恋愛 断罪小説一覧
婚約を断った男に、ビッチという根も葉もないウワサを広げられた子爵令嬢のキカ。
体目当てに迫ってくる男があとを絶たず、男性不信になりそうになっていた。
そんな時、異国から来た騎士のイアンに出会う。
イアンの人柄に惹かれていったキカは、いつしか恋心を持つように。
キカは幸せを掴むため、ある男への断罪計画を立てるのだった。
しかしその計画は、あっという間に覆されてしまい?!
これはひとりの貧乏令嬢が奮闘し、町に平和をもたらす物語。
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文字数 17,767
最終更新日 2023.07.25
登録日 2023.07.25
周りと波風立てずに生きたかったアメリア・フローレスは、相手が求めるまま適当な社交辞令ばかりを口にしていた。そうしたら勘違いした第一王子がプロポーズしてきたのでさすがに断ったら──
「あれだけ僕に愛を囁きながら断るなんて…! さてはお前わざと誑かしたな! この国を乗っ取るつもりだろう! 国家反逆の罪で処刑してやる!」
(っていやいや飛躍しすぎでしょ。誑かす? 国家反逆? 愛なんて囁いたことありませんけど。……はあ、こうなったら社交辞令なんて口にしている場合じゃない。こんな理不尽な理由で死ぬのは御免だ。平和に過ごすためにずっと隠していたけれど、歴史上最も危険と言われている破壊の魔法を使っちゃおうかしら)
──どうやらこの公爵令嬢、本当に国家反逆するようです。
文字数 6,178
最終更新日 2020.09.21
登録日 2020.09.18
内容紹介
「あらぁ地味で冴えないお姉様ぁ何しに来たのかしら」
「極潰しのくせに厚かましく食事だけは頂こうなんて、頭おかしいのかしら」
「私はお姉様のような地味で冴えない平凡容姿と違ってオガフリム大陸1の美少女なのだから、
殿方が幾らでも貢いでくれるわ」
「お姉様の婚約者のカルタルス様は私が貰ってあげるわ」
「地味で冴えないお姉様より私が妻になる方が嬉しいでしょう」
「お前のような平凡容姿よりララシスのような大陸1の美少女を妻にできる方がカルタルス君も幸せだろう」
「そうよ、こんな失敗作を妻にするなんてカルタルス君が可哀想よ。カルタルス君のためにも身を引きなさい」
家族はどうしようもない馬鹿でクズなので、婚約者のカルタルスが私を愛している事を知らないようです。
「辞めておいた方がいいわよ」
「そこまで言うのなら仕方ありません。忠告はしましたからね」
文字数 2,192
最終更新日 2021.07.25
登録日 2021.01.15
ねえ、こんな「もしも」を考えたことはある?
もし1周分の知識をもって人生をやり直せたら、
今度こそ、うまく生きていけるのに、と。
私は、考えたことが無かった。
何故って――
「おお、生まれたか! 性別は……女か。ならばアイーシャと名づけよう!」
――それが、自分自身に起こる未来だなんて、想像もしていなかったのだから。
※タイトルの徒桜は「あだざくら」と読みます
文字数 20,490
最終更新日 2021.10.17
登録日 2021.10.17
「グリエンド侯爵令嬢!貴様を聖女に怪我及び、あらぬ噂をながし、王族と同等の立場を約束されている聖女の功績を|元《•》聖女の自分がやったと嘘をつき国民に信じさせ混乱を招き数人の貴族の令嬢にしかも自分より爵位が低い令嬢をっ!脅し共犯させた。罪状は以上だ!」
「ルセンド王太子殿下!どれも世迷い言で御座いますわ!|私《わたくし》全く身に覚えがないのですわ。いくら|私《わたくし》を嵌める為だからと言ってもこんなのお粗末としか言いようがありませんわ!だって誰がどう見ても|私《わたくし》を嵌めようとしているんですもの!いくら名門貴族出身の|私《わたくし》が羨ましいからって、あまり|私《わたくし》を怒らせないでくださいな。」
「ひっ。…グリエンド様ごめんなさいっごめんなさいっ」
「ふふっ…あら貴女達ね!|私《わたくし》を嵌めようとした犯人は…。ふふっ、王太子殿下も大概にしてくださいませ。王太子殿下が|私《わたくし》に真剣なお話があるかと思えば酷いですわ!|私《わたくし》王太子殿下の婚約者ですのに、でも今やっと分かりましたわ!何故今まで気付かなかったのでしょう?王太子殿下と聖女様は、騙されていたのですわ!」
「ですがもう大丈夫ですわ!|私《わたくし》が「言うことはそれだけかっ!聖女ユキナに謝る事もせず!あまつさえ!勇気をもって私達に伝えてくれた令嬢達に自分が嵌められて被害者面をしたっ!あまりにも見苦しいぞ!グリエンド侯爵令嬢っ!」」
文字数 10,727
最終更新日 2020.09.02
登録日 2020.09.01
私はアデリナ・モルゲンシュテルン。妹の代わりに今まさに断首されようとしている。
文字数 736
最終更新日 2022.01.07
登録日 2022.01.07