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放課後、学校の音楽室に現れるという幽霊。
興味本位で夜の音楽室を訪れた俺が見たのは――ピアノを弾く、半透明の女の子だった。
「たまには変わったもんが欲しいわ」
どうやら彼女が欲しがっていたのは、おにぎりでも水でもなく――甘いスイーツ。
カップケーキとクッキーを渡した、その瞬間。
幽霊は消え、音楽室からピアノの音も聞こえなくなった。
怖いはずの学校の怪談。
だけど、その正体は――ちょっと甘いもの好きな幽霊だった。
音楽室に響いていたピアノの旋律は、もしかするとスイーツを求める音だったのかもしれない。
文字数 1,317
最終更新日 2026.09.21
登録日 2026.09.21
雨の日、私が出会ったのは――見るからに怖そうな不良男子。
けれど彼は、雨の中でびしょ濡れの子犬を助けていた。
「俺、コーヒー派じゃなくてココア派」
……どうやら、見た目とはかなり違うらしい。
ココア好きで、炭酸が苦手。
裏ボタンを集めていて、動物が大好き。
知れば知るほど、ちょっと変で、優しくて、不器用な彼が気になっていく。
雨の日の子犬との出会いから始まった、ちょっと変わった恋の物語。
文字数 3,516
最終更新日 2026.09.21
登録日 2026.09.21
朝の通学路、食パンをくわえた男子と正面衝突。
――これって、まさか王道の恋の始まり?
……と思ったのも束の間。
「俺の今日のラインナップは、あんバター」
「抹茶きなこバターもおすすめ」
どうやら彼は、ただのパン好き男子だった。
食パン、コッペパン、フランスパン、ラスク――。
パンによって食べ方まで変える、ちょっと変わった彼。
最初は「何なの、この人」と思っていたはずなのに、
気づけば私は、彼のおすすめするパンも、変なこだわりも、少しずつ好きになっていた。
王道の出会いから始まった――
ちょっと変で、ほんのり甘いパン好き男子とのラブコメ。
文字数 3,674
最終更新日 2026.09.21
登録日 2026.09.21
県内でも有名な問題校・第五リライバル高校。
その中でも、特に教師たちから恐れられているのが、問題児だけを集めた3年A組――通称「魔境」。
授業中に野次が飛び、物が飛び交い、教師への反抗も日常茶飯事。
誰もが、このクラスをまともに卒業させることなど不可能だと思っていた。
そんな魔境に赴任してきたのは、一人の新人女性教師。
しかし彼女は、普通の教師ではなかった。
「校内で暴力行為を行った生徒は――『ゴリラ』と認定します」
「そんな校則ねぇだろ!?」
暴力にはゴリラ認定。
反抗には容赦のない言葉。
そして、なぜか生徒たちの扱いだけは妙に手慣れている。
やがて「ゴリラになりたくない」という謎の恐怖によって、魔境だった3年A組から喧嘩が消え、さらには成績まで急上昇していく。
果たして彼女は、いったい何者なのか?
その答えは――卒業式の日に明らかになる。
彼女は教員免許を持つ、れっきとした教師。
そして同時に――
元・動物園飼育員だった。
荒ぶる問題児たちを、人間として卒業させる。
これは、一人の「飼育員教師」と、彼女にゴリラ認定されたヤンキーたちの、ちょっと変わった学園コメディ。
文字数 7,929
最終更新日 2026.09.20
登録日 2026.09.19
県内でも有名なヤンキー男子校に通う二年生・中村。
ある朝、彼の下駄箱に入っていたのは――白い封筒と、小さなハートマーク。
「……これは罠だ」
果たし状か、それとも何かのドッキリか。
警戒しながら開封すると、そこには「放課後、校門前で待っています」の文字が。
そして放課後、校門前に現れたのは、なぜか二人の美女だった。
一人は天然すぎる美少女。
もう一人は、その彼女のラブレターを代筆した謎の「委員長代理」。
告白を受けるか、それとも自分に告白するか――なぜか二択を迫られる中村。
しかし彼には、二人に決して言えない秘密があった。
「俺、女が好きじゃない。俺が好きなのは――男だ」
男子校を舞台に繰り広げられる、予測不能な勘違いと会話劇。
果たしてこのラブレター騒動の行き着く先は――?
