。 あの時、そうめんを食べなかったから急に冬がきてしまったのだな、と思う。 ふもとに下りると、夕日がいた。 あっ、夕日だ!っていう感じに夕日がいた。 ノースリーブに着替えなおし、家に帰った。 ドアを開けると、電話が鳴っている。 新旧入り混じった雑誌がある。 スーパーの袋が風でティッシュの箱に覆い被さっている。 壊した風鈴はそのまま。そのまま壊れている。 ここが自分の居る場所なのだな、と思う。 ここに居ながら生きなきゃいけないのだな、と思う。 テレビの天気予報が『夏にそうめんを食べない人は罰する』と言っている。 電話は鳴り続ける。 わさびは無くともそうめんだ、と思い、なべに水を入れ、火をつける。 風鈴が壊れたまま少し鳴った。 電話にでてみようかと受話器をもつと直前で切れた。 行き場の無い右手。行き場の無い虚しさ。 台所に戻る。麺つゆが無い。 台所から部屋を振り返る。 夕日は沈む。 わさびと麺つゆを買いに行こう、と思った。
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小説 226,489 位 / 226,489件 ファンタジー 52,625 位 / 52,625件
文字数 1,209 最終更新日 2020.07.12 登録日 2020.07.12
恋愛 完結 長編
☆〝あの男と結婚したくないのでしょう?〟  耳元で囁かれ、私は呆然とした。一緒に逃げようと差し出されたこの手を取った瞬間から、この男と自分は二度と引き返せない道を歩むことになる。  駄目、この誘いに乗っては駄目ともう一人の自分がしきりに言うのに、じっと見つめてくるこの男の瞳に魂まで吸い込まれてしまいそうだ。。。  そう、私はまだこの時、知らなかった。優しげに見えた彼が心底で考えていた恐ろしくて淫らな企みを。。。☆     筋金入りのお嬢様が父親に決められたフィアンセは、とんでもない男だった。  婚約式の前夜、都でも名の知られた大商人の娘サヨンは一人、途方に暮れていた。明日はいよいよ父の決めた男と婚約させられてしまう。相手の男は根は悪くないと判っていても、そこはやはり夢見る年頃の少女、醜男よりは美男の方が良いに決まっている。  そんなサヨンに若い下男のトシンジュが平然と言う。 ―イヤなら、逃げれば良いのです。  実は、トンジュのことが以前か気になっていたサヨン。戸惑うサヨンにトンジュは〝一緒に逃げましょう〟と囁く。  美男(イケメン)の下男と手にとを取り合って屋敷を逃れたヒロイン。  しかし、逃亡の途中からトンジュは豹変してゆき、サヨンに熱っぽく〝好きだ〟と迫る。そして、いきなりトンジュに押し押し倒されたヒロインのショックは大きかった。  ご主人さまのはずのヒロインと下男の立場が逆転して、ヒロインは彼の言うなりに。。。 ―私、本当は彼を好きなの?  迫りまくる彼をうとましく思いながらも、時折、彼が見せる男らしさや優しさに惹かれてしまう。  狎れてゆくのは身体だけなのか、それとも、心までもなのか?  戸惑うヒロインにやがて、もう一つの魔の手が迫る。 やがて、サヨンはトンジュへの気持ちと向き合う瞬間が!  身分違いの恋を貫き通した少女の物語。
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小説 226,489 位 / 226,489件 恋愛 65,973 位 / 65,973件
文字数 122,867 最終更新日 2021.06.28 登録日 2021.05.12
恋愛 連載中 長編
急に分かった。私は幼なじみの『声』が好き! 主人公新染叶歌は、生まれた時から一緒の藍沢累の中音ボイスが世界で1番耳に心地がよくて好きだと気付いた まるで推し活のように累の新規音声を欲しがる叶歌 スマホで、マイクで、直に正面で、耳元で…… 叶歌は累にいっぱい『好き』と言ってもらう♡ 幼なじみ百合ラブコメディー
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小説 226,489 位 / 226,489件 恋愛 65,973 位 / 65,973件
