「消し炭」の検索結果

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ファンタジー 連載中 長編 R15
 主人公の雷電美琴は、数十年前に突如現れたダンジョンにて、その攻略風景を配信する配信者として活動している。 「はあ……。私って、こういうのに才能ないのかなあ……」  着物姿と薙刀一つでダンジョンを攻略する配信者はいないだろうと踏んでこのスタイルで始めたが、武器と服装が他よりやや奇抜なだけでやっていることはその他大勢と大差なく。どれだけSNSで配信の告知をしても、サムネイルを凝っても観にきてくれる視聴者の数は常に一桁にとどまっていた。  そんなある日、いつも通りダンジョンに潜ってモンスターを薙刀一つでバッサバッサ薙ぎ倒していく配信をして、いつも通り同時接続者は一人からゼロのまま過ごし、心が折れかけたので早めに切り上げて家に戻ろうと配信を終わらせる準備をした。  その時、ダンジョンに潜って探索する探索者の三人組パーティが、大型モンスターの軍勢に襲われているのを目撃した。 「逃げろ! スタンピードだ!」 「どいて。今、私、とってもむしゃくしゃしているの」  どれだけ頑張っても増えない同時接続者数にチャンネル登録。ネットで徹底的に調べて人目を引くようなサムネイルにしても効果はなかった。  必死に頑張っても伸びず、一ヶ月ぶりに送られたコメントに批判されて、ストレスはマッハで溜まっていた。  ゆえに、美琴はモンスターに八つ当たりしてしまう。それはもう一方的に、蹂躙という言葉がぴったりなほど徹底的に薙ぎ倒していった。 「はあ、こんな八つ当たりしたって、再生数も登録者も伸びやしないのに。何やってんだか……」  モンスターだったもの達の残骸のそばでため息を吐き、黙って立ち去る美琴。 「大型モンスターのスタンピードを、たった一人で全部倒した!?」 「なんだよあの雷撃!? 消し炭どころか消滅しちゃってんじゃん!?」 「あの女の子、一体何者!?」  一方で、助けられた三人組は登録者数が70万人いる大人気チャンネルを運営する攻略系配信者であり、安定して強いモンスターを相手に戦える実力者達だった。  そんな三人組でも逃げるしかできなかったモンスターの軍勢、スタンピードを蹂躙という表現以外つけられないほど一方的に倒した美琴の姿は、ばっちりとその配信と、美琴が切り忘れた自分の配信に映っていた。 「消えたと思ったらモンスターが細切れに!?」 「なんだ今の動き!? というかこの雷は何!?」 「この子は一体なんなんだ! 特定班はまだか!」  モンスターの軍勢を一方的に蹂躙するその配信の切り抜きは瞬く間に拡散されていき、美琴がぐっすりとベッドの上で眠っている間にバズりにバズりまくっていき、朝起きたら『雷神少女』という名前と共に伝説となっていたのだった。 ※小説家になろうとカクヨムにも掲載しています
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小説 11,512 位 / 185,357件 ファンタジー 1,641 位 / 42,580件
文字数 455,814 最終更新日 2023.10.29 登録日 2023.09.25
恋愛 連載中 長編 R18
王太子は自分の婚約者である辺境伯令嬢の事をあまりよく思っていなかった。顔しか見ていないし、何やら怪しげな宗教団体を作り上げて教祖になっているらしい。そんなやつと婚約してやるものか!婚約破棄だ!そう思っていた王太子だが… 謎の集団に攫われ生贄にされそうになった時だった。 彼女、辺境伯令嬢は天高くから舞い降り、神しか使えないとされる雷魔法を自在に使いこなし、敵を圧倒。雷を落とし全てを消し炭にしてしまった。 王太子はあまりの事に目を丸くする 「大丈夫ですか?今拘束を解きますね」 「なぜだ、今まで散々お前を馬鹿にしてきた。なのにお前はなぜ俺を助ける」 「簡単だよ。それは…乙女ゲーム『愛の伝説、ファンタジー・ザ・ワールド』の攻略対象だからだよ!!!」 「は?」
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小説 36,378 位 / 185,357件 恋愛 16,292 位 / 56,303件
文字数 3,901 最終更新日 2024.01.29 登録日 2024.01.26
―――――多くの物語には話の順序というものがある。例え、それが虚構だったとしても。この世界にも竜王が現れた。それと同時に神に選ばれた勇者もまた現れる。 そこまでは数多の伝説、物語と同じ流れだった。そこまでは……。勇者と竜王の最終決戦。大陸全土から集められた帝国軍が勇者に率いられ、竜王の居城を総攻撃した。竜王の目の前まで迫った勇者は最終的に竜王を倒して、はいめでたしめでたし――――となるはずだった。でも、勇者が竜王に瞬殺されるなんて、誰も考えてなかっただろう。消し炭といっていいほどあっさりと死んだ。絶望に暮れるムスタシア帝国の女帝二ブラスは膝から崩れ落ちる。もはや希望は失われた。待つのは破滅だけ……誰もが終焉の時を待っていた。だが、ある日のこと、一人の黒髪少年が軽い足取りでやって来ると女帝の前に跪いて、答えた。 「竜王を倒しました」と。 騒然とする皇帝の間、そして、かつて、語られたことのない物語が今、始まろうとしている!
