第16回ファンタジー小説大賞エントリー小説一覧

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 光の王国フィルニア。代々この城下町でパン屋を営んでいた家族に突然の不幸が襲った。  働き盛りの両親が、馬車の事故で突然亡くなってしまったのだ。息子のティルミオと娘のティティルナに残されたのは、多額の借金と猫一匹。  おまけに両親は税金まで滞納していたのだ。  この絶望的な状況に、ティルミオとティティルナの兄妹がなす術なく項垂れていると、ふいに、どこからともなく彼らを導く謎の声が聞こえたのだった。 「お前たちに力を与えてやるにゃ。」  あり得ないことに、飼い猫のミッケが人語を話し出して、困っている二人に降臨したのだ。 「どうにゃ?お前たちが望むなら、我が特別な力を授けてやるにゃ。」  突然の出来事に頭がついていかない二人であったが、普通に働いてたら税金も払えないし借金もいつまで経っても返済が終わらないのだ。  猫の手も借りたい思いだった兄妹は、この不思議な三毛猫の誘いを、戸惑いながら受け入れた。 「分かった。ミッケ。俺たちに力を下さい。」  こうして、兄妹と三毛猫の二人と一匹の、借金返済計画は始まったのだった。 ## ファンタジー小説大賞にエントリーしています。気に入って頂けたら応援よろしくお願いいたします!
24h.ポイント 35pt
小説 18,450 位 / 183,927件 ファンタジー 2,661 位 / 42,235件
文字数 214,355 最終更新日 2024.04.09 登録日 2023.08.24
   訳も分からないまま命を落とし、訳の分からない神様の手によって、別の世界の公爵令嬢・プリムローズとして転生した、美味しい物好きな元ヤンアラサー女は、自分に無関心なバカ父が後妻に迎えた、典型的なシンデレラ系継母と、我が儘で性格の悪い妹にイビられたり、事故物件王太子の中継ぎ婚約者にされたりつつも、しぶとく図太く生きていた。  そんなある日、プリムローズは王侯貴族の子女が6~10歳の間に受ける『スキル鑑定の儀』の際、邪悪とされる大罪系スキルの所有者であると判定されてしまう。  プリムローズはその日のうちに、同じ判定を受けた唯一の友人、美少女と見まごうばかりの気弱な第二王子・リトス共々捕えられた挙句、国境近くの山中に捨てられてしまうのだった。  しかし、中身が元ヤンアラサー女の図太い少女は諦めない。  プリムローズは時に気弱な友の手を引き、時に引いたその手を勢い余ってブン回しながらも、邪悪と断じられたスキルを駆使して生き残りを図っていく。  これは、図太くて口の悪い、ちょっと(?)食いしん坊な転生令嬢が、自分なりの幸せを自分の力で掴み取るまでの物語。  こちらの作品は、2023年12月28日から、カクヨム様でも掲載を開始しました。  今後、カクヨム様掲載用にほんのちょっとだけ内容を手直しし、1話ごとの文章量を増やす事でトータルの話数を減らした改訂版を、1日に2回のペースで投稿していく予定です。多量の加筆修正はしておりませんが、もしよろしければ、カクヨム版の方もご笑覧下さい。 ※作者が適当にでっち上げた、完全ご都合主義的世界です。細かいツッコミはご遠慮頂ければ幸いです。もし、目に余るような誤字脱字を発見された際には、コメント欄などで優しく教えてやって下さい。 ※検討の結果、「ざまぁ要素あり」タグを追加しました。
24h.ポイント 56pt
小説 13,823 位 / 183,927件 ファンタジー 2,060 位 / 42,235件
文字数 365,619 最終更新日 2023.12.09 登録日 2023.08.06
☆完結しました!(2023/11/10) イラストをつける予定なので、完結設定は後日になります。 ※カクヨムに投稿した短編版を加筆・修正し、長編として続きを書いてます。 ※R-15は保険です。虫とか人が死ぬシーンとかが苦手な方は注意。ダイジョブ、ソンナ、グロクナイ(棒)。 〈第一部 あらすじ〉 「転生希望者の方ですか?」  平凡な人生を送り、平凡に死んだ「平英望(たいらひでぼう)」は、異世界への転生を斡旋する事務所「とりっぷ」を訪れる。  非凡な後世を望む彼に、斡旋所の所長である「女神」は三つの転生先の候補を提示する。  ただし、選べる選択肢はたった一つ。英望に提示された三つの転生先の行く末に待つ人生とは……? (主な登場人物) ・平英望(たいらひでぼう)  平凡な人生を送り、平凡な死を遂げた、平凡な男。来世では非凡な人生を望むが……。 ・女神(めがみ)  「異世界転生斡旋所とりっぷ」所長。  金髪、ピンク目、白スーツの怪しげな女。  転生希望者に三つの転生先を提示し、来世を選ばせる。かなりの性悪。 ・平凡仙人(へいぼんせんにん)  とある人物が壮絶な人生を遂げた結果、「なってしまった」仙人。さまざまな異世界を渡り歩き、あらゆる魔術や言語に精通している。  女神の知人で、性悪な彼女から転生者を救おうと暗躍している。なぜか「平凡」と書かれたお面をかぶっている。 〈第二部 あらすじ〉 「転生希望者か?」  人生体験中の女神に代わり、とりっぷ所長を務めることになった平凡仙人。  斡旋業務に慣れてきた頃、悪魔「人生トレーダー」の手により、転生者たちの人生に異変が起き始め……?! さらにその矛先は、女神にも向けられる?! (主な登場人物) ・平凡仙人(へいぼんせんにん)  「異世界転生斡旋所とりっぷ」所長代理。  「平凡」仮面にスーツの男。 ・ヘカテー  美人秘書。ハデスに作られたにしては、常識人。 ・ハデス  地獄の管理者。問題児。 ・マブカ  新人コウノトリタクシー運転手。  帽子を目深にかぶっている。 ・人生トレーダー  悪魔。魂を対価に、「人生をトレードしてやる」と契約を持ちかけてくる。