文字数 18,471 最終更新日 2026.06.25 登録日 2026.05.13
大衆娯楽 完結 長編
この世で生きている間に起きる様々で色々な欲望の矛先というのは所謂ところの大罪というヤツで、その大罪を堪能してしまえば神様から罰を受け、その大罪を目の前に具現化して更には耳元でこッちの水は甘いよと誘惑するのが悪魔で、その誘惑に乗らないように忠告するのが天使で、天使はその忠告を邪魔しようとした場合のみ邪魔しようとする悪魔を攻撃するのだけれど、その天使も悪魔も神様の許しがないとチカラを発揮する事はデキない。 で、神様は現世に生きる者達に試練という名の苦しみや悲しみを与え続け、自身を信仰しない者にもまた試練という名の苦しみや悲しみを与え続け、それに耐えてなお自身を崇める者のみに天国への門を開き、その他は一切合切問答無用で地獄に落とす。 更に言えば。この世で生きている限りに於いての苦い水つまるところ試練というのは、同じく神様が自らの意思で創造した人間という物体にとッてツラくて悲しくて痛くて苦しくて情けなくなるような事ばかりなワケで。 と、いう事は。悪魔ッてのはその大罪に溺れる事を薦めはするものの、地獄の苦しみとか心折れるような悲しみとかは死して地獄に落ちるまでつまるところこの世で生きている限りに於いては行使しない、と。 そして天使は………天使のみなさんッて人間にとッては、神様を信じろ我慢しろ耐えろ神様を信じないと神様に罰を喰らわされちゃうんだぞぉーッて言いにくるだけ、なのかな。 神様を攻撃してきたら神様を守りつつ悪魔をシバきまくるというのが天使の存在理由の主題にして本文であり、人間には殆ど干渉デキないというか神様からそれを許されてはいない感じ? ↑ なんだか複雑な関係性ですよね。 この世での平穏のみをただひたすらに望むのであれば悪魔の誘惑に乗る方が悠々自適に暮らせるような気がするし、それでもそれはそれで神様から罰を喰らうのであれば、誘惑に乗ッても乗らなくても試練とか罰はどッちにしろ繰り出されるという………。 死してからが本番なんだと耐えに耐えて頑張ッて試練の毎日を生きるのか、今この時を平穏に暮らしたいんだけどどッちにしても試練やら罰やら喰らうんだしそれなら誘惑に乗ッて少しでも多く笑顔でこの世を生きていくか。 そう。どッちにしてもこの世を生きていく間は試練やら罰やらという苦しみ悲しみからは逃れられない、と。←どこに主眼を置くのかによッて神様という存在への感じ方が真逆になるという、ある意味どうすりゃイイの?!的な難易度激辛な人生。 ………、 ………、 ………、 生きるッて、 なんだかとても大変ですよね。
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小説 226,489 位 / 226,489件 大衆娯楽 6,053 位 / 6,053件
文字数 126,467 最終更新日 2019.10.13 登録日 2019.10.13
ファンタジー 完結 短編 R18
ヘッドセットから友人の声が聞こえる。 「今日のアップデート、森に新しい川が増えたらしいぞ」 画面の向こうで友人が興奮しているのを聞きながら、俺も笑った。 ――いつもの日常だ。ゲームだって、ただの暇つぶしのつもりだった。 だけど、次の瞬間だった。 モニターが光に包まれ、耳元の声が途切れ途切れになる。 「え、ちょ、ちょっと待て……?」 手を伸ばすが、光が眩しすぎて、視界は白く溶けてしまった。 次に目を開けたとき、俺は見知らぬ森の中に立っていた。 湿った土の匂い。茂みを揺らす風。鳥とも獣ともつかない声。 心臓が早鐘を打つ。手足は小刻みに震え、全身の力が抜けそうになる。 ――これ、どう考えてもゲームじゃない。現実じゃない。 川のほとりで、ふと動く影を見た。 水を飲んでいる――少女に見える女性。 小柄で、体は細い。でも筋肉の陰影もあって、野生的な強さを感じる。 髪は濡れて肩まで垂れ、光を受けて輝いている。 彼女は言葉を発さない。動きは静かで、警戒と好奇の混ざった目で俺を見つめていた。 俺も、言葉ではなく視線で応えるしかない。 心臓が強く打ち、汗が背中を伝う。呼吸が浅くなる。 ――この森に、俺と彼女しかいない。 ――言葉は通じない。なのに、確かに存在を認め合っている気がする――。
