ライト文芸 再出発 小説一覧
小説AI検索
7件
1
専業主婦十年、夫と息子に「何もしてない」と言われたので、自分の名前で稼ぐことにした
「お母さん、何もしてないじゃん」
小学四年生の息子に言われた。翌朝、夫も言った。そっちは家にいるだけだろ、と。
専業主婦十年。渡される生活費は白い封筒の月3万円。家の通帳は見たこともない。
期限切れのファンデーションを塗り、フォロワー48人のアカウントに写真を上げた。「ダメ出しお願いします」。止まらない通知の中に、短い返信が一つ。
――ひとつずつでいいよ。
早朝の新聞配達に、時給1200円の品出し。夜は簿記の参考書を開いた。額面22万円の雇用条件通知書。初めてのPR案件は、2万5千円。
その秋、夫が昼に誰と会っているかを知った。離婚届は12月24日。
一年後、私の会社の月商は500万円、フォロワーは200万人。港区のタワーマンションの鍵は、私の名前で受け取った。
「家にいるだけだろ」と言った人が、その数字を口にする番が来る。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
全9話。
2
「今月厳しいんだ」と養育費を払わない元夫、反抗期の娘――私を救ったのは、タルトタタンでした
離婚して、子供たちを育てるだけで精一杯の私。
そんなある日、反抗期の娘が言った。
「ママ、タルトタタンを作って」
突然始まった、娘の不可解な行動。
そして私は、子供たちと向き合うことになる。
3
くるみ堂のまいにち
春の風がやさしく吹き抜ける、山あいの町――
ぽんぽんと坂道をのぼった先に、小さなパン屋「くるみ堂」はあります。
都会の生活に疲れた美大生・陽菜は、祖母・澄江の営むこの店でしばらく暮らすことになります。
窓から差し込む朝の光、オーブンから立ちのぼるパンの香り、庭で丸くなる柴犬ぽん太。
お客さんとのふれあい、小さな季節の移ろい、そして“絵を描くこと”との再会。
不器用だけれど、まっすぐに。
パンと絵と、やさしい人たちに囲まれて、陽菜は少しずつ“わたしのまいにち”を見つけていきます。
パンで伝える想い、絵に込める気持ち。
この物語は、あなたの心にもふんわり焼きあがる、“日々の幸福”を届けます。
――読むと、パンと絵がもっと好きになる。
やさしくて、ちょっぴり泣けて、心がふわっとあたたかくなる15話。
4
何様だって言ってやる
売れないミュージシャン・作曲家のユウヤは、大学の先輩ジンと再会し、音楽とは違う才能を発掘されて新たな道を模索する。
*「となりの窓の灯り」、「7階の、もう一つ上の部屋で」と同じ世界線のお話です。今後も同じ世界線の作品を投稿していきます。同じ時を生きているけれど、それぞれの人生が少しずつ絡まっている様子をお楽しみください。
5
海辺の喫茶店には猫がいる
仕事を辞めて、たどり着いた小さな港町。
誰もいない喫茶店で出会ったのは、猫と、珈琲の香りと、静かな波の音だった。
これは、人生の一休みから始まる、やさしい日々の物語。
6
今日もこの、坂の途中で
二十八歳になったある日、凪沙の耳に親友・理央の訃報が飛び込んできた。
彼女の遺したカフェを継ぐと決めた凪沙は東京から故郷の瀬戸内へ戻り、試行錯誤の日々を始めるけれど……。
最悪な出会いをした税理士の久賀や猫のコハクに囲まれながら、少しずつ「何か」を見つける凪沙の、静かな日常物語。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。
7
好きになんてならなければ良かった
努力を重ね、評価と役職を手に入れてきた三輪。
称賛の少ない現場で、結果だけを積み上げて出世街道を進んでいく。
その過程で、かつて支えだった同僚・賢治との関係は静かに軋み、やがて断ち切られる。
居酒屋「のんき」での一夜、残された一枚の付箋が、三輪の選択を決定づけた。
仕事の現実、他者との距離、過去に残した感情。
手放せなかったものと向き合いながら、三輪は新たな場所へ進む。
アイスクリームや何気ない朝食に残る記憶とともに、
一人の働く人間が、自分の人生を引き受けていく物語。
7件