青春小説一覧
自分が運命の人と出会っても、相手はそうは思っていない。自分が好きと思う人がいても、相手はそうは思っていない。それを人々は片思いと言う。
青柳潤星は高校の入学式で「運命の人」に出会った。そう、恋だ。その瞬間潤星は高校生の醍醐味である青春を始めた。でもその青春は、潤星が本当の青春をおくるための踏み台であることに気がついた。本当の青春は潤星が思い描くものとは程遠く、とても辛く、苦しい、そしてとても美しい春だった。
潤星が本当の青春の中で出した自分の生き方とは何なのか。そして潤星はどんな青春を送ったのか。
辛くも美しい展開、待ち受ける衝撃の青春の在り方と感動のラスト。
さぁ、あなたの思う青春の概念を覆してみませんか?
文字数 2,712
最終更新日 2021.08.17
登録日 2021.08.15
一九九四年の夏休みのある日―――。
映画好きの中学生、有間秀明は、趣味のビデオ探索を行っていたレンタル・ショップで、お気に入りの映画監督ジョン・ヒューズの作品について、熱く語る店員の女性と意気投合する。
それは、彼にとって、忘れなれない思い出となった。
翌年、高校に入学した秀明は、クラスメートの女子・吉野亜莉寿に意味深な視線を送られたことが気になりながら、一方で、同じくクラスメートで、趣味の合う坂野昭聞から、思わぬ提案をうけることになった。
「秀明、放送部提供の校内放送で、映画について語ってみないか?」
自分の趣味が生かせるなら……と、昭聞の提案に興味をひかれつつ、彼は放送番組のパートナーとなる相手探しも頼まれることに……。
かたや、吉野亜莉寿は、なにやら有間秀明に想うところがある様で……。
レンタルビデオショップで出会い、映画、小説、音楽、アニメなど、サブ・カルチャーの話題を中心に、急速に盛り上がる彼らの関係の行く先は……?
一九九〇年代を彩った作品群を散りばめながら、将来の夢、進路、恋愛感情に悩む文科系高校生を描く意欲作。
二十世紀末の文化に興味を持つ探求心あふれる若者と、その当時に思春期を過ごした『心が死んでいないオトナ』、そして、一九九〇年代を愛する全ての人に捧げる青春小説、ここに開幕!
文字数 235,850
最終更新日 2021.08.17
登録日 2021.08.11
勤務先の別の営業所から週に二回ほど書類を取りに来るウコンちゃんが気になっていた福地。ある日、突然そのウコンちゃんから休日のデートの誘いを受け、約束してしまった。福地には明子というレッキとした同棲中の彼女がいたにもかかわらず、同じ九州から出てきた福地とウコンちゃんとの関係は急速に進んだ。だが、ウコンちゃんとのことが原因でアパートを出ていってしまった明子を探す福地。寄り道した恋はその方向へ行ってしまうのか、或は元の道へ引き返すのか?