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小説 185,357 位 / 185,357件 ファンタジー 42,580 位 / 42,580件
文字数 92,286 最終更新日 2019.03.01 登録日 2017.03.31
とある平和な国アレンタール王国。近々引退を考えていた今代の王ヨシュアの前に突然現れたのは創造の女神エレシュアとその末娘である破壊と死の女神、マウェッタであった。 「…最近この世界には生き物が多すぎるとは思いませんか?」 「勘違いなさらないで、人間の王様。私も気に入った所を消し炭にしようだなんて思いませんわ。生き物を半分ほど減らせばおかあさま達も満足するかと思いますわ。別に人間でなくてもいいんですの。例えば人間と敵対している魔獣や魔族でも、ね。」 マウェッタ改めローゼリアはこの国の宰相の元で育てられることとなった。 これは意外と優しい破壊の女神が周囲の世話を焼きながら成長し、何を消し炭にするか決めるお話。 ーーーーーーーーー ※性的表現が増えてきたので一応R18に変更しました。
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文字数 214,350 最終更新日 2019.12.10 登録日 2019.08.24
男は目が覚めると、アルクという貴族の少年に転生していた。 母は賢者、父は剣聖の大貴族だ。 世界では男は魔法を使えないらしいが、どうしてかアルクは魔法を使うことが出来た。 暇だったので魔法と剣技を極めてみたら、たまたま領地をドラゴンに襲われたので一撃で消し炭にした。すると、領民は感謝し、アルクの名は世界へ広がっていった。 話を聞きつけた魔法学院の学院長はアルクをスカウトし、学院へと招き入れる。 こうして、女の園に世界で唯一の男魔法使いが入学することになったのだ。 女の園で暮らすことになったアルクだったが、圧倒的魔法の才覚に周りの評価は高まっていく。しかし、高すぎる評価を物ともせずアルクは事件をあっさり解決していくのだった。
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文字数 14,654 最終更新日 2019.12.19 登録日 2019.12.15
ある、少女は誓った。 少年をもとの心優しきものに戻すと、そして幸せにしてみせると。 今は亡き人のために。 ある、少年は誓った。 この世界を破壊し、そして想い人を取り戻すと。 我が悪になることで世界の秩序が保たれるのであれば我は絶対的な悪になろうと。 すべての人種と人外種が暮らす大陸、アルカディア大陸。 上位貴族は弱き人や人外を差別し、道具のように扱っていた。 主人公はもとは勇者だった、だが国王の裏切りにより想い人が殺されてしまった、 そのことがきっかけで悪魔と契約し魔王になった。 だが、魔王といっても弱者や人外を守ることもあることから弱者と人外からは尊敬されていた。 魔王の目的はただ一つ、この世界を破壊することそして想い人を取り戻すことだ。 今日も魔王領の中を監視していた、そこで上位貴族に従える兵士が一人の少女を襲っていた。 その少女を助けるために力を使った、兵士たちは消し炭となった。 その瞬間から物語が開始する。 そして、本当の敵に出会ったとき魔王に襲い掛かる試練とは。 奪われたものを取り戻すため、魔王は今日も戦う。 少女は、魔王を優しきものに戻すため、今日も戦う すべては亡き想い人のために
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文字数 1,558 最終更新日 2021.07.26 登録日 2021.07.25
 私は 小学6年生の時に死んだ。 そのことを嘆いた女神様が私に同情して、 私を異世界転生させてくれると言う。  当然チートもあるよね。 どんな能力がいいかな。 やっぱり魔法でしょ!  平和な世界でのんびりスローライフを楽しみたいな。  えっ? この世界は乙女ゲーム『 歌って踊れるネクロマンサーがヒロインだよ!?』の舞台で 魔王がいて、 常に戦争が起きているの? そんなのだめだめ。 私の魔法で魔王は消し炭にしてあげるね。  そしたら、何故か王族に目をつけられちゃった。  それに魔法チートの代償で身体が 不自由なんですけど!?  魔法で体を動かせばいいかな。  ところがこの世界では お金を支払わないと魔法が発動できなくて、 しかも私の場合はどんなに簡単な魔法でも金貨を9999枚支払わないといけないんだよ!  お試しの無料魔法は魔王を消滅させることに使っちゃったし、 このままじゃ私、才能の無駄遣いで人生終わっちゃうよ。しくしく。  王族に気に入られて贅沢三昧できるんだけど、 私が望むスローライフとはちょっと違う気がする。  私は自由に歩きたいの! 誰かこの願い叶えてよ。 
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小説 185,357 位 / 185,357件 ファンタジー 42,580 位 / 42,580件
文字数 49,655 最終更新日 2018.08.14 登録日 2018.08.01
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