24h.ポイント 0pt
小説 183,927 位 / 183,927件 ファンタジー 42,235 位 / 42,235件
文字数 244,509 最終更新日 2023.11.12 登録日 2020.08.31
16歳の侯爵令嬢エルネスティーネには結婚目前に控えた婚約者がいる。 23歳の公爵家当主ジークヴァルト。 年上の婚約者には気付けば幼いエルネスティーネよりも年齢も近く、彼女よりも女性らしい色香を纏った女友達が常にジークヴァルトの傍にいた。 ただの女友達だと彼は言う。 だが偶然エルネスティーネは知ってしまった。 彼らが友人ではなく想い合う関係である事を……。 また政略目的で結ばれたエルネスティーネを疎ましく思っていると、ジークヴァルトは恋人へ告げていた。 エルネスティーネとジークヴァルトの婚姻は王命。 覆す事は出来ない。 溝が深まりつつも結婚二日前に侯爵邸へ呼び出されたエルネスティーネ。 そこで彼女は彼の私室……寝室より聞こえてくるのは悍ましい獣にも似た二人の声。 二人がいた場所は二日後には夫婦となるであろうエルネスティーネとジークヴァルトの為の寝室。 これ見よがしに少し開け放たれた扉より垣間見える寝台で絡み合う二人の姿と勝ち誇る彼女の艶笑。 エルネスティーネは限界だった。 一晩悩んだ結果彼女の選んだ道は翌日愛するジークヴァルトへ晴れやかな笑顔で挨拶すると共にバルコニーより身を投げる事。 初めて愛した男を憎らしく思う以上に彼を心から愛していた。 だから愛する男の前で死を選ぶ。 永遠に私を忘れないで、でも愛する貴方には幸せになって欲しい。 矛盾した想いを抱え彼女は今――――。 長い間スランプ状態でしたが自分の中の性と生、人間と神、ずっと前からもやもやしていたものが一応の答えを導き出し、この物語を始める事にしました。 センシティブな所へ触れるかもしれません。 これはあくまで私の考え、思想なのでそこの所はどうかご容赦して下さいませ。
24h.ポイント 269pt
小説 4,612 位 / 183,927件 ファンタジー 796 位 / 42,235件
文字数 228,793 最終更新日 2023.11.07 登録日 2023.08.31
 両親が亡くなって男爵家を叔父に乗っ取られた令嬢のアンナは、騎士だった父から受けた手解きのお陰で、剣を手に取り冒険者として日銭を稼ぎながら弟を育てていた。  そんなある日、ひょんな事から訳ありそうな冒険者ルーフェスと知り合ったのだった。  アンナは、いつも自分の事を助けてくれるルーフェスに、段々と心が惹かれていったが、彼女にはその想いを素直に認められなかった。  何故ならアンナの目標は、叔父に乗っ取られた男爵位を取り返して身分を回復し、弟に爵位を継がせる事だったから。この願いが叶うと、冒険者のルーフェスとは会えなくなるのだ。  貴族の身分を取り戻したい気持ちと、冒険者としてルーフェスの隣に居たい気持ちの間で悩み葛藤するそんな中で、アンナはルーフェスの重大な秘密を知ってしまうのであった…… ## ファンタジー小説大賞にエントリーしています。気に入って頂けましたら、応援よろしくお願いします! ## この話は、別タイトルで小説家になろうでも掲載しています。
24h.ポイント 14pt
小説 29,326 位 / 183,927件 ファンタジー 4,200 位 / 42,235件
文字数 224,832 最終更新日 2023.09.08 登録日 2023.08.24
・2022年9月30日に完結しました。 ・第一回次世代ファンタジーカップ参加作(お題「進化系ざまぁ」) (あらすじ) これは、相手を「ざまぁ」して〈ザマァ〉する物語……。 ごく普通の会社員、狭間(はざま)ヨシタケは、紆余曲折あって死亡し、勇者として異世界に転生する。 ただし彼が転生した世界は、相手をざまぁすることで攻撃魔法「ザマァ」が発動されるという特殊な世界だった。 さっそく伝説の勇者として、王様に紹介されたメンバーと共に旅立ったヨシタケだったが、早々にパーティメンバーの騎士、ザマスロットからザマァ闇討ちされ、戦闘不能に。これによりヨシタケは一方的に戦力外の烙印を押され、パーティから追放されてしまう。 教会で目覚めたヨシタケは治療費を稼ぐため、森へモンスター狩りに出かけるが、スライムの「ざまぁ」要素を見つけられず、苦戦する。 その後、流れ者の魔女、ザマァーリンに救出されたヨシタケは、彼女からこの世界での戦い方を学ぶことに。そして、新たな仲間と共に冒険の旅を再開する。 全ては、憎きザマスロットをざまぁして、〈ザマァ〉するために……。
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小説 183,927 位 / 183,927件 ファンタジー 42,235 位 / 42,235件
文字数 122,348 最終更新日 2022.09.30 登録日 2021.04.15
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