5
件
姉のドレスや髪飾り。お気に入りの侍女に、ひいては婚約者まで。どんな物でも奪って差し上げますわ。何故って?ーーー姉は昔から要領が悪くて鈍臭くて、何でも信じてしまうお馬鹿さんなんですの。このドレスだってセンスのカケラもないしダサくてガキくさいったらありゃしません!なんですかこのショッキングピンクは!!私が去年買っていたこのドレスの方がまだマシなので差し上げますわ!お下がりですけどね!妹からお下がりをもらうなんてお恥ずかしくないのかしら?!
髪飾りだってそうですのよ。姉の透明感のある甘栗色の髪に、ビカビカのルビーなんて似合いませんわ!センスが悪すぎですのよ!!
そのうえ少し前から姉に仕えている侍女はか弱いふりをして姉から同情されて何かと物を贈られていますの。そういうのに気付けないんですのよ、私の姉は。それから婚約者。あれはだめね。一癖どころか二癖も三癖もありますわ。腹が黒いったらありゃしません。姉はそういうのを見抜く能力が1ミリもございませんから、泣かされるに決まってますわ。女癖も悪いという噂もお聞きしますし、疎くて汚れのない姉には不向きなんですの。別にあの男じゃなくもっと条件の良い殿方は沢山いらっしゃいますし!
え?私??姉が好きなのかって??ーー何を言ってるんですの?私は、馬鹿で騙されやすくて要領の悪い姉が知らず知らずのうちに泣きを見ることがアホくさくて見てられないだけですのよ!!
妹に奪われた系が多かったのでツンデレ妹奮闘記が書きたくなりました(^^)
表紙イラスト掲載してみましたが作者のいたずら描きのようなものなので、イメージ崩れる等のご批判が多ければ消しますw容赦なく言ってくださいw
小説家になろうでも掲載はじめました(全く更新してませんw)
11/30本編完結しました。番外編を書いていくつもりなので、もしよろしければ読んでください(*´꒳`*)
文字数 103,112
最終更新日 2021.01.23
登録日 2020.11.16
ドロシー。(神からの贈り物)
そんな名前を持った私は呪われの子。一度も外に出たことはないし、光を浴びたことがない。私は呪われているから、外に出てはいけないのです。
え?祝福の子‥?加護を与えたり、呪いを解く力がある‥?へぇ、世界にはそんな素晴らしい力を持った人が存在するんですね。羨ましい限りです。
‥‥え?私にその力がある?いやいや。だって私、呪いの子だよ?
残酷な表現や不快になるような表現あり。ネグレクト環境が出てきます。
文字数 9,539
最終更新日 2020.11.30
登録日 2020.11.24
度重なる戦争や疫病により世界が滅びかけたのが10年前。あまりに悲惨だった時代に区切りをつけ、新しく年数を数えていこうと全世界で決められた。ーーー現在、改紀元10年。
戦争が終わり、疫病も収束した。世界は滅びかけても文明は残っている。人類は大幅に数を減らしたが力を合わせて復興しよう。‥‥‥と、そう前を向いて歩いていける人が全てではない。
家族、友人、恋人、もう戻らない大切な人たち。築き上げてきたキャリアも崩壊し、過去に帰りたいと願う人々。そんな人々に、とある薬を提供する組織があった。
薬を摂取した人々は皆、辛い過去を忘れられることに心を奪われ、薬に溺れていく。そして、その薬が一定基準を超えて人間の心を蝕んだ時、人は亜人と呼ばれる化け物へ変化する。
人を平気で惨殺し、自我を忘れる化け物。
この物語は、亜人討伐隊に在籍しながら対抗する薬物を亜人に投与し、亜人を人間に戻そうとする少女の物語。
政府から亜人討伐許可が出ているにも関わらず、彼女は今日も亜人を殺さずに救おうとしているーーー。
小説家になろうでも掲載してます
文字数 3,047
最終更新日 2020.11.28
登録日 2020.11.26
前世は勇者の母だった。
50年後に生まれ変わった頃には魔族が蔓延り、人間どもは魔族に頭を下げて生活をしていた。そのうえ、由緒正しき令嬢だった筈の私は奴隷商を営む悪徳子爵家の一人娘に転生していた‥‥ので、私も奴隷を”飼う”ことにした。ーー勇者一族の生き残りの少年を。今度こそは丁寧に育てていこうと思う。
文字数 49,194
最終更新日 2020.11.25
登録日 2020.11.11
もう絶対絶命かと思いました。突然獣人たちに囲まれ、殺されるのかと思いました。ですが、私には必殺技があったようです。「お手!!!」「伏せ!!!」「待て!!!」これで、怖いもの無しです。
完結の短編ですが気分によっては番外編を書くかもです。
文字数 3,376
最終更新日 2020.11.21
登録日 2020.11.21
5
件