「白杖」の検索結果

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私が、夢の仕事を得て、ニューヨークに就職した頃。 通勤の駅に、いつも静かに座っていた、白杖の、物乞いのピーターと、夢の仕事を得たのに、厳しい現実と醜い人々に疲れ果てた私の、小さな友情物語を主軸にした、様々なニューヨークの、物乞いの人々を巡る短編。 毎日お疲れの皆様に、ほっとした一息をどうぞ。
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小説 10,043 位 / 185,522件 エッセイ・ノンフィクション 271 位 / 7,837件
文字数 14,051 最終更新日 2021.07.30 登録日 2021.07.30
二時間目の授業中にそれは起きた。パァッと床に魔法陣が浮かび上がり、四十代の女教師1人、男子生徒14人、女子生徒14人は見知らぬ異世界の森の中に連れて来られた。 世界樹と名乗る謎の声は29人の目の前に指揮棒のような白い杖を出現させる。その杖で魔物が溢れた世界を救って欲しいそうだ。世界樹の枝で作られたその魔法の杖は、持ち主によって様々に変化するそうだ。 その29人の中に眼鏡をかけた黒髪ショートヘア、容姿端麗、頭脳明晰な生徒会長・一ノ瀬瑞季(いちのせみずき)もいた。多くの者が杖を握っても白いままだが、意思の強い者が握ると杖は色を変えていく。 そして、生徒会長が杖を握ると杖は紫色に色を変えていった。生徒会長の頭の中に『poison(毒)』の文字が浮かび上がる。そう、爽やかな生徒会長は実は腹黒だったのだ。 早速、生徒会長は使えない白杖の生徒達を見捨てる事に決めると、回復魔法を使える女子生徒1人を皆んなに気付かれずに誘拐した。毒杖で殺すと脅して、女子生徒に言う事を聞かせる。そして、魔物との戦闘で杖の成長の仕組みを理解する。けれども、二人だけで生き延びるのは難しかった。 生徒会長は女子生徒をレイプすると何食わぬ顔で皆んなの所に戻った。白杖を色付きの杖に変化させる方法が分かったからだ。もう何人か自分色に染められる白杖が欲しかったからだ。 生徒会長は爽やかな笑みを浮かべて皆んなを説得して、パーティ別にクラスメイトを分断させる。そして、3人の白杖の女子生徒を手に入れた。生徒会長は三つの白杖の最初の杖は食糧が作れる杖だと決めていた。 そして、生徒会長の思惑通りに女子生徒の杖が黄色になって、パンが作れる杖に成長した。食糧と水が確保できて女子生徒四人は喜んだ。生徒会長も腹の中で喜んだ。『これで誰も逃れられないパーティが完成したのだから』。
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小説 185,522 位 / 185,522件 ファンタジー 42,667 位 / 42,667件
文字数 99,984 最終更新日 2021.10.25 登録日 2021.10.18
それは、春の嵐だった。全盲の少女は白杖を捨て、全力でひったくり犯を追う。それは、少女が探偵であるが故。それこそが、彼女のすべてだった。
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小説 185,522 位 / 185,522件 ミステリー 4,154 位 / 4,154件
文字数 20,779 最終更新日 2023.10.30 登録日 2023.08.26
ライト文芸 完結 ショートショート
何かが変わるのを期待して紅葉の名所に訪れ、そこで偶然出会った霧生さんと木下さん。 盲目の二人の老人が自分のルーツ探しをしつつ、お互いの取り留めのない話を挟みながら近づき、また離れていく様子を会話劇で表現してみました。 イメージ的にシティボーイズの大竹まことときたろう、最後の親子はいとうせいこうと斉木しげるだと思って読んでいただけたら嬉しいです。
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小説 185,522 位 / 185,522件 ライト文芸 7,613 位 / 7,613件
文字数 2,648 最終更新日 2019.10.20 登録日 2019.10.20
 主人公【飯田琢磨】は、今年は『一日一膳』を豊富に頑張っていくことを決意した。  正月早々、何かを一生懸命探している女性と出会う。  その女性【寺内亜衣】は目がほとんど見えない障害を持った人だった。  彼女は大事な白杖を人とぶつかっあい際にどこかに落としてしまったらしい。  琢磨はその白杖を探すが、時すでに遅し、その杖は折られてしまっていた。  そこで、彼女を家まで送っていくことになるのだが、、、。  この作品は短編小説です。  
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小説 185,522 位 / 185,522件 恋愛 56,295 位 / 56,295件
文字数 3,389 最終更新日 2021.11.07 登録日 2021.11.07
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