倒叙ミステリー 小説一覧

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タジ 〜後宮娼婦の事件簿〜

【倒叙 × 中華後宮ミステリー】 ※こちらは第1章の内容紹介となります。  衛尉の飛燕《フェイイェン》は、後宮に嫁ぎ皇帝の寵姫だった姉を、自殺に見せかけ殺されてしまう。  皇帝の子を身籠った結果、嫉妬を買ったゆえの悲劇だった。  不幸はそれにとどまらず、犯人の偽装した遺書によって 『姉のお腹の子は、飛燕との不義による子どもだった』  とされてしまう。  皇帝の怒りを買い、処刑の危機にまで陥った飛燕。  彼は自身の無実を証明するべく 『遺書が偽装であること』  ひいては 『事件の真相と犯人の究明』  をする羽目になってしまう。  そのためにはまず、後宮の中を調べなければならない。  手始めに飛燕は、後宮に仕える妹の小鳥《シャオニャオ》に相談する。  すると小鳥は飛燕にこう語るのだ。 「いい? お兄ちゃん。後宮にはね。  全てを見通す『鷹の目』がいるの」  と。  そうして飛燕が紹介されたのは、 『タジ』  と名乗る、静かな雰囲気を纏った異民族風の女だった。
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『皇后を殺したのは寵妃様です。下級宮女の私は犯人を知っていますが、姉を殺され、母に売られたので後宮ごと地獄に落とします』

後宮最下層の下級宮女・鈴花は、ある夜、見てはいけないものを見てしまう。 皇后の薬湯に毒を入れたのは、皇帝最愛の寵妃・玉蘭妃だった。 だが、鈴花は何も言えない。 玉蘭妃は皇帝の寵愛を一身に集め、女官長も医官も宦官も、すでに彼女の手の内にある。 翌朝、皇后は死に、罪を着せられたのは鈴花を妹のように守ってくれた上級女官・明霞だった。 「私はやっていない……鈴花、お願い、忘れないで」 明霞は拷問の末に自白させられ、処刑される。 しかも死の間際、彼女は鈴花に謝った。 「ごめんね。私も最初は、あなたを利用するつもりだった」 信じていた姉代わりの女官も、自分を道具として見ていた。 さらに鈴花を後宮に売った実母は、玉蘭妃の手先として現れる。 「余計なことを言うんじゃないよ。お前ひとりが死ぬだけじゃ済まないんだ」 母に売られ、姉に利用され、犯人には脅される。 味方など、どこにもいない。 そんな鈴花の前に現れたのは、後宮監察を担う若き宦官・黎星。 彼は鈴花を救う代わりに、冷たく告げる。 「お前の目が必要だ。皇后毒殺の証人として、俺に使われろ」 助けてくれた男でさえ、鈴花を人ではなく証拠として見ていた。 けれど鈴花は、もう泣かない。 下級宮女は、誰にも見られていない。 だからこそ、すべてを見ている。 妃の衣に残った香。 薬湯の器に沈む銀の曇り。 夜半に門を通った宦官の足音。 女官たちの嘘。 皇帝の見て見ぬふり。 そして、寵妃の美しい微笑みの裏に隠された偽りの懐妊。 皇后を殺したのは玉蘭妃。 だが、皇后を殺せる後宮を作ったのは、そこにいる全員だった。 鈴花は決める。 叫ばない。 許しを乞わない。 正義を語らない。 ただ、後宮の奥に腐り落ちた罪を、一つずつ暴いていく。 「私は下級宮女です。妃様方の嘘を聞く耳も、床に落ちた証拠を拾う手もございます」 犯人は分かっている。 でも証拠はない。 そして犯人も、鈴花が見ていたことに気づいている。 毒と密告、裏切りと偽りの寵愛が渦巻く後宮で、名前もなき宮女の復讐が始まる。
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鳳凰宮の夜狐 ~後宮の義賊と紅の侍女~

永安は古代中華帝国「鳳華(ほうか)」の都として栄華を極めていたが、庶民たちの間では義賊の話題で持ちきりであった。 親孝行の娘の家に銀貨の詰まった財布が投げ込まれたといった噂の一方、役人たちはその姿を血眼になって探していた。 なぜなら、その銀貨は本来後宮でしか流通していない「華銀(かぎん)」と呼ばれる特殊な貨幣だったからである。 犯行の様子から始まる「倒叙ミステリー×中華後宮」
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【完結】大琮食菓異聞 生贄の宮女と皇帝の奸計

