ファンタジー 男爵令嬢小説一覧

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「お姉様、お姉様って本当に馬鹿ねぇ。 お姉様ってぇ、割り算も出来ないのねぇ」  妹のミシェルは割り算が出来るようです。 私は、割り算なんて出来ません。 ミシェルは割り算どころか比例だの関数だの三角形だの難しい算数や数学の事をたくさん知っています。 それは褒められるべき事なんですが、ミシェルはそれを利用して私に算数数学マウントをして私を虐待してくるのです。  「お姉様ってぇ、馬鹿で無教養だからぁ、利息もちゃんと分からないんでしょぉ〜。 簡単な利息の計算もなんでも弟分のロルトに任せてるわよねぇ。 難しい事は有能イケメン執事のバシリウスに任せてるんだものねぇ。 そんな事でぇ、男爵令嬢が務まってるなんて言えるのかしらぁ」 大嫌いな学校から算数から勉強から逃げ出して、なんで私は計算が難しいしやりたくもない金融なんてやっているのでしょう。 私は自由になれたのでしょうか。 自由、自由とはなんでしょうか。 私は自由を望んでいるのでしょうか。 「利息の計算なんて分からないわよ。 だから何だっていうのよ。 務まらなくても私は男爵令嬢なのよ。 これ以上がたがた文句言うわなら殴るわよ」  私は、ミシェルにお父様お母様にずっと虐待されてきました。 難しい事がたくさんで私はもう何がなんだか分からなくなり、ミシェルを殴っていました。  !!ミシェルは私が忠告してからまだ何も喋っていません!!  まぁ、それもこれもミシェル、貴女がお父様お母様と私を虐待してきたからですよね。 因果応報。行いは返ってくる。自業自得というやつでしょうか。 ざまぁ! 嘘です。 ただ難しい事がいっぱいで私の頭で処理しきれなくなりむかついてミシェルを殴りました。 忠告してから貴女がまだ何も喋っていないのに殴ってごめんなさいミシェル。 でもむかつくのでとりあえず殴っておくわね。 まぁミシェルがお父様お母様と私を虐待してきたのは事実なのですから、構いませんよね。 ミシェル、貴女は私を散々虐待してきましたね。 今更謝ってももう許しませんよ。ざまぁ!! ミシェル、貴女を綺麗な顔で葬儀などさせませんよ。 私を虐げてきたから、こんな目にあうのです。 因果応報というやつではないでしょうか。 自業自得ですね。ざまあ!!
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文字数 6,335 最終更新日 2022.01.10 登録日 2022.01.08
「お姉様〜お姉様って〜弱くてブスだから〜ライルズ男爵家の仕事も聖女の仕事も〜お姉様が代わりにやっておいてね〜 カリィナは〜お姉様と違って〜強くて〜可愛く美しいので〜社交界に行ってくるわ〜」ノミィナ!!お前のような弱いブスは社交界に出せん!! ライルズ男爵家領の仕事と聖女の仕事をしていろ!!お前のようなブスは!!ライルズ男爵家領にいらないんだよ!! なんだ!!何か文句でもあるのか!! 死ね!!お前のような弱いブスに生きてる価値などない!! 死ね!! 死なないなら殺してやろうか!!」  「そうよノミィナ!!貴女のようなブスで弱くて可愛くない娘なんて必要ないわ!! 早く死になさい!! ほら、今すぐ死になさい!! ライルズ男爵家の恥さらし!! 見せしめに公開処刑されたくなければ今すぐ死になさい!! せーっぷく!!せーぷくっ!!せっぷくせっぷくせーっぷく!!」  ブスで弱い私は妹と両親にいじめられ死を望まれてきました。 もう、死んでもいいですよね。 ノミィナ・ライルズに一番死んで欲しいのは私なのです。  あんなにも死を望まれていた私が、イケメン伯爵に溺愛され幸せな日々を送れるとは思っていませんでした。 私、生きていいのでしょうか。
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文字数 839 最終更新日 2021.07.18 登録日 2021.07.18
 「お姉様、お姉様の婚約者のテオバルトをちょうだい」  「そう。ここまで言っても分かってくれないなら貴方に魔法をかけるわ」  妹に魔法をかけ豚にしました。  魔法耐性の訓練もろくにしていない妹は簡単に魔法がかかりました。  「ブヒーッ」  豚になった妹は何やら叫んでいるようです。  「ブヒーッと鳴けるようね。反省したのならブヒーッと5回鳴きなさい。 本当に反省したのなら元に戻してあげるわ」  それから長い時間をブタになた妹と過ごしました。 人間の言葉を話せない妹と肉体言語で語り合ったり 何も言わず隣に座っていたりしました。 2人で夜空を見上げ、私達姉妹は人間の言語ではなく多くを語り合いました。 妹がこんなに我儘になるまで放置しておいた私にも問題がありました。 私はルナリリの姉なのですから、逃げずに妹と向き合い教えてあげるべきだったのです。  「もういいのよ、テオバルトはものじゃないからあげたりできない。 そんな事もう分かってくれたでしょう。 反省したならブヒーッって5回泣いてちょうだい」 ブヒーッと返事がありません。 あれ、おかしいわね。ブタにした始めの頃はよくブヒーッと鳴いていたのに。 それでも5回ブヒーッと鳴く事はなかったわ。 そういえばいつからかブヒーッと鳴くことすらなくなったわね。 それはいつだったかしら。 そう、妹を連れて豚小屋に行った日あたりからかしら。 。。。。いやいやいやいや、ないないないないない。 間違って本物の豚と紛れ込んだとか、ないから。 豚小屋に連れて行った日からもうあの時豚小屋に居た豚は全部食用にして新しいブタと入れ替わってしまったし もし最悪な状況だったとしてももう遅い。 とりあえず解除魔法をかけてみるもブタのままね。 もしかして私、ただのブタと語り合っちゃってました?
