失う 小説一覧

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静かに眠る前に

み~んな綺麗になくなった!残ったのはこの白い肌の躰だけ。どうする? ねぇ、私の話。訊いてくれる? 「……」そっかぁ。もう誰もいなかったんだ。 私の傍には誰もいない。 全てを失い、全てをかたずけ、失った。 失ったんじゃない。 自分で手放した。ただそれだけの事。 もうじき消え去るこの命。 何も残してやるもんか! 綺麗に跡形もなく私の命を燃え尽きさせよう。 でも……、ねぇ、誰か訊いてくれる? 私の最後の言葉を。 登場人物 スレイユ・ミィシェーレ フランス人。フランス育ちの32歳女性 病に侵され、自分で築き上げた会社。Pays de reve ペイドゥリーヴ社の代表の座を奪われる。 余命残り僅かの人生。 愛する人、愛される人とも別れ、全てを失い自分の残り少ない人生の痕跡を、綺麗に消し去ろうとしている。 カオリ・ラヴィナーレ 日本人の母親とイタリア人の父親のハーフ 片脚の無い、小さな教会の修道女。 推定年齢16歳 片岡和樹 かたおかかずき スレイユ・ミィシェーレの恋人。 スレイユの会社の役員でもある。
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夢知

起きている時に見る夢と眠っている時に見る夢。 向かうのが前者、来るのが後者。 今日も夢を見ます。 無知と夢知らせを掛けて「夢知」です。
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2/2の音色

ピアニストだった喜一は、病で倒れたことを機に生き甲斐だったピアノが弾けなくなってしまう。 元マネージャーに、再び復帰することを願われながらも、心の中では再起不能であると自覚し、期待や現実に打ちのめされていた。 そんな時、どこからかピアノの旋律が聴こえてくる。それを弾いていたのは、喜一とよく似た経験を持つ少女、うめだった。
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終わりと始まり

「現代社会」を書いた後のテンションで作りました。 救いようのない展開とか胸糞悪いの好きなんすよ。 それを短編で詰め込んでみました。
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