ヤンキー高校なのに、始まるのはまさかのラブコメ!?
文字数 8,484
最終更新日 2026.09.20
登録日 2026.09.19
「人間なんて、誰だって代わりがいる」
そう嘯いていた高校生・青十は、ある日、呪われた魔法少女のステッキを拾ってしまう。ステッキを外すためには、最初に目が合った女性・紅音の願いを三つ叶えなければならない。
彼女の最初の願いは――「私とお友達になってください」。
不器用で少し運の悪い紅音と過ごすうちに、青十の中に芽生えていく特別な感情。そして最後に紅音が願ったのは、自分ではなく「青十が幸せな人生を歩めますように」という願いだった。
三つの願いが終わるとき、青十が選ぶものとは――。
これは、ひとつの魔法から始まった、二人の「約束」の物語。
文字数 8,475
最終更新日 2026.09.12
登録日 2026.09.12
仕事に疲れ、行き場を失った会社員・翔が辿り着いたのは、近所の尼寺だった。
そこで出会ったのは、少し天然でお茶目な若い尼さん・文香。
お茶を飲み、畑仕事を手伝い、くだらない話で笑ううちに、翔は少しずつ心を取り戻していく。
「疲れたら、やめるんじゃなくて“休む”でいいんですよ」
これは、人生に疲れた男と、過去に傷を抱えた尼さんが、互いに心を癒しながら前を向いていく物語。
文字数 4,745
最終更新日 2026.09.12
登録日 2026.09.12
見た目は地味系なのに本当はヤンキー!?
社会人の後輩が、部署異動先で出会ったのは――黒髪眼鏡の小柄な「地味系先輩」。
仕事はできる。合理的で無駄が嫌い。
けれど、どこか天然で、なぜか予想の斜め上を行く。
「絶対、元ヤンだろ」
そう思っていた後輩の予想は、ことごとく外れていく。
部屋も、私生活も、休日の服装も。
知れば知るほど、先輩は後輩の予想を裏切っていく。
「次こそは絶対当ててやる!」
いつしか始まった、先輩のことをどれだけ理解できるかという勝負。
しかし、予想を重ねるうちに、後輩の気持ちは少しずつ変わっていく。
「当てたい」から、「もっと知りたい」へ。
そして最後に残った、たった一つの予想。
――先輩は、自分のことをどう思っているのか。
果たして勝敗は、5対5?
それとも、最後の最後でまさかの一勝が――?
これは、予想を裏切り続ける地味系先輩と、振り回されながらも惹かれていく後輩の、ちょっと不器用な恋の物語。
文字数 8,016
最終更新日 2026.09.12
登録日 2026.09.12
ドラッグストアで働く22歳の桜井美琴は、初めて「後輩」を持つことになった。
その相手は、見た目はヤンキー、態度も口も悪く、どこかよそよそしい19歳の青年・橘隼人。
「それ、前に教わったんで」
「先輩、ちゃんと飯食ってます?」
「無理してんの、バレバレなんですけど」
塩対応なのか、ただの生意気な後輩なのか。
けれど、美琴にはどうしても気になることがあった。
――その名前に、聞き覚えがある。
幼い頃、隣の家に住んでいた泣き虫の少年。
母親が家を空けることが多く、一人で寂しそうにしていた彼に、美琴はハンカチを渡し、ジュースやお菓子を分け、一緒に遊んでいた。
やがて少年は突然引っ越し、二人は離れ離れになった。
そして十年近い時を経て――。
目の前にいる「塩対応なヤンキー後輩」は、あの日の泣き虫少年だった!?
