「植えて」の検索結果
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バランサリア王国の勇者レバルによる魔王討伐、その後の蒼の革命により戦乱と魔物の時代は終わりを告げ、巨大な権力を持つようになったレバルに全世界が支配されるディストピアの時代が訪れていた。
そんな時代、ヤステナ王国の貧しい村で暮らす夫婦の元に傷だらけの男が現れ、巨大な謎の種を残して死んでしまった。その種を試しに植えてみたら、みるみる大きくなり天空を埋め尽くすほど巨大な世界樹に成長。世界樹に宿っていた精霊は夫婦に様々な異世界の住人を召喚できるように祝福を与えた。
召喚術を使い村を豊かにしようとする夫婦だったが、世界樹の存在を支配者レバルが許すはずがなかった。もとより貧しい暮らしを強いられて続けていたうえ、世界樹と共に葬られようとしていた村人たちは召喚術士となった夫婦を中心に決死の反撃を試みるが…
文字数 52,003
最終更新日 2020.10.17
登録日 2020.07.29
辺境の星、ガルドープに住んでいた少女ミトと老婦アリスは、血の繋がっていない者たちだった。
戦争で母を亡くしたミトを引き取ったアリスは、10年間、彼女が独り立ちできるように、「星の子」としての教えを説いていた。
いつか、誰もが星を旅立つ日が来る。
戦争で焼き尽くされる野原が目の前にあっても、私たちはいつか、星と決別する日が来る。
だから畑に野菜や穀物を植えて、雨が降る日を待ちなさい。
アリスは言うのだった。
私たちは誰もが完璧ではないのだと。
「言葉」はいずれ形を失い、銀河星雲の星屑の中に消えていく。
運命の砂時計はすでに落ち始めている。
時間の経過の中で絶えず物事は変化し、昨日まであったものは、流れ星となって消えていく。
ミトは願っていた。
いつか星を旅立つ日が来たとしても、2人で過ごしていた時間が、世界のどこかで残っていくこと。
いずれ星と決別する日が来るとしても、アリスに伝えたかった想いが、——「言葉」が、闇の中に閉ざされてしまわないことを。
文字数 1,410
最終更新日 2023.10.22
登録日 2023.10.22
空飛ぶ翼をもって異世界に転生した俺は、偶然雲の上に浮かぶ城のない天空の城を見つけた。
天空の城の土台と言えば分かりやすいだろうか。
俺は『城なし』と名付け、ここに楽園を作ろうと決めた。
様々な土地の作物を地上から見つけてきて城なしに植えて畑を作ろう。
たまごを拾ってきて城なしに鳥を放とう。
魚を捕まえてきて城なしで養殖しよう。
出会った女の子たちを城なしで愛でてあげよう。
これは空を飛ぶ俺にしか出来ない俺だけの物語。
テーマはしあわせ
主ターゲットは疲れちゃった方
誰にも負けない売りは読みやすさと芋クサさ
でも一番人気は多分城なし
登録日 2017.03.29
桜に見惚れる君に恋をした。
(旧題:勇者と黒狼族の王女の結婚)
日本から異世界に転移してきた勇者は、魔王を倒し世界に平和をもたらした後は、政治利用されることを嫌って片田舎の町で植物の研究をしていた。
ようやく完成した桜を植えて成長させたところで、それを見に来ていた黒狼族の王女に一目惚れをする。
急いで彼女の元へ駆け寄って、結婚を申し込む勇者。
狼狽えながらも聖剣を見て勇者と確信する王女。
実は色々鬱憤が溜まっていた王女様は、どうしても果たしたいことがあって…。
戦いこそが!強さこそが全て!の黒狼族で生を受けながら、戦いから遠ざけられ続けてきた王女様は…。
前編は、結婚式までの一般向けの内容です。
後編は、初夜を赤裸々にしっとりと綴っていくR18要素の有る内容です。
異世界を舞台にした、勇者と狼の王女の物語、ここに開演!
