ホラー 記憶 小説一覧
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その日私は、とある田園風景の中にいた。
怖い話というより不思議系の話。
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*飽くまでも作者の頭の中の空想・妄想のご都合主義的な物語となっております。
なので、同じ名称・シチュエーションが有ったとしても現実世界とは何の関係もありません。
*全年齢対象ですが、オカルトや心霊系の話が苦手な方は御自衛下さい。
*タグでのネタバレ防止しています。
センシティブ(配慮が必要)な時は、前書きにて注意喚起しています。
*無断転載、無断引用、無断編集・コピー等お断りします。
*【完結】後、順次『なろう』のほうにも公開を予定しています。
文字数 51,465
最終更新日 2025.03.30
登録日 2025.02.26
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8月3日。昼間の青空がうってかわって夕方には血のような禍々しい赤色に染まった日ーーー。
長谷部陽子は不思議な電話を受け取る。その声は、ずっと聞き覚えがある、あの子の声だった。
陽子は36歳。一児の母であり、尽くしてくれる伴侶がいた。
『…行ってはいけない。会いに行っては行けない。私には家庭があるのだから…。』
そう思いつつも、電話口の声が「来て…。お願い。痛いよ。来て…。」と懇願している。
受話器を置いてしまえばいいのに、どうしてもそれができなかった…。
なぜならその声は24年前…12歳のときに一目惚れした裕司くんの声だったからだ…。
なぜ…今も声変わりせずに小学生のままの声なんだろう……?
不思議と足は助けを求める声へ向かっていた…。
文字数 5,663
最終更新日 2019.07.22
登録日 2019.07.19
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