しかも再会してからというもの、仕事はできるのに生活力が壊滅的な美琴を、なぜか隼人が世話を焼くようになっていく。
「今度は俺が、アンタの隣にいる」
昔、助けてもらった少年は、今度は大人になった美琴を守ろうとしていた。
これは、過去の初恋を胸に秘めた二人が、もう一度出会い直す――不器用な年下男子と、ちょっと残念な先輩女子の再会ラブコメディ。
文字数 5,245
最終更新日 2026.09.12
登録日 2026.09.12
異世界転生なんて信じていなかった。
そんな女子高生・海樹(ミキ)は、死後、神様の実験対象として異世界へ転生することに。
与えられたチートは――まさかの「健康な身体」だけ。
異世界の知識も、魔法も、攻略情報も一切なし。
そんなミキの前に現れたのは、なぜか彼女を婚約者にしたいという第二王子。
さらに幼馴染の吟遊詩人からも告白されて……。
「私、乙女ゲームの主人公じゃないんだけど?」
知識ゼロ、チートなし。
健康だけが取り柄の少女が、王子様と幼馴染に振り回されながら異世界を生き抜く、ちょっと変わった転生物語。
文字数 14,052
最終更新日 2026.09.06
登録日 2026.09.06
――20時32分、世界から「時間」が消えた。
サラリーマンの桐谷尊、妻の聡美、そして両親の学と咲子。
ある夜、家族4人が気づいた異変。
時計の針も、スマートフォンも、テレビの映像も動かない。
電気もガスも水道も使えず、外へ出れば、そこには車も信号も、人間も動物も、すべてが静止した異様な世界が広がっていた。
なぜ、自分たちだけが動けるのか。
食料を求めてコンビニへ向かう4人だったが、極限状態の中で、それぞれの「人間性」が少しずつ浮き彫りになっていく。
「今は非常事態なんだから、盗んだって誰にも分からない」
そう言って、他人の財産を持ち帰る両親。
一方、尊と聡美は、たとえ誰も見ていなくても、守るべきものがあると信じていた。
そして、再び眠りについた尊が目を覚ましたとき――。
そこは、明るい病院の一室だった。
動き始めた時計。
流れているテレビ。
そして、隣で目を覚ました妻。
尊たちは、現実の世界へ戻ってきたのだ。
しかし、両親はまだ目を覚ましていない。
なぜ、自分たちだけが戻ることができたのか?
あの「時間の止まった世界」は、一体何だったのか。
それは偶然の出来事だったのか、それとも――。
文字数 2,017
最終更新日 2026.09.05
登録日 2026.09.05
人の嘘を「濁った鈴の音」として聞き分けられる少女・結衣と、人の善意と悪意を「金色と黒色」で見ることができる少年・蒼真。特殊な力ゆえに周囲から理解されず、孤独を抱えていた二人は、図書室で出会い、互いの秘密を唯一理解できる存在になっていく。
放課後の会話を重ねるうちに、結衣は蒼真に恋心を抱く。しかし、勇気を出して告白した彼女に対し、蒼真は「恋愛が分からない」と答える。その言葉に嘘がないことを知っている結衣は、悲しみながらも彼の気持ちを受け入れる。
ところが、その直後に蒼真は父親の転勤によって突然町を離れてしまう。結衣を悲しませたくないという優しい思いから、別れを告げることもできなかったのだ。
数日後、結衣のもとに蒼真から手紙が届く。離れて初めて、彼は結衣の存在が自分にとってどれほど大切だったのか、そしてそれが「恋」だったのだと気づく。
文字数 923
最終更新日 2026.09.05
登録日 2026.09.05
冴えないOL
鬼上司は実はオタクだった。
奇妙な縁からはじまった二人のラブストーリー。
登場人物
本田 彩花(ほんだ あやか)
28歳、都内で働く冴えないOL。地味で真面目な性格。毎日を淡々と過ごしているが、心の中では自分に自信がなく、恋愛にも仕事にもどこか踏み出せずにいる。趣味は読書と家でのんびり過ごすこと。
鬼塚 浩一(おにづか こういち)
32歳、彩花の直属の上司。社内で「鬼塚」と呼ばれるほど厳しく、完璧主義者。ミスに対しては容赦なく叱り、冷徹な態度で部下を指導する。しかし、実は筋金入りのアニメ&ゲームオタクで、仕事と趣味を完全に分けている。
文字数 3,386
最終更新日 2024.10.02
登録日 2024.10.02
一般女性向け
連載中
30ページ
最終更新日 2024.07.25
登録日 2024.06.05
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