ノクターンノベルズにも掲載中。
文字数 45,942
最終更新日 2023.06.09
登録日 2023.06.03
魔法動物たちが暮らすこの街に、昔から植わっている大きな木。
ある日、魔法動物のニャーキーは、大きな木と仲良くなる。
大きな木は自分を植えてくれた少年を忘れられずにいた。
そして時を超えて、少年と大きな木の思い伝わる時が来た…。
文字数 3,167
最終更新日 2021.10.05
登録日 2021.10.05
平成が幕を閉じ、時代は令和へ。スマートフォンが一層必需品となる世の中で、根拠のない情報に踊らされ、デジタル文字でのコミュニケーションが多くなり、対人と向き合うことが苦手になりつつある若者たち。今日もまた、スマートフォンの中の文字に翻弄され、人生を憂えている者がいる。主人公東条暁は就職が決まらないことに絶望を感じ、体裁ばかり気にする実母との確執に頭を悩ませていた。以前は、太平洋戦争を経験し、暁の相談に自身の経験を踏まえた的確なアドレスをする曾祖父に何でも話していた暁だが、曾祖父が2年前に老衰してからは、調べものや悩み事はほとんどスマートフォンに任せて解決していた。ある日、味方だと思っていたデジタル内の友人に相談をもちかけたところ、暁が求めていた回答とは異なる回答が届いた。その瞬間、突如日常から逃げ出したくなり、曾祖父の元へいこうと決意。自宅マンション8階から飛び降りてしまった。次に目を開けたときは「あの世」にいるはず、と思っていた暁。しかしマンションのすぐそばに植えてある大きな木がクッションとなり、一命をとりとめた。そして目を開けた暁の前に現れたのは、教科書でしか見たことのない服装、軍服を着た兵隊河野聡二郎であった。令和時代の暁は意識不明の重体。眠る暁に必死で声をかける母と友人。一方、暁の目の前に広がる世界は太平洋戦争時代ー。明日があるのが当たり前の現代に、死にたいと自らの命を投げ捨てた暁と、明日の命が保証されない生きたいけど国のために命を捧げなければならない聡二郎。彼らの命に対するそれぞれ気持ちがぶつかりあったとき、若者たちはどう考えるか。また、自ら命を絶とうとした娘を目の前に母はどう感じたか。
自由が許される現代日本人と自由が許されることのなかった過去の日本人を共存させ「命」に焦点をあてた衝撃ストーリー。
文字数 4,374
最終更新日 2020.10.06
登録日 2020.10.06
皆月加奈は貧しい身分で、女中として働き生計を立てていた。
だが、人一倍不器用な彼女は幾つもの雇い主からクビを言い渡され、無職となる。
そんなとき、知り合いの女中から一つの家を進められる。
「久我政宗」と呼ばれる男の屋敷であった。
そこで、彼女は何とか認められ、女中として働く事を許される。
働く最中、彼女は久我の屋敷の中庭に植えてある一本の桜の木が気になる。
文字数 10,787
最終更新日 2021.10.17
登録日 2021.10.12
庭に植えてある桜の木は自分が生まれる前に死んだ姉の誕生樹だった。 ことあるごとに姉のことを持ち出されるのでは桜の木が大嫌いだった。物心がついたときから毛虫やナメクジ、とにかく桜の木を食う虫を捕まえてその木に撒いていた。しかし桜の木は枯れない。 しかしある日、見てしまった。桜の木につく虫を一匹一匹、丁寧に剥がし、潰す両親の姿。 ああ、桜が憎い。
登録日 2023.04.01
魔法の実を作るために魔術師は今日も土に水をやる。
魔術師の日常を日記で描く。
文字数 687
最終更新日 2022.02.14
登録日 2022.02.14
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背中から根が出てベットに繋がっているイメージ
植木鉢に埋められた植物たちはの感情は?
そこから動くことはできない、それが植物というものだ。種を媒介して動くことはできるが
私の育てているスイートバジルもどのような感情があるのだろう。土ではなくハイドロカルチャーに埋められ水は1週間に一回程、隣の豆苗は毎日変えてもらえるのに。もし大きくなれば土に移してもらえるとか、そもそも土に植えていないから土というものを知らないのか。何はともあれ元気に育ってくれている。植物に感情を求めるのは難しい。喋るわけでも詩を書くわけでもない。ただそっとそこに生えているだけ。しかし、毎日観察しているとなんとなく表情のようなものがある。見えるものに対して使う言葉であるが、なんとなく何かを表現している気がする。日が少なければそのような表情、水が少なければそのような表情、何か不満があるときは表情が読み取りやすい。逆に嬉しい時の表情はどうだろう。いい肥料を入れてあげた次の日に枯れたブロッコリースプラウト達は枯れた。あまり愛情を入れすぎてもダメなのだと思った。少しくらいの不満がある方が強く育ってくれると教えられた。私も何か不満があるからこうしてベッドの上で何時間も動かず携帯をいじっているのか、人生においての答えを手元だけで探し続けているのか。見つかるわけがない、分かっている。
文字数 573
最終更新日 2019.05.06
登録日 2019.05.06
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