「夜の音」の検索結果
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放課後、学校の音楽室に現れるという幽霊。
興味本位で夜の音楽室を訪れた俺が見たのは――ピアノを弾く、半透明の女の子だった。
「たまには変わったもんが欲しいわ」
どうやら彼女が欲しがっていたのは、おにぎりでも水でもなく――甘いスイーツ。
カップケーキとクッキーを渡した、その瞬間。
幽霊は消え、音楽室からピアノの音も聞こえなくなった。
怖いはずの学校の怪談。
だけど、その正体は――ちょっと甘いもの好きな幽霊だった。
音楽室に響いていたピアノの旋律は、もしかするとスイーツを求める音だったのかもしれない。
文字数 1,317
最終更新日 2026.09.21
登録日 2026.09.21
怖い話が大の苦手な小学五年生・森野こたろうは、放課後の図書室で一冊の古いノートを見つける。
表紙に書かれていたのは、
「七不思議クラブ」。
ただの落書きだと思って名前を書いた瞬間、こたろうの前に赤い着物の女の子が現れた。
「ようこそ、ビビり。今日からあんたが部長だよ」
彼女は、学校に住みつく口の悪い座敷わらし・すずめ。
こたろうは勝手に七不思議クラブの部長にされ、学校で起こる怪談事件を解決することになってしまう。
女子トイレで泣いている花子さん。
給食のプリンを盗む小さな手。
夜の音楽室で名前を弾くピアノ。
体育館を走り続ける足だけの幽霊。
図工室で泣く絵。
屋上から手を振る白い手。
そして、卒業写真から消えた名前のない子。
怖がりなこたろうは、何度も逃げ出したくなる。
けれど怪談たちは、ただ怖いだけの存在ではなかった。
怒っていたり、泣いていたり、誰かを守っていたり。
学校の怪談には、子どもたちの言えなかった気持ちが隠れていた。
これは、怖がりな少年と口の悪い座敷わらしが、放課後の学校で怪談たちと友だちになっていく、ちょっと怖くて、少し笑えて、最後はあたたかい謎解きサバイバル日記。
文字数 353,983
最終更新日 2026.08.09
登録日 2026.07.18
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