朝起きたら、玄関にモルモットがいた。
しかもそのモルモットは、自分のことを『ミラクルモルモット』と名乗った。
どうやらこのモルモットはミラクルを起こせるらしい。
本当か?
半信半疑だった俺が目にした最初のミラクルとは──。
……食パンが、フランスパンになった。
いや、しょぼいな!
そんなミラクルモルモットと過ごす、少し不思議な日常の物語。
その行く末は──
文字数 1,182
最終更新日 2026.08.31
登録日 2026.08.31
うちの高校の陸上部はレベルが高い。
それも、県大会で毎年優勝するほどに。
そんなうちの陸上部の秘密は、全員が変人であることだ。
文字数 615
最終更新日 2026.08.30
登録日 2026.08.30
初めて短歌詠んだらたのしかったのでもっといっぱい詠みたいって場所です。
楽しんでもらえたら嬉しいです。
文字数 695
最終更新日 2026.08.29
登録日 2026.08.13
『弱体化日焼けサロン SUNDOWN』
弱体化ってなんだ。
焼けるのか。
それとも黒さを弱体化して、逆に白くなるとか。
文字数 816
最終更新日 2026.08.28
登録日 2026.08.28
蝿を食べたことがある。
腹が減っていたからではない。
羽音がうるさかったからでもない。
ただ、独りだったから。
文字数 793
最終更新日 2026.08.27
登録日 2026.08.27
朝、姉の悲鳴で目を覚ました。
「ブラジャーが流れてる!」
意味がわからなかった。
そして、テレビからはもっと意味のわからない言葉が聞こえてきた。
「本日は全国的にブラジャーの液状化現象が見られます」
はあ。
どうやら今日はブラジャーが液状化する日のようだ。
文字数 726
最終更新日 2026.08.26
登録日 2026.08.26
休日、駅前で『今日からあなたも石! 初心者さん大歓迎!』という無料セミナーのチラシを渡された。
暇つぶしのつもりで参加した俺を待っていたのは、「石は動かない」「石は返事をしない」と真剣に語る講師と、それを熱心にメモする参加者たち。
いったい石とは何なのか。
なぜ大人たちは本気で石を目指しているのか。
世界一意味のわからない自己啓発セミナー。
その先で主人公を待っているものとは──?
意味がわからないまま巻き込まれていく、シュールで少し不思議な日常コメディ。
ぜひ読んでください。
文字数 1,394
最終更新日 2026.08.25
登録日 2026.08.25
会社へ向かう途中にある、ごく普通の赤い自動販売機。
ただ一つ普通じゃないことがある。
俺にだけ、とんでもなく口が悪い。
コーヒーを買えば馬鹿にされ、小銭を入れれば説教され、エナジードリンクを買おうとすれば麦茶をよこされる。
けれど、その辛辣な言葉は不思議と俺の生活を見抜いていて――。
性格最悪な自動販売機と疲れた会社員の、一週間の少しおかしな交流コメディ。
文字数 1,136
最終更新日 2026.08.24
登録日 2026.08.24
シークヮーサー新幹線は大きな問題を抱えている。
その問題があるにも関わらず運転を行おうなど、絶対にあってはならない。
文字数 556
最終更新日 2026.08.22
登録日 2026.08.22
誕生日プレゼントは、ハッカ飴が一個。
去年は銀杏、一昨年はきれいな石、その前は赤い落ち葉だった。
私はそれを大切に机の引き出しにしまった。
隣のベッドのおばあちゃんは、団子は「幸せの味」がすると教えてくれた。
いつか食べてみたいな。
季節が巡り、次の誕生日。
今年の誕生日プレゼントは、なにがもらえるんだろうな。
文字数 886
最終更新日 2026.08.21
登録日 2026.08.21
その本は、雨の日にしか見つからない。
雨宿りで立ち寄った古びた本屋で、僕は奇妙な一冊を見つけた。
『雨の日に読む本』
売れないはずのその本を、なぜか僕は買ってしまう。
雨が降った、たった一日の出来事。
けれど、その日を境に、僕の見ていた世界は少しだけ変わり始める。
文字数 1,483
最終更新日 2026.08.20
登録日 2026.08.20
昔はよかった。
この言葉を口にしたら、自分がおっさんになったことを認めているのと同義だと思う。
だが、それでも言わせてくれ。
昔はよかった、と。
時代は変わる。言葉も変わる。
わからないものが増えていく。
それはつまり、私が時代に取り残され始めたということなのだろう。
このままではいけない。
そう危機感を抱いた私は、ある決断をする。
──若者言葉を、使ってみよう。
これは、時代に取り残されたおっさんの、ささやかな挑戦の物語である。
文字数 698
最終更新日 2026.08.17
登録日 2026.08.17
すべては、たった一言から始まった。
「なあ、なんか最近花粉ヤバくないか?」
花粉症に悩む先輩と、それに付き合わされる後輩。
二人が交わすのは、どこにでもありそうな他愛もない会話。
──のはずだった。
これは、花粉によって人生を狂わされた人たちの物語……ではない。
文字数 650
最終更新日 2026.08.16
登録日 2026.08.16
高校二年生の僕は、平凡な毎日に刺激が足りないと感じていた。
友達もいる。勉強も運動もそれなりにできる。不幸ではない。
それでも、何かが足りない。
そこで僕は『ドーパミンを出す方法』を探し始めた。
しかし、ネットで調べても出てくるのは運動や趣味、人との交流といったありふれた答えばかり。
もっと劇的なものが欲しい。
そんな僕の前に、ある朝、いつもとは少し違う一日が訪れる。
はたして、退屈な毎日を変える方法を見つけることはできるのか──。
文字数 1,962
最終更新日 2026.08.15
登録日 2026.08.15