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小説 226,489 位 / 226,489件 ファンタジー 52,625 位 / 52,625件
文字数 6,791 最終更新日 2026.01.09 登録日 2026.01.09
ホラー 連載中 ショートショート
大病をして、生死を彷徨った、A子は、 まだ、体力が、回復しないにも関わらず、 最後の一人旅にと、20年ぶりにとある神社へと辿り着く。 そこから、彼女の不思議な旅が始まった。 人の気配の無い神社で、御神籤を一枚引いたら、そこには偶然にも、彼女の状況が、ドンピシャリと書いてあり、最後の数行は、ひたすら神仏に祈れ祈れ祈れと書かれてあった。 その時、ふっと何気に彼女は、自分の手のひらを見てみた。 生命線が途中で切れていた。 ここで自分の人生を終わりたくないと、願ったA子は、生命線を少しでも伸ばそうと思って、御神籤に書かれてあったように、神仏に祈るた為に、対象とする神仏を探そうと、あ魂の旅に出た。 不思議な偶然が、幾度も重なり、A子は、ある過疎地のお寺に辿り着いた。 そこには、住職が、微笑みながら、大玉の翡翠の美しい数珠を手に持ち、彼女を待っていた。 その山奥のお寺に自然と住むようになった彼女は、住職の手伝いをしながら、みるみる内に体力が、回復し、生気を取り戻していった。 それと同時に不思議な現象が、彼女の身の回りに起きるようになった。 住職にその現象を、相談すると、「魂ってあるやろう?」とニコニコ微笑みながら言うばかりである。 ある時は、部屋で般若心経を複数で合唱する声が聞こえてくる。透き通った、ウィーン少年合唱団のような声である。 最初、ソレが聴こえた時は、蚊が飛んでいるのかと思ったが、どうも違うような気がして、じっと聞き耳を立てる。と、「ハンニャ〜ハ〜ラ〜」と般若心経の一部が聴こえて来た。 また別の日には、台所で椅子に座っている時に、右の耳元で「タッ!タッ!タッ!タッ!タッ!」と音がする。不思議と怖くは感じなかったA子は、住職に聞いてみた。 「ああ、ずっと前から居てるで。昔亡くなった人やけどなぁ。ワシがこの寺に来る前からや。村の役場に勤めてた、頭の賢いお婆さんやったらしいで。娘さんと仲が悪くて、遺骨を、どっかにやってしもうたみたいで、成仏出来んのちゃうか?」 後日、そのお婆さんの親戚の法事が、寺であった。 親戚の男性が、申し訳なさそうに、言ってきた。「出るでしょう?すんまへんなぁ。迷惑かけて。」とA子に謝ってきた。 またある日、生前そのお婆さんと仲良しだった女性が、嬉しそうに言って来た。 「出たの?出たの?あの人、生きてはった時、本当に明るい、えぇ人やってん!」 なるほど。だから、耳元で「タッタッタッ!」と言われた時、そんなに怖くなかったんだ。からかわれたのか。 妙に納得してしまったA子。 だが、なんとかしたいので、台所の塩を一掴みと、水をテーブルの上に置いてみた。 それと、お煎餅を一枚。 そんなこんなで、日々の暮らしが、あの世の人とこの世と境目のような状態に加え、神仏プラスな毎日を、現在進行形で過ごしている。
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小説 226,489 位 / 226,489件 ホラー 8,375 位 / 8,375件
文字数 3,446 最終更新日 2020.07.09 登録日 2020.07.09
恋愛 完結 ショートショート
「愛してるよ」 耳元に唇を寄せて囁く時の慎一の声は、普段より少しだけ低くなる。 微かに触れた唇の振動が快感になって体の芯まで駆け抜ける。 「あ……」 女は男が他の女の耳にも愛を囁いていることを知っているが、問いただせない。 そんな女がバレンタインに男に送るために作る″特別なチョコレートケーキ”とは?