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文字数 918 最終更新日 2020.12.29 登録日 2020.12.29
 "最弱婚約者""媚売り婚約者""男に媚を売るのだけは上手い無能力男爵令嬢"と私は馬鹿にされ嫌われていた。  王太子の婚約者は私以外全員チートスキルが使えるのだ、馬鹿にされて当然だろう。  本当の事で間違いなく私は最弱だ。  王太子の婚約者に選ばれたのも王太子に近づき気に入られたからだ。  これで他の婚約者に嫌われないわけがない。  ええ、媚も売りましたよ。当然でしょう。王太子妃になりたいもの。 「お前達に婚約破棄を告げる」  私達100人の婚約者は王太子に婚約破棄を告げられる。 「最後に生き残った1人が俺の王太子妃だ」  王太子妃になるために私達は殺しあう。  「親友の1人も殺せないなら男爵令嬢なんてやめなさい」  男爵令嬢は領地領民を守り、有力な殿方と結婚し、誰を殺してでも領地拡大をしなければいけない。  甘ったれていた私は親友の言葉で、少し男爵令嬢として生きて行く覚悟ができた。  親友を殺し、チートスキルを覚醒させた私は男爵令嬢として生きて行く。  男爵令嬢の生き方は甘くはなかった。  元婚約者達は全員チートスキルが使えるので強力だが、生き延びた敵国の民の処理が 最も辛かった。  ヴァレット・執事・騎士・信じる仲間達と共に戦い絶対に王太子妃になります。
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文字数 1,378 最終更新日 2020.10.21 登録日 2020.10.21
 男爵令嬢の私は、両親から虐待され妹にも虐められ、妹はもっと私が両親に虐待されるように さも自分は良い子で私は悪い子のように仕立て上げられてもっと虐待されて育った。 そこまでして愛されたいのか、これが同じ人間とは思えない醜さだった。 私が妹に同じ事が出来るかと思うと、あまりに下種な行為に気持ち悪くなり そんな事するぐらいなら死んだ方がましだと思える。  妹は地方聖女になり今よりもっと家族に愛されその引き換えに私は なんでこいつ生きてるんだ?お前なんてゴミはいらないんだよというようになった。 元々家族からゴミのように扱われてきたが、妹が地方聖女になってからはより顕著になった。 妹はこれが目的で地方聖女になったのだろう。  婚約者のジャン卿からも私は何も悪くないのに理不尽に婚約破棄される。  ずっと我慢して耐えてきた私も流石に私の中の何かがぷつりと切れる。  もう馬鹿馬鹿しくなった。なんで私が我慢しなければならないの。 私が何か悪い事したのかしら。何一つ悪い事などしてないのだから、身に覚えなどあるわけがない。  婚約破棄を告げられたその場で元婚約者に決闘を申し込まれるし  いいわよ。その決闘受けてあげる。 馬鹿でクズで生きてる価値のない元婚約者を決闘で殺しざまぁwwww  妹からも決闘を申し込まれたので殺してあげた。くっそざまぁwwwww 何これ、ちょーすっきりする。 今まで我慢してきた分解放感爽快感すげぇまじやべぇ。 両親まで決闘申し込んできたんだけど、いくら私の事が嫌いでも 実の娘に決闘を申し込むかしら。 まぁどうしようない馬鹿でクズで外道な両親だからできるのだろう。 ぶち殺して差し上げますわクソ両親。
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文字数 1,126 最終更新日 2020.10.05 登録日 2020.10.05
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