「暑いわね」
「ええ、暑いですね」
「こんなに暑いと歩くのも大変じゃない?道路が鉄板のようで焼肉のようになっちゃいそうよ」
「そうですね」
ママ友の美登理さんに街でバッタリ会った私。
脇の下まである長い手袋に、
文字数 1,207
最終更新日 2021.09.13
登録日 2021.09.13
私には2歳年下の双子の妹がいる。
性格も体型もそっくりと人からよく言われる。
でも、ただ一つ、似ていないところがあるの。
それは・・・顔。
母親は同じなのに、
文字数 1,347
最終更新日 2021.09.10
登録日 2021.09.10
毎日スマホで何かしら検索している俺。
「あ~あ、スマホに向かって願い事を言ったら叶うなんてことないよな」
そんなふうに思いながらマイク機能に向かって「大嫌いな上司が会社からいなくなりますように」なんて言ってみた。
次の日、会社に行くと上司の姿がない。
「な、どうしたんだ?
文字数 1,189
最終更新日 2021.09.10
登録日 2021.09.10
「あら、マドカさん。少し太ったんじゃないの?」
「え?ああそうですか?家にいることが増えたので、太ってしまったのかもしれませんね」
「だめよ、ちゃんとダイエットしなくちゃ」
「はい・・・」
近所に引っ越してきた10歳年上のママ友の三恵さんにゴミ捨て場でバッタリ会ってしまった。
「あたしなんてね、
文字数 1,828
最終更新日 2021.09.03
登録日 2021.09.03
その日、私と彼氏はベッドで一緒に寝ていた。
愛し合い、同じベッドの上で寝ていた私だったが、寝苦しくて目を覚ましてしまった。
目を覚ました私は、壁に目を向けたまま動けない状態だった。
いつも窓側に背中を向けて寝ているのに、この日はどうもおかしい。
文字数 968
最終更新日 2021.08.27
登録日 2021.08.27
トントントンッ!昼食を食べていると、いきなり玄関のドアをノックする音が聞こえてきた。
「はい、はーい。今開けますから」急いでエプロンをとり、玄関のドアを開けると・・・小太りの女性が立っていた。
「どうも、あたし、
文字数 1,309
最終更新日 2021.08.27
登録日 2021.08.27
大学を卒業した僕は、都内から少し離れた場所でひとり暮らしをしようと決めた。
「本当に大丈夫なのか?この家から会社に通勤してもいいんだぞ」
「そうよ。家から通った方がアパートの家賃はかからないし、食費だっていらないのよ」
「裕太、ここに住みなよ」
家族はそう言ってくれたが、一度はひとり暮らしをしてみたい。
「いや、一人暮らしをしてみるよ」
家族の反対を押し切って、
文字数 1,408
最終更新日 2021.08.20
登録日 2021.08.20
56歳の夫がリストラされて仕事を失ったため、お給料が貰えず、家計が苦しくなってしまった。
そこで、私はパートに出るため求人サイトで仕事を探した。
時給950円の漬物工場での仕事を見つけたので、午前9時から夕方16時まで働くことにした。
「じゃ、あなた、パートに行ってくるわね」
「ああ」
夫に朝食を作り、
文字数 1,552
最終更新日 2021.08.20
登録日 2021.08.20
会社が夏休みに入り、俺は彼女を連れて旅館に泊まりに行くことにした。
「どんな旅館か楽しみだわ」
「ああ、そうだね」
車のハンドルを握りながら、俺は
文字数 1,302
最終更新日 2021.08.16
登録日 2021.08.16
「なにかが違う・・・」私は帰宅した夫の服装を見て、どこか違和感を感じてしまう。
朝着て行った服と、帰って来たときの服がどうも違う気がしてならない。
「ね、あなた、会社で服を着替えるってことはある?」
「いいや、そんなことしないよ」
「そうよね、でも、ちょっと違うような気がするのよね」
「どこが?シャツ
文字数 1,015
最終更新日 2021.08.16
登録日 2021.08.16
連れ子の娘も色気のある女性へと成長し、大学を無事卒業した。
そんな娘に恋心を抱く私は、ベッドへと誘われるたびに誘惑されてしまう。
妻がパートで家を出た後、私は思い切り娘を抱いた。
文字数 1,153
最終更新日 2021.08.16
登録日 2021.08.16
娘が男子校生に抱かれる姿を想像する私は、ベッドの上でいらぬ妄想をしてしまった。
熱くなる股間をどうしようかと迷っていると、寝室のドアノブが激しく上下に動いた。
「ま、まずい。
文字数 1,567
最終更新日 2021.08.09
登録日 2021.08.09
会社の同僚とお盆休みに旅行に出かけることにした。
東北のとある郊外に建つ旅館は、古屋敷を改造したところが魅力的。
「こんな旅館に泊まってみたかったんだよね」
「私も」
意気投合した同僚4人は、私が運転する車に乗り、
文字数 1,276
最終更新日 2021.08.09
登録日 2021.08.09
「ね、楓ママ。こんどのママ友のランチ、どこでやる?あたしとしてはさ、渋谷の102の近くにあるお店がいいと思うんだよね」
「渋谷まで行ってられないわ。人も多いからちょっとね。
文字数 1,179
最終更新日 2021.08.09
登録日 2021.08.09
連れ子のいる女性と再婚し、早10年が経った。
6歳だった子供もすでに16歳となり、高校に通う年齢となった。
中学の頃にはすでに胸も膨らみ、白いスポーツブラをするようになり、ベランダに
文字数 1,667
最終更新日 2021.08.06
登録日 2021.08.06
近所の商店街に行ったところで、ママ友の晴香さんとバッタリ会ってしまった私。
「暑いわね、どう?息子さん、宿題は捗ってる?」
「いいえ、
文字数 1,962
最終更新日 2021.08.02
登録日 2021.08.02
「では、ここには最初からいなかったんですね」
「ええ、いませんでした」
家の中に置いておいた大切なものが無くなっていたことに気づいた杏里は、すぐさま警察を呼んだ。
そして、
文字数 1,147
最終更新日 2021.08.02
登録日 2021.08.02
「キャッーーー!!!」
「ど、どうした?!」
「今、車のボンネットに女の人が乗ってたの!」
「・・・女の人なんていないよ。気のせいじゃないか?」
文字数 1,116
最終更新日 2021.07.30
登録日 2021.07.30
プルプルプルプル・・・繋がらない。
彼に何度も電話をかけているのに、まったく繋がらないのだから嫌になる。
「もう、私の誕生日だっていうのに!
文字数 1,286
最終更新日 2021.07.30
登録日 2021.07.30
目を覚ますと、俺は真っ暗な部屋の中にいた。
たしか、頭をガツンと殴られたんだ。
それからの記憶がすべて飛んでいる。
文字数 1,266
最終更新日 2021.07.26
登録日 2021.07.26