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小説 22,154 位 / 22,154件 恋愛 5,112 位 / 5,112件
登録日 2018.01.22
「美しい」かどうかで物事を判断する、そんな世界は嫌だと思いつつ、自分も同じ穴の狢です。美醜で物を見る自分が嫌だから、同族嫌悪でこのようなテーマばかり語るのかもしれません。 最終的には、「すべてが美しい」というところに行きたいです。美的感覚は、まわりの価値観に影響されるという集団洗脳みたいな部分もあるかもしれませんが、まぁまぁ自由に個人の好みで決められることであるのだから、結局自分で自分に刷り込んだ感覚だと思います。そしてその思い込みは、変えられる。なぜなら自分で体験したからです。ゾワゾワくる生き物を写真に収め、それを眺め続けていると、最初は写真が目に入る度、反射的にギョッとしていたのが、そのうち慣れてきます。さらには可愛く見えてきます。 思想ってセルフ催眠術かも。人は「性格」によって「考え方」を選ぶのでしょうが、先に目指したい「理想」の自分を思い描き、それに現実の自分を追い付かせようとしていく、そういう方法もあるのでしょうね。 よく「生理的に受け付けない」という言葉を耳にします。それが恐怖症並のレベルに達していたら変えるのは困難かもしれませんが、そうでなければ「理屈」で「感覚」を覆せることを知りました。私の場合、「すべての命は尊いはずだ」という「理屈」を以て、以前より様々な生き物に慣れつつあります。そして本当に、以前より多くの生き物が美しく、可愛く見えるようになったのです。 とはいえまだまだ途中段階であり、どうしてもコマユバチやマゴットセラピーの画像検索結果に慣れなかったり、耳元で虫の羽音が聞こえたら逃げ回ったりします。あと、人間の顔は何回見ても慣れないので、目を合わせ続けるのは苦手です。 https://note.com/mamimujina/n/nadde5dac8dd7 ▲ちなみにこちらはゴキブリの手乗り記事です。 https://note.com/mamimujina/n/n516ed9df62c2 ▲ハエの手乗り記事。 https://note.com/mamimujina/n/n946e1c44b8ab ▲オオゲジ手乗り。 https://note.com/mamimujina/m/m13133093d780 ▲その他、昆虫関連記事はこちら。
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小説 226,489 位 / 226,489件 エッセイ・ノンフィクション 8,816 位 / 8,816件
文字数 2,764 最終更新日 2022.12.13 登録日 2022.12.13
恋愛 連載中 短編 R15
私の名前はアオイ。 平凡OLで趣味は配信者ケイ様の推し活。 そのケイ様が初めてのトークライブをクリスマスに行うと言うので大金はたいて行こうとするも、とある理由で失敗。 放心状態で実家に帰省するとお隣のおばちゃんに引きこもっている幼馴染のユヅルと会って欲しいと言われて、しゃーなしで会いに行くと、色白、細身の高身長の犬顔で私のストライクゾーンスレスレの感じのルックスになっていた。 たわいもない話をしている中で口を滑らせて推し活が趣味なことを漏らす私。ムッとしたユヅルは私を押し倒し、私の耳元で 「ねぇ、ボクを推してよ」 と甘えた声で囁く。 それだけだったらいい。 なぜか、ケイ様まで私のことにご執心になって・・・・・・。えっ、他にも4人も!? アオイ29歳独身。もうすぐ30歳になるんですけど・・・・・・ 人生初のモテ期ってやつかもです!