琮(そう)王朝・天章年間。京師はおおむね平和であった。だが宮廷では、改革を求める「新令派」と、守旧を求める「旧律派」とが激しく実権を争っていた。 地方出身の少女「杏杏/シンシン」は、後宮に新入り料理人として雇われた。右も左もわからない中、皇后付きの下級宮女「桃桃/タオタオ」と仲良くなり、共に忙しい日々を送っていた。 だがある日、桃桃は宮中の道観で殺害される。何者かが邪悪な禁術を行い、桃桃は儀式の生贄として捧げられたのだという。 場の状況から、術を行ったのは皇后の曹氏と特定された。長く寵愛を失っていた皇后は、皇帝の心を引き寄せるため禁忌に手を染めた。そのために、忠実な侍女であった桃桃を犠牲にしたのだという―― ――はたして、本当にそうだろうか? 杏杏は疑いを抱く。あの朗らかだった桃桃が、そのような恐ろしいことに関わるだろうか。 疲れ果てた表情の曹皇后は、その手で人を殺せるような人物だろうか。 桃桃の正当な弔いのため、杏杏は、記録官の「小青/シャオチン」と共に不審な点を調べ始める。その調査がどこへ行き着くのか、予測もしないままに。 すべてを共謀したのが、寵愛第一の妃たる林貴妃、そして今上皇帝その人だなどとは、まったく知らぬままに。 北宋風架空王朝が舞台の倒叙ミステリーです。 作中名詞は、主要3人の綽名(杏杏/桃桃/小青)を除き、基本的に日本語読みとしております。 架空王朝が舞台ではありますが、ファンタジー的要素・超自然的要素は登場しません(信仰や祭祀はされています)。 プロット作成支援・設定作成支援に生成AIを利用しています(本文はすべて筆者が書いています)。 表紙画像 / 写真AC さくら✿様 https://www.photo-ac.com/main/detail/33935305
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後宮心字録〜呪われた婚礼衣と四神の花嫁〜

瑞凰国では次期皇帝となる皇太子・黄龍淵の正妃を選ぶため、国を支える四神を奉じる四大名家から一人ずつ姫が召し上げられた。 青龍を奉じる東陵家の姫・碧瑶、朱雀を奉じる南宮家の姫・紅玉、白虎を奉じる西門家の姫・白玲、玄武を奉じる北辰家の姫・雪蘭である。 しかし、北辰家から参加した姫は、本物の雪蘭ではなかった。 出立直前に倒れた双子の姉・雪蘭に代わり、生まれた時からその存在を隠され続けてきた双子の妹・宵月が、雪蘭になりすまして参加していたのだ。 宵月には、人がその瞬間に抱く最も強い感情が、一文字の漢字――「心字」として頭上に浮かび上がって見えるという、特殊な能力があった。 そして、妃選びが始まった翌朝ーー東陵家の姫・碧瑶が、皇太子妃だけに許された鳳天衣をまとい、密室となった鳳凰殿で死体となって発見される。
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【完結】下級妃・玲華は宮女殺しの謎を追う〜犯人は同じ宮の宮女。だが玲華はそれを知らない。なぜ別の女官が罪を認めたのか。殺された宮女の秘密とは

「私……知ってるのよ。春蘭の秘密」 その脅しひとつで、無実の女官は殺人を自白した。 「私が首を絞めました」 夜明け前。 下級妃・玲華のもとへ、宮女が殺されたとの報告が届く。 自ら犯人だと名乗ったのは、古参女官・翠玉。 被害者である宮女・春蘭を、妹のように気にかけていたはずだった。 翠玉は、春蘭を恨んでいたのだと語る。 しかも隣にいた宮女・明鈴まで、翠玉が春蘭の首を絞めているところを見たと証言していた。 玲華は、翠玉の告白をどうしても信じられなかった。 「彼女たちの話は、なにかがおかしい」 このままでは、翠玉が春蘭殺しの犯人にされてしまう。 なぜ翠玉は罪をかぶったのか。 かつて皇帝に召されたことのある春蘭は、どんな秘密を抱えていたのか。 そして玲華は、夜が明ける前に真相へたどり着けるのか。 ひとりの宮女の死に隠された真実を描く、中華後宮ミステリー。全29話。
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後宮のお困り相談人- 後宮・事件未満録 -

後宮の相談事を聞く役人・子安。 そんな彼の前に現れたのは、新たに後宮へ入った下級妃・杏華。 明るく豪胆な彼女は、なぜか子安の仕事に興味を示し、共に後宮の相談事を解決するようになる。 日常の些細な相談事。しかし、その裏には後宮という閉ざされた場所が生み出した歪みが潜んでいた。 そして杏華自身もまた、ある目的のために後宮へ来ていた。 これは、人の心が生む「事件未満」を紐解く物語。 ※ 一応、完結にしました。もし、続編を希望のコメントいただけたら続編を考える予定です。
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本能寺炎上事件簿 ~多恵子は風の中~

444年前、本能寺は燃えた。そして歴史は繰り返す。 被害者は、いつだって信長。 容疑者は、いつだって家臣全員。 しかし、真犯人は、いつだって多恵子だった。 ー多恵子って誰?
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