文字数 27,730
最終更新日 2021.08.17
登録日 2021.07.29
レーズンの家の近くには二軒の本屋がある。雑誌を読むにはもっぱら大浦街道に面した大きい方を利用することにしている。倉庫のような白い建物にそれを照らすライティング設置用の黄色い鉄骨、看板には赤く大きな文字でBooKとある。その中にあったアイスクリームを主に売るテナントはオープンして三年程で消えた。レーズン達はよくそこで水風船を買いアイスクリームを頬張った。そこで覚えたラム・レーズンの味は最高。僕のニックネームはレーズンに決まった。 これから何度と淡い春が来て、その度にまた厳しい冬を乗り越えようとも、もう、あの頃と同じ情熱を感じることはないのかもしれない。僕は決して誠実な人間ではないけれど、あの時代に感じていたすべてを忘れることはないだろう。目一杯満喫したから二度と振り返らないなんて言わないし、サヨナラの手を振るつもりもない。あの頃からいろいろと吸うものは変わったけど、カクテルグラスに刺さった安いストローや、濃度の高い煙に巻かれながら、僕らは、この胸、深いところと共謀し、センチメンタルという一生懸命に甘くて、精一杯に酸っぱく苦しいドロップを互いの口に放り込む計画を立てている。かつて、僕のことをレーズンと呼んだあの悪ガキ達の残像が摺り寄って来ては、僕の横腹を突つきニヤっとささやくと、今、僕の横に掛けているのはあの頃とちっとも変わらないチャーミングな女の子。
それは、たった一度の魔法で、僕らはそれを初恋と呼んだ。
文字数 9,581
最終更新日 2021.08.17
登録日 2021.08.16
人生なんて投げ捨てたい。そう思って生きている昨日までの世界が変わりますように。
世界が緩やかにいい方向へ変わっていきますように。
文字数 1,493
最終更新日 2021.08.17
登録日 2021.08.17
ひとつの舞台を作り上げるために、年齢や実績、レベルの違いをどうとらえ、どのように成長するのか。これは、高校生が捧げた約8ヶ月間を描いた青春の物語である。
文字数 791
最終更新日 2021.08.16
登録日 2021.08.16
殺傷力の極めて高いウイルス、『ジャック』が蔓延していた時代。
愛知県本土で公務員として働いていた男・水瀬は、定期連絡が取れなくなったという離島の詩乃島へ調査に訪れる。
島で水瀬を出迎えたのは、ウイルスで無残に死んでいった島民たちの死体の群れと、その中で一人佇む少女の姿だった。
文字数 12,020
最終更新日 2021.08.16
登録日 2021.08.16
花の高校生活も、はや2年目の秋。
そして配られる高3へ向けた進路志望調査。
第一志望は天下の東京大学!?
そんなこと言ったって学内順位は400人中360番。
そんなとこから一歳年下の同級生美少女との勉強生活が始まる。
最後に注意!!
年下って言っても俺が留年したわけじゃないからな!!
文字数 8,487
最終更新日 2021.08.16
登録日 2018.02.13
ドキドキ学園ラブストーリー!ではなく、隠キャぼっち、ゲームはうまい主人公が陽キャに!?なるかどうかわかりません!!!!
文字数 184
最終更新日 2021.08.16
登録日 2021.08.16
夏休みを利用して田舎のおばあちゃんの家に遊びに来た“ボク”。
友達もいなければゲームセンターもない寂れた町には娯楽が無くて。
暇をつぶすために毎日おばあちゃんの家からほど近い裏山を探検するのが日課になっていった。
ある日、カブトムシを追いかけて野山を駆け回っていた“ボク”は、二本の触覚と黒光りする虫みたいな羽を持つ“お姉さん”と出会った。
文字数 12,514
最終更新日 2021.08.15
登録日 2021.08.15
男子バスケットボール部に所属する中学生の僕はやる気に満ち溢れていた。しかし、いくら努力しても結果が出ない。だから僕は妄想することにした。
文字数 237
最終更新日 2021.08.15
登録日 2021.08.15
出会いとは何だろう。時間と何だろう。愛とは何だろう。生きるとは何だろう。人間とは何だろう。
日常に飽き飽きしていた「俺」が、ある出会いをきっかけに「生と死」に向き合います。
文字数 12,437
最終更新日 2021.08.15
登録日 2021.08.10
初投稿失礼しますっ!
強気系女子の由香ちゃんと、弱気系女子可奈ちゃんの恋愛百合日常を書いていきます!拙いけど、よろしくお願いします!
文字数 4,629
最終更新日 2021.08.15
登録日 2021.08.15
逃亡夫が嫁いだ妻母からみた風景、子どもを育てた33年間母はなにを思うのか、人生反抗期な娘、我が道をいく。
母親として女として。訪れた遅めな青春。仕事?家庭?幸せはどこに。
文字数 6,463
最終更新日 2021.08.14
登録日 2021.08.14
学校では才色兼備、心穏やかで優しい主人公、汐崎日向子。だが、家では快活で少し口が悪く弟たちの世話に追われている⁉︎
そんな姿を知ってしまったクラスメート、三島晴太。だが、彼にも裏があった‼︎
学校では明るく優しくそれでいて頭脳明晰、テニス部のエース!だが本当は好きな子への愛が大きく照れ隠しで捻くれた態度をとっていた。
このまま距離を縮めていき恋人に………ではない!
