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件
文字数 121,840
最終更新日 2023.05.28
登録日 2023.04.10
シーグラス、貝殻、龍涎香、星、あるいは……。
ヨースケがジュンと浜辺を散歩していると、ジュンが奇妙なものを拾った。その日から、ジュンは奇妙な音楽を口ずさむようになった。
クトゥルフ神話の『エーリッヒ・ツァンの音楽』を元に書いた作品。
(知らなくても楽しめる内容にはなってるかと思います、知ってるとより楽しいかなって具合です)
文字数 12,233
最終更新日 2023.04.08
登録日 2023.04.04
「彷徨う竜を月に導くため、旅をしています」
機械化され暴走する竜『戦竜機』。そして生ける屍となり理性を失った竜のなれはて『屍竜』。生きた竜がもういないとされる赤い月が照らす世界で、最後の生きた竜メサニフティーヴと、その「妹」を名乗るフェガリヤは彼らを救うべく、旅をする。
「お前を守るためならば、私は、何だってしなくてはいけないのだ」
兄は、暴走するかつて竜だった彼らと戦う。妹は、子守唄を聞かせ、彼らの魂を還るべき場所へ導く。
過酷な使命を背負った兄妹だが、一緒だからこそ、絆で乗り越えていく。
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※6月12日完結予定。
※他のサイトでも公開しています。
文字数 102,691
最終更新日 2022.06.12
登録日 2022.05.14
巨大なクラゲである「マリームーン」。
人間の少年・ジェフに恋する彼女は、ある夜、彼女は魔法使いの老夫婦に出会った。
「それではクラゲのお嬢さん、マリームーン。一つ魔法をプレゼントしましょう」
魔法により、マリームーンは少女「マリー」へと変身する。
しかしクラゲだった彼女は、人間世界のことをよく知らなかった。
そして変身の魔法には五日間だけという期限があった。
※こちらは以前にリクエストで書いた作品です。
※他サイトでも公開しています。
文字数 28,572
最終更新日 2022.05.10
登録日 2022.05.01
その小さな村は夜空の瓶詰の産地。
十歳になれば、やっと瓶詰作りに参加できる。
十歳になったジェールは、瓶詰を作るために『夜空の泉』と向かう。
いつか明けてしまう夜のように、ちょっと切なくもほのぼのファンタジー。
※他サイトでも公開しています。
文字数 4,041
最終更新日 2022.04.28
登録日 2022.04.28
列車で知り合った、美しい青年は話す。
過去に、妖精に出会ったこと。
再会の約束に、花冠の指輪を貰ったこと。
そして時は過ぎていき、大人になったこと。
※こちらは2017年5月6日のCOMITIA120にて発行し、すでに頒布終了した小説です。
※他サイトでも公開しています。
文字数 14,292
最終更新日 2022.04.21
登録日 2022.04.21
ある日、羊飼いは天使を見つけた。天使を辞めさせられるため、羊の悪魔になる予定だという天使だが、悩み事があった。
「羊の悪魔になったのなら……黒い羊になるっていうんだ! 僕は白くてふわふわの羊になりたかったのに!」
※他サイトでも公開しています。
文字数 2,400
最終更新日 2022.04.14
登録日 2022.04.14
黄金の羊が生まれたのなら、大切に育てなさい。
その羊は、ある羊飼いの少年と、黄金の竜の、友情の証なのだから。
――星を喰らった竜の前に、少年は剣を片手に立ち塞がった。
※こちらは2019年2月17日のCOMITIA127で無料配布した小説です。
文字数 3,548
最終更新日 2022.04.07
登録日 2022.04.07
竜。人はそれを、想像上の生き物だと言いました。 けれどもその村を訪れた者は皆に言います。竜は本当にいたのだと。
※こちらは2019年11月24日のCOMITIA130で無料配布した小説です。
※他サイトでも公開しています。
文字数 1,562
最終更新日 2022.04.03
登録日 2022.04.03
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