キャラ文芸 あやかし和風ファンタジー 小説一覧
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5件
1
オオカミ様の契約婚約者になりました――兄がやらかしたので、逃げます!――
神代の時代から、人は守り神と共に生きてきた。人は守り神を信仰し、奉ることで様々な加護を得る。守り神は人々の信仰を糧とし、代わりに富や名声、時には人ならざる能力までも与えてくれた…。
豪商、羽立野(はたての)家の娘三葉(みつば)は、家族から妾の子として蔑まれ使用人と同じ扱いされていた。数年後には父の道具として顔も知らない相手と政略結婚させられるのだ…。そう人生を諦めていた時、兄の明興(ともあき)が公の場で財界の重鎮「蛇頭家(じゃとうけ)」との業務提携を一方的に破棄した挙げ句、蛇頭家の一人娘、江奈(えな)に対して「妾になれ」などというやらかしをてしまう。
呆れ果てた三葉は空気である立場を最大限利用して、羽立野家から逃亡し見知らぬ家で女中として働き始めた。……はずなのに、何故か当主の大神弘城(おおかみ ひろき)から「契約婚」をしないかと持ちかけられて。これから私、どうなるの?
大正時代風のあやかし結婚譚。
カクヨムにも掲載しています。
2
鬼の軍神と永遠の花嫁
代々、時を司る能力を持つ久遠家の娘でありながら、何の能力も持たず無能だと虐げられている刻葉。ある日、有力貴族の愛人にされそうになっていたところ、幼なじみの軍人・涼真に求婚され、結婚することに。
幸せな結婚生活を送っていた刻葉だったが、結婚から一年後、鬼に襲われた刻葉を涼真がかばって死んでしまう。するとなんと一年前、涼真が求婚してきた日に時が巻き戻った。今度こそは涼真を死なせないと奮闘する刻葉だったが、涼真はまた鬼に殺されてしまう。
時が巻き戻る度に、いくら刻葉があがいても涼真は命を落としてしまう。十一度目の世界で、刻葉とうとう決意した。
刻葉「私と結婚しなければおそらく涼真さんは死なない。涼真さんの求婚を拒絶しよう」
涼真の命を守るために、彼を冷たくあしらう刻葉。
するとそんな刻葉の元に、冷酷な鬼の軍人として有名な蒼樹が現れる。
蒼樹「君が時戻りの根源だね。……これ以上時を戻されたらたまったものじゃない。お互いの利益のために、結婚しないか」
こうして刻葉は、人間とは相容れない鬼の蒼樹と、契約結婚を結ぶのだった。
3
祭礼の夜に
花丸和奏が小学6年生の時に地元の祭りで務めたのは、『ハナタカ』だった。
その時の記憶に良かったことはひとつもない。一緒に務めた芦屋清彦との仲もサイアクだ。二度としたくない。
そう思っていたのに、高校生になったある日、また『ハナタカ』を務めることに。
―――『ハナタカ』は、小学生がするのに。
そう不満に思って祭りの打合会に参加した和奏だが。
どうやら。
今年の祭りは、
いつもと違う。
4
お祭り金魚【和風あやかし譚】
「旦那様――」
私を呼ぶのは、金魚か人か。
祭りで取った金魚が人になった。
私は女に|朱乃《あけの》と名付け、妻に娶ると決めた。
しかし周囲は彼女を妖かしと決めつけた。
「旦那様も、わたくしを危険なものとお思いですか」
その問いに応えられなかったのは、恐れか。それとも――
5
春野一花は妖に容赦なし
会社を辞めたばかりの春野一花は、帰宅途中に古びた朱塗りの櫛を拾う。
ところがその夜、櫛が突然歩き出した。
逃げる櫛を追いかけた先で奇妙な歪みに巻き込まれ、一花は妖たちが暮らす世界へ迷い込んでしまう。
そこで出会うのは、皮肉屋の妖狐、世話焼きな白蛇、祭り好きの鬼、プライドの高い天狗、そして謎めいた土蜘蛛。
元ギャル女子×一癖も二癖もある妖たち。春野一花のちょっと不思議な日々が始まる――。
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