いきなりの体育祭での勝負、沢山のアクシデントが二人を襲う!
美少女×イケメンの互いの学校生活をかけたバトルがはじまる!
ところどころお砂糖モリモリっ
文字数 3,605
最終更新日 2021.08.13
登録日 2021.08.13
文字数 3,794
最終更新日 2021.08.13
登録日 2021.08.13
平凡な毎日を過していたドラムの天才 響音七音は
ある日いつものようにスタジオに行くとそこにはクラスメートである九重音葉と出会う。九重はとんでもない才能を持つギターボーカルであった。
2人の天才と愉快なバンドメンバーが織り成す、
笑いあり青春あり音楽あり恋愛ありの青春スクールストーリー。
文字数 13,157
最終更新日 2021.08.13
登録日 2021.08.13
文字数 5,186
最終更新日 2021.08.13
登録日 2021.08.09
「女子サッカーは、迫力に欠ける」
日本代表選手であり、天才ドリブラーと呼ばれた父、漆葉 玄(うるしば げん)の姿を見て、小学生の漆葉 澪(みお)は、サッカーに励んでいた。
が、ある日、男子の「女子のプロは迫力ないよな」「女子サッカーは面白くない」という言葉を耳にしてしまい、それ以来サッカーから遠ざかっていた。
高校一年になった澪は、クラスメイトに漆葉 玄の娘であると早速バレてしまい、女子サッカー部に誘われる。
「女子サッカーは迫力がないし、面白くない!プロになったって仕方ないんだよ‼︎」と強い口調で断ったものの、クラスメイトの熱意に負けて、とりあえず次の練習試合に出ることになる。しかし、その相手チームは県内でも有数の強豪チーム。
澪は果たして彼女のサッカーを紡げるのか。
これは、とある少女がサッカーに再び心を奪われる話。
文字数 5,946
最終更新日 2021.08.12
登録日 2021.08.12
文字数 4,521
最終更新日 2021.08.12
登録日 2021.08.12
億単位の映画を送り出した大人気脚本家、花園 七星(はなぞの ななせ)と、売れない脚本家、天井 北斗
(あまい ほくと)は、七星が脚本を書いた映画を見に行く。涙を流して見た北斗はある日映画のインタビューを七星が言ったある一言に北斗の心が動く。それは「私は脚本を書く時に必ず気をつけることがあって、脚本を書く事に必ず神様が宿っていることを忘れず書いている。」という一言の言葉からだった。自分も花園 七星みたいな脚本家になろうと心から決めたのだがしかし、その「脚本家」という職業は甘くなくどれだけ原稿用紙に書いてはゴミになるばかりだった。そんな日々を送る毎日だったのだが、ある日北斗あてに一通のDMが、、、、そして花園 七星
が言った一言の意味とは、、?
文字数 1,816
最終更新日 2021.08.12
登録日 2021.08.12
不良DK×根暗JK。
虹町のとある高校に通う男女。
多感な時期。2人にも誰にも言えないそれぞれの小さな秘め事があった。
『一つの小さな出会い』によって、クラスメイトという意外はまるで共通点のなかった2人は互いの意外な一面や共通点を知ることに。
まだ青春を知らない2人の歯車が動き始めた。
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7/28 執筆を開始しましたが、機能に慣れておらず大変スローペースです。長編のつもりですが果たして完成するのか…。
もし良ければお付き合いください。
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♪表紙はぱくたそ(www.pakutaso.com)さんのフリー素材を使用させていただきました。
文字数 8,175
最終更新日 2021.08.12
登録日 2021.07.29