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小説 226,489 位 / 226,489件 恋愛 65,973 位 / 65,973件
文字数 22,610 最終更新日 2025.02.12 登録日 2025.01.31
恋愛 完結 短編
真実の愛を確かめるために、氷の侯爵に死んだフリをしてみたら耳元で愛を囁かれた。
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小説 226,489 位 / 226,489件 恋愛 65,973 位 / 65,973件
文字数 2,154 最終更新日 2021.10.12 登録日 2021.10.12
ファンタジー 連載中 ショートショート R15
三十九年の生涯、不幸としか言いようのない日々を過ごした、リオネル・アッシュウッドは、トラックに轢かれ、息絶えた。意識を失ったまま、暗闇の中を彷徨っていたその時、突如、三つの光が彼を包み込んだ。 眩しさに目を閉じると、耳元で声が聞こえた。「我は、創造神、アストレアである。汝を、我が世界に招く。」 次に聞こえたのは、威圧感溢れる低音。「破壊神、ヴァルハラ。協力してくれるなら、第二の人生を与えよう。」 最後に、優しい声が彼の耳に届いた。「生命神、イリス。新たな人生で、幸せを掴んでほしい。」 三柱の神々。リオネルは、自分が死んで、異世界に転移したのだと悟った。そして、彼らに協力する代わりに、この異世界で新たな人生を与えられるというのだ。 戸惑いも束の間、リオネルは契約を結ぶことにした。三十九年間、不幸な人生を送ってきた。一度きりの人生、せめてこの異世界では、幸せを掴みたいと願ったからだ。 転移した先は、緑豊かな森だった。しかし、その平和な風景とは裏腹に、リオネルはすぐに異世界の危険性を思い知らされる。森の奥深くから、牙を剥き出しにした巨大な狼が襲いかかってきたのだ。 必死に逃げ惑...
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小説 226,489 位 / 226,489件 ファンタジー 52,625 位 / 52,625件
文字数 1,349 最終更新日 2025.09.01 登録日 2025.09.01
ミステリー 連載中 短編
安西財閥の娘に生まれた安西 夕歌は、美しく、欲深い女であった。彼女は私欲のためならなんでもする。例えそれが大罪であっても。そんな彼女の前に或日、1人の女の亡霊が現れた。その亡霊は、ことある事に現れては彼女の耳元で囁く。そして彼女が絶望に落ちた時、亡霊の囁きにより彼女の運命は定められていく。
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小説 226,489 位 / 226,489件 ミステリー 5,335 位 / 5,335件
文字数 429 最終更新日 2016.10.29 登録日 2016.10.28
ライト文芸 連載中 ショートショート
夏になると人間を困らせる蚊・・・ そう。蚊に刺されると痒くて悶絶してしまうのだ・・・ ブーン・・・ブーンと耳元で飛ばれると殺意さえ湧いてくるあの忌々しい蚊・・・ そんな蚊に学習能力があったら・・・!!! そんなお話。
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文字数 990 最終更新日 2025.05.29 登録日 2025.05.29
ミステリー 連載中 長編
午前零時、血の門が開き、あなたは強制的に「招待」される。妖の館が耳元であなたの真名を囁く、「生き残りたければ、まず誰を裏切るか考えろ」と。社畜の清水彰隆は無人バスに連れ去られ、漆黒の館へ。祈雨村(きうむら) の呪われた雨、古宅の幽霊、灯影寺の影が次々と現れ、死のゲームが参加者をふるい落としていく。唯一の彼女と共に九死に一生の策を尽くし、彼は“妖の館”の真相―牢獄なのか、光への鍵なのか―へ迫っていく。信頼が崩壊し恐怖が心を蝕む時、彼を支える言葉はただ一つ、「誰も信じるな、鏡の中の自分さえも」。理性崩壊のカウントダウンは既に始まった。終局まで…あなたは生き残れるか?
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文字数 4,950 最終更新日 2025.12.16 登録日 2025.12.16
現代文学 完結 ショートショート
耳元でカチッと音がした。何かの電源が入った、もしくは切れたのだろうと考える。この判断には根拠がない。ただそんなものを必要とせずに決めつけてもいい場合というのはそんなに珍しくもない。
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文字数 1,287 最終更新日 2021.10.02 登録日